新・オスマン帝国外伝~影の女帝~キョセム シーズン2 E41の3,4 イスタンブールの街が火の海に!
空を飛んだヘザルフェンはムラト皇帝からお褒めの言葉を預り贈り物もいただいた。だが皇帝は彼にもう飛ぶのはやめよ、アナトリアに行けと命じた。二人アナトリアの情勢を調べるため喜んで出かけた。二人とも新し物好きで旅行も大好きのようだ。
きっとアナトリアのいろんな面白いことを彼らは伝えてくれるにちがいない、実際エヴリヤは『旅行記』という書作の中でオスマン帝国全域の様子を記している。もちろんアナトリアについても記事を残していた。 もしかしたらこの時の経験が描かれているのかもしれない。
そして2人が出かけた後イスタンブールは大変なことになった。
キョセムの花押を盗んだアイシェはそれをバヤジトの母にわたし、それはシナンパシャに渡された。
シナンパシャはうその手紙を書き、花押を押した。誰もが疑いなく会合場所へやってきた。
民阿は船にのせられそして火を放たれた。生きたまま焼かれ死んでいった。
これらの人々はキョセムの重要な忠臣たちだった。それだけでなくシナンパシャは街にも火を放ったのだった。
それを見た皇帝は街へ急いで出かけた。そして火事の中から人々を救うために働いた。ようやく火がおさまったころ、ある女性がムラト皇帝に暴言を吐いた。
彼女はこの火事で家も家族もすべて失った。いつも不安定だったイスタンブールのことにふれ、「ムラト皇帝は反逆から民衆を守ることができなかった」と 叫んだ。さらに悪いことに「バヤジトが王だったらいいのに」と言ってしまったのだ。
その言葉を聞いた皇帝も、バヤジトも、そしてシナンパシャの顔が一瞬にして悪くなった。
バヤジトはこの言葉で窮地に追い込められた。
アティケはついに真実を知ってしまった。二人を見てしまったのだ。ふらふらようやく部屋に戻ると、苦しみに耐えられなくなったアティケは毒薬を飲もうとした。
そこへキョセムが来るようにという伝言が入った。
アティケは少し飲んだ形でそのままキョセムの部屋へ行った。ところがそこで火を見るなりアティケは倒れてしまった。
本当は火をもいたからではなく毒のために倒れたのだ。
そのことを知ったファルヤは彼女に毒を吐かせようとする。
救出成功!彼女は助かった。よかった!
でもこの後助かったアティケは刀持ちを姉の恋を認められず、姉に怒りの矛先が向けられた。
一度刀持ちはアティケの姉をあきらめたのだったが、その後アティケの姉が会いに来て、二人また元のようにもどった。お互いの愛を誓い合った。その時にアティケは姉と刀持ちを見たのだった。
またまた話がこじれる。
わあ、キョセムはほんとに大変だ!
ムラトは言うことを聞かないし、カシムとバヤジトの中は険悪になる。そして二人の娘は3各関係がこじれて最悪の仲になっているのだから・・・