ポロス 古代インド英雄伝 シーズン3 29話 チャーナキヤがプルに協力することに・・・

プルが隠れ家に行くとそこには待っている人がいた。バムニ王だった。
彼はチャーナキヤのおかげで無事タクシラの宮殿から逃れることができた。

プルは再会を喜び、足にくちづけするあいさつをしようとするが、そのあいさつを止めバムニ王は彼を抱きしめ讃えた。
今回プルは一人で戦ったのだ。そしてかなりの打撃をアレクサンドロスの軍に与えた。タクシラの裏切りにもかかわらず一人で戦い抜いたプルをバムニ王は誇りに思った。

プルが死んだといい知らせは、アヌスヤの元にも届いた。シヴダットはもうアヌスヤに用はないといってナイフを投げつけた。ところがそのナイフをアヌスヤは右手で抑え、さらにそれ青彼に投げかえした。

すごい腕だ!
でもシヴダットにはそのナイフは当たらなかった。
いやあてなかったのだ。
そして「今あなたの命を奪うことができたのです。でもそれはプルの仕事です」といってプルが死んだことを全く信じていない様子だった。
インドのお母さんはみんなこのように息子を信じるのだろうか?信頼が強すぎる・・・(インドの方々の母親への愛情は日本に比べて強いかもしれない。)

プルはこれから先の戦略を考えていた。そしてチャーナキヤにインドを守るための協力を申し出た。
彼はバムニ王が王につくならば協力しないと答えたのだ。
え!だい好きなバムニ王を王位にもどさないつもりなのか?
 

そうなのだった。彼はプルを王にと考えていたのだ。
それに対するバムニ王の反応は?
バムニ王は王座に執着するような人ではなかった。王座が真の統治者を選ぶと考えていた。
そして今その王座にふさわしいのはプルであると、つまりチャーナキヤと同意見だと表明したのだ。
なんとも普通の王にはできないふるまいだ。彼にとってもインドを守ることが最優先だった。そのためにふさわしい王は誰かと考えた時、バムニ王は素直に息子のプルがふさわしいと結論するのだった。
これは誰にもできることではない。王座に就くものはその座に執着するのが普通だ。そういい意味でもバムニ王はほんとに素敵な人柄だと思う。

プルも最初躊躇していた様子だったが、インドの守護者としてインドを守るためにそうしなければならないのなら受け入れると言った。
そしジェーラム川にインドを守ると誓った。(彼にとってこの川はは母のようなものだった)
まずはパウラヴァを奪還しそれからほかの部族の者たちと協力してアレクサンドロスと戦うつもりだった。
こうして彼らはパウラヴァへ向かった。

ジェラーム川 はヒュダスペス川(Hydaspes ともいわれている現在のジェルム川のことだ。インダス川の支流にあたる。インド北西部をながれる川でタクシラはこの川の西側にあたる。1960年水利権はパキスタンにある。この川をアレクサンドロスが渡った時点でインドは窮地に陥ることになる。

そのためジェラーム川で彼を食い止めることがポロスにとって必須なのだが、プルは果たしてどのような戦略を立てるのだろうか?

 

 

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