蛇女は船に穴をあける! 船が沈む~~~~ ポロス 古代インド英雄伝 シーズン3 9話

 偽の弟マラヤを船の中に連れ去った蛇女は、その子を柱に縛り、それから船にナイフで穴をあけた。

そんな力がどこにあるのかというと蛇から取ったもう毒液が彼女にとっては活力になるらしい。

彼女はその毒液を飲みそれから穴をあけたのだった。

プルたちは懸命に穴をふさごうとしたが船はとうとう沈みだした。プルはみんなに船から逃げるように命じた。自分も海に身を投げるときに、マラヤ(弟の名前)を思い出した。彼らはどうも逃げていないようだと気が付いたプルは、しずみゆく船の中へ戻っていった。

プルが助けに来ることは絶対ないと言い張った蛇女だったが、プルはその期待を裏切った。

マラヤの言う通りプルは助けに来たのだった。

決して自分の命と利益だけを考えていないことを証明したが、蛇女は助けに来たことを好機とみて背後からプルを襲おうとした。

ちょうどその時蛇女の頭に物がぶつかり、彼女は倒れた。

プルたちはどうにか船から逃げることができたが、今度は蛇女の後ろから巨大なわにが彼女を食おうとしていた。

すこし離れたところにいたプルはマラヤを桶に入れ、彼女を助けるために急いで泳いで向かった。

寸でのところで彼女は助かり、プルはわにと格闘になった。

その様子をあっけにとられた様子で見ている蛇女、

彼女はこの時何をかんがえていたのだろうか?

プルが自分を助けに来てくれたことに驚いてありがたいと思ったのか、それとも自分を助けに来てくれたプルがわにに食われて死んでしまえばいいと思っていたのか、彼女の表情からは読み取れない。

思えば彼女もかわいそうな身の上だった。父親に売り飛ばされたらしい。だから彼女は誰も信じていない。人が人を助けるなんてことは考えにも及ばないのだ。

さあて、これからどうなるのだろうか?まだまだ蛇女はプルの命をねらうのだろうか? 

最期にプルはわにをナイフで見事倒したことをお知らせしておこう。

 ダレイオスとアレクサンドロスの戦いは今始まろうとしていた。
アレクサンドロスは兵士たちを鼓舞した、さすアレクサンドロス!鼓舞がうまい。アレクサンドロスの話を聞いた後、兵士たちの目は輝き始めた。

 アレクサンドロスは10万にもの敵を目の前にして、揺るがなかった。それだけでなく彼は なんと戦う前に一人でダレイオスの顔を見に行ったのだった。

昔の日本でも、武士たちは名乗りを上げてから戦うという習慣があったようだけれど、

この西ヨーロッパの戦いでも過去にはこうして優雅に敵の大将同士が戦う前に言葉を交わすということがあったのかもしれない。

今ならそばまで来たんだからその時打ち取ってしまえばいいのにと思うのだが、それは騎士道精神みたいなものに反するんだろうなあ(この当時騎士道も武士道もなかったはずだけど・・・)

蛇女がどう対応するかすごく気になりますね。それからダレイオスにアレクサンドロスがなんていうのかもきになるわあ)

 

 

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