母性愛あふれる メルイェム・ウゼルリさんの写真から母性愛を考える
オスマン帝国外伝でヒュッレム役を演じたメルイェムウゼルリさんは2014年に長女ララさんを授かりました。長い間スクリーンに出演していないメルイェムさんですが、今年の1月第2子リリコイちゃんを授かりました。今彼女は子育てに奮闘中。
最近のインスタに投稿された写真には首が座った感じのリリちゃんとララちゃんと母親らしいメルイェムさんの顔がうつっていました。多くのハートマークがつきました。
とてもやさしいそうな母性愛あふれる写真ですね。
今私は何となく母性愛という言葉を使ってしまいましたが、母性ととはどんなものでしょうか?母性は
”女性のもつ母親としての性質。母親として、自分の子供を守り育てようとする本能的特質。” (goo辞書引用)
そして母性愛は
”母親としての子供に対する本能的な愛情。”(goo辞書引用)
イギリスの詩人ロバート・ブラウニングは、
”母性愛。すべての愛は、そこに始まり、そこに終わる。”と表現しています。
ドイツの社会心理学、精神分析、哲学の研究者・エーリッヒフロムは
”母性愛のもう一つの側面は、生きることへの愛を子どもに植えつけ、「生きているというのはすばらしい」「子どもであるというのは良いことだ」「この地上に生を受けたことはすばらしい」といった感覚を子どもに与えるような態度である。”(引用『愛するということ』)
母性愛に肯定的な考え方が多い中、
『悲しみよこんにちは』で有名になった小説家フランソワーズ・サガンさんはこんな風にも言っています。彼女は息子が一人いました小説家として成功をおさめ、裕福にんなりましたが、その後さまざまなことが起こり晩年は困窮した生活の中この世を去りました。
彼女は母性愛についてこのように感じていました。
"(息子があなたのすべてか?との問いに)わたしに大災難がふりかかれば、息子がいてもわたしはやはりとても不幸になるでしょう。わたしが片想いをしたり、友だちを亡くしたりしたら、息子がいてもわたしは悲しむでしょう。母性愛だけに生きるなんて化物のようです、わたしはそうではありません。"
といっています。化物というのもすごい表現ですが、確かに一理ある気もしますが、皆さんはどう思われますか?
女性は母性愛とだけでなく、様々な愛の側面を同時に持っているのかもしれませんね。 皆さんの中にはどのような形の愛が存在するのでしょうか?
機会があったらいつか是非教えてください。