ポロス 古代インド英雄伝 シーズン5 18話 女性へ敬意を払うプルの姿勢は最高!

女性が火をつけること

パウラヴァでは葬儀が行われていた。

その中にはダスユの王も含まれた。

火葬だった。火をつける役は重要な役なのだがその仕事をラチにというプル。

聖職者たちは反対した。聖典に反するというのだ。

プルは「女性の役割は重要で、子供を産み育てるだけでなく母国を守る戦士でもあるのに、なぜ葬儀にもその役を果たせないのか?それは不平等だ」といった。そんな決まりなら従わないとまで・・・

プルの言うことはごもっともだ。

インドの女性は強く、戦争にも参加し母国を守ろうとする。ラチのような女性は男性に何も引けを取ることはないだろう。

こうしてプルに意見が採用され、ラチが火をつけた。

このシーンは今までの中でプルが最も素晴らしいと思った瞬間だった。

それまではバムニ先王がなんかいいなあと思っていたけれど、

プルも彼に負けず女性に対してとても敬意をはらった言動をする。

プルや勇敢だが、こういう点でも現在なかなかプルのような人は見つからないだろう。

このドラマはいたるところで女性を尊敬し、とても大切に描いている。

そこが特徴的で、今までにない歴史ドラマだと思う。(たいてい歴史ドラマでは男尊女卑の考え方が根強く残っていることが多いので)

ダナナンダに撒いた嫉妬の種

ダナナンダはパウラヴァに到着する前に、アレクサンドロスに会いに行った。

そして彼を威圧し、去るように言うが、アレクサンドロスは頭がよかった。話の中で

彼になんとプルへの嫉妬心の種をまいたのだ。

それがのちにパウラヴァを崩壊させることがあできるカギになると考えたのだ。

そうとも知らずダナナンダはプルのもとへ向かった。

パウラヴァでは大歓迎を受けた。プルに賛同するほかのクシャトリアもやってきた。

ところがダナナンダを見ると、彼らはすぐに部屋へ行きたいといい始めた。

そのためダナナンダと口論になった。

プルが「同じ母を持つ外敵と戦うのか、それとも兄弟同士で血を流すのか?」と問いただすと、彼ら母国を守るために結束する道を選んだ。そしてプルをたたえた。

だがそれはダナナンダのプルへの嫉妬心が芽を出させてしまった。

アレクサンドロスの思うようになってしまったとは・・・

嫉妬心のためにダナナンダはプルを裏切るのだろうか?

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