インドの歴史的人物 chanakya チャーナキヤ プルの師
チャーナキヤさんが出てくるときのテーマソングがすごい! チャーナキヤchanakyaは実在の人物で、インドのマキャベリーとも言われたすごい方です!
彼はチャンドラグプタが造ったマガタ国マウリヤ朝(BC317年~)の宰相として有名ですが、 プルの生きた時代にも確かに存在していました。
古代タクシラ大学出身です。 タクシラはすごいところだったんですね。この時代にもうすでに大学があるなんて・・・
現在はパキスタンに位置するタクシラは古代から交易路が交差する重要な場所でした。
マガタ国の首都パータリプトラへの道
北西のバクトリアへの道
シュリーナガルの渓谷からシルクロードへの道
この三つが交差している場所にあります。
ですのでバクトリアから来たアレクサンドロスがインドで初めて出会うのがタクシラということになったんですね。
24話・25話ではタクシラに手紙を出したのは、プルがいたからではなく、タクシラがバクトリアから来た場合インドの入り口になるからなのです。
チャーナキヤはその情報がたくさん集まるタクシラの大学の先生でもありました。
彼が記したといわれる著書に サンスクリット語で書かれた『実利論』があります。
本についてこんな説明があります。
”インドでは古来ダルマ(法)とアルタ(実利)とカーマ(享楽)が人生の三大目的とされてきた.古代インドの名宰相カウティリヤの作と伝えられる本書は,アルタの立場から揺ぎない権力の確保のために王が採るべき権謀術数を説いたもの. これに比べれば『君主論』など「たわいないもの」だとヴェーバーは言った.”(アマゾン.ipより)
内容は
修養
長官の行動
司法規定
刺の除去
秘密の行動
基本としてのマンダラ
六計について
災禍に関すること
出生する王の行動
戦闘に関すること
共同体に対する政策
弱小の王の行動
城砦の攻略法
秘法に関すること
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チャーナキヤさんのイメージは下の画像を見た限り 、ポロスに出てくるチャーナキヤさんより細面ですね。目がとても聡明そうですね^^
不明 - Cover of <a rel="nofollow" class="external text" href="http://www.american-buddha.com/cult.kautilyaarthashastra.htm">Kautilya Arthashastra</a>, translated by R. Shamasastry, Bangalore Government Press 1915, パブリック・ドメイン, リンクによる