蛇女にかき回されるプルたち ポロス 古代インド英雄伝 シーズン3 7話
襲撃にあった村で助けた姉と弟がいた。彼らを自分の村まで届けるためにプルたちは二人を船に乗せた。
ところが弟は初め姉を覚えていないと言った。
姉は「襲撃のショックで記憶を失ってしまったんだわ。何か食べて休めばよくなるわ」と言い、弟を連れてデッキの中へ入っていった。
そして弟に思い出させようと必死で話し始めた。母親父親そして村のみんながどうやって亡くなったかを彼女は弟に話した。
村人の多くは井戸の水を飲んで死んだ。
父と母はある女に首をつかまれ、体全体が薄水色になり死んだ。
こうしているうちに弟はようやく事件当時のことを思い出した。そして彼女が姉でないことも思い出したのだった。
ところが姉を偽るその女は、「本当のことが思い出せたのなら、私を姉と言い続けるのよ」と言って目で脅した。
弟はその女の正体を思い出したばかりだったから、そうするしかなかった。
村人たちすべてを殺めたのは彼女だったのだ。
暗殺者がすぐそばにいるとも知らず、プルとラチは楽しいひと時を過ごしていた。暗殺者はその晩勝負に出た。プルの部屋に二匹の毒蛇を放ったのだ。母親に手紙を書いていたプルは、かすかな蛇の移動する音に気が付き、見事一匹をナイフで捕まえた。もう一匹は机の上にあったインキをかけ、蛇が目をくらまさせたすきに蛇の喉を捕まえ海へ頬り投げた。
何ともプルは強い!
気が付かれたと思った蛇女は逃げようとするが・・・
マケドニアのアレクサンドロスとペルシャのダレイオスはイッソスへ向かった。そこで血栓が始まるようだ。