またやっちゃったよ、ムスタファ皇子・オスマン帝国外伝シーズン4 32話ハイライト

 ここはキュタフヤ

ララムスタファが入ってきた。そし帝都からの手紙について話し始めた。

皇帝がエルカスを援助しながらサファヴィー朝の王タフマースブを打倒するための遠征することを決断し、帝都の守り役にムスタファを任命したとのことだった。

「そうか、長い間遠征に出かけなかったからな」とバヤジトは素直に喜ぶがララはムスタファが留守居役を仰せつかったことが気になるらしい。

バヤジトは戦場でセリムよりも強いところが見せられるとよろこんだ。もしセリムが帝都をまかされたらそれができないからだ。

 「お許しください、けれども私はあなたのようにれいせいではいられません。ムスタファ皇子との仲が大変よろしいことは存じています。ですがもしいつか皇位につきたいとお考えならば 、距離を保たなければなりませんよ」

と言われてバヤジトは不服そうな顔をした。その時ドアのノックする音が詩フーリジハンが入ってきた。

彼女は少し前にララにキュタフヤをさるように言われた。「バヤジトのそばにいたい」というただそれだけの理由のために 、えらい情報をララに流出したのだ。

さてそのフーリジハンが入ってきた。 バヤジトが狩りに行ったあとまだ二人は会っていなかった。フーリジハンはバヤジトの顔がみたくて来たのだが、ボスニア生まれのララは「皇子様、皇女様」と慇懃に挨拶をして出ていった。

だがその時のララの何やら怪しげな目つきが気になる。彼はハティジェ皇女の夫ヒュスレヴの兄弟で、ソコルルパシャのいとこにあたる。もともとはヒュスレヴの口添えで宮殿に入ったらしい。今はバヤジトの相談役として彼を皇位につかせるために全力を尽くしていたが、後にセリム側に寝返る。理由はヒュッレムが亡くなって、スレイマンがセリムを推していたからだ。

何はともあれ今はバヤジトのために働いてる。彼は皇帝にある手紙を書いたのだ。その手紙が庭でバラの花の香りをかぐスレイマンい届けられた。(トルコの方はバラをこよなく愛する) 

スレイマンが手紙を読み始めるとかをが険しくなった。

「・・・残念なことにムスタファ串様はフズルパシャの娘ミフリュニーサ様秘密に結婚したことをしりました。二人の関係は長い間続いていた模様です。そして彼女は懐妊し子供を授かったそうです」

というよな内容だった。 

スレイマンとムスタファが危機を乗り越えようやく平和が戻ったと思った矢先の出来事だった。

スレイマンは手紙をくちゃくちゃにつぶした。彼の頭はやかんに見えた。彼の頭からぐらぐらと沸騰した熱い湯気が見えた。

一通の手紙でムスタファは窮地に追い込まれたのだ。(裏切ったのはバヤジトではなくフーリジハンと言うことだ。でもフーリジハンの一途な気持ちもわかる。恋する女性は時には好きな人と一緒に入れるなら何でもするものだから。時にはそれが他人を傷つけてしまうことがあっても・・・)

またやっちゃったよ、ムスタファ皇子は・・・なぜこうも何度もスレイマンを怒らせるのだろうか!(とはいうものの実際は生まれた子はシーズン3で出てきたルメイサの息子なので、この事件はドラマの中だけで起こったことになる)

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