トルコ歴史ドラマ オスマン帝国外伝とインド歴史ドラマポロスの相違点

戦いは防衛のみに徹したのがパウラヴァで

拡大し続けようとする考え方をもって発展したのがオスマン帝国だ。

また

母親に対する態度は絶対的敬意とでもいうような確固たる信念があるのがポロスの時代には描かれている。

さらに母国に対する忠誠は何よりも優先されるという考え方も強くある。

これに比べてオスマン帝国外伝で描かれている母親に対する態度は時と場所によって変わる感じだ。さらに愛国心も

人々の都合で変化している気がする。


ポロスでは善悪がかなり明確になっていて、一人の人物像が最初から最後までぶれることはない。

もし裏切るにしてもそれなりの理由が存在するので、わかりやすい。


それにくらべてトルコドラマの場合一貫性がないように感じる。善人と悪人が明確でないのだ。

善人と悪人が明確でない。

時代や立場によって同じ人が違った振る舞いや正反対の考え方をするばあいがあり、とらえどころがない

ので、悪だか善だかがはっきりしないこともある。それに対し、インドドラマポロスの場合、

悪人は悪人のそして国賊は国賊というはっきりした概念ががある。

そしてルールに従わなかったものは、たとえ王でも王子でも悪いとされる。

ところがオスマン帝国外伝ではトップの意見がすべてみたいなところがあって、

そのルールが臨機応変に変わる。

そこに人間臭さを感じるのだが、インドドラマポロスを見た後はなぜかすっきりした気分になる。

例えばアヌスヤのように、一貫して自分の思想を貫く人物がいるが、オスマン帝国外伝の女性たちはほぼ、

子供の将来のためにということで悪いことにも手を染める。

ここが大きな違いだと思う。


現実的なのはオスマン帝国外伝の登場人物たちだが、

理想的な人物像を描き切った感があるのがポロスだと思う。

8月に始まる「新オスマン帝国外伝影の女帝キョセム」に至っては、

外国とのやり取りの描写も少なく、戦いの様子も激変する。宮廷内でのいざこざ帝国内の反乱

の話題が多い。

宮殿に住む妃たちの目標もみな同じように似たり寄ったりだ。

ところがインドドラマポロスに出てくる女性たちはみな素敵だ。

アヌスヤやラチの人物像は言うまでもないが、アレクサンドロスの母やアンビ王子の母

そしてロクサネやバルシネも魅力的な人物像だ。

女性が弱く愚かで勇敢ではないなどと言ったらばとが当たりそうなくらい

どの登場人物も強く勇敢で、強い意志を持っている。

これらが現在のインド人の憧れの女性像なのか、実際にインドの女性たちがそうなのかは

知り合いがいないのでわからないが、

どちらにしても、私たち女性を勇気づけ元気にしてくれるのは間違いない。


オスマン帝国外伝の女性像とはかなり違っている。

帝国も熟してくると女性たちも剣を捨てこのように内向きな感じで

女性たちの行動が規制されるようになったが、

「創始者オスマン」の時代ではそうではなかった。

女性も剣を学び馬にも乗り、アヌスヤたちのように剣をもって戦っていた。


ポロスの時代はパウラヴァの末期の頃のお話だが、オスマン帝国末期では侵略するよーろぱ軍勢に

勇敢に女性たちは立ち上がり、戦ったといわれている。

アタテュルクも建国には女性たちの働きが多かったことを認識していた。

ということで

2つのくにドラマから見た考え方の違いを見て来ましたが、皆さんはどのように考えられますか?

気概があったら是非教えてください。

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