愛国心が憎悪に勝つ! ポロス古代インド英雄伝 シーズン2 32話
プルの働きかけで民衆も罪人もそしてバムニ王の兄シヴダットも、インドを守るために立ち上がった。バムニ王は
「父としてまた王として過ちを犯した。だがインドの子として正しい道を選ぶ」と言ってプルの側にたった。ダスユも、そしてハスティも・・・
皆が団結したのだ。
あわてたのはペルシャの王ダレイオス、まさかの展開にダレイオスは狼狽した。
望みの綱はタクシラの王アンビ王だった。彼ならまだ愛国心よりも復讐を優先するかもしれないと必死だった。
だがタクシラも「とげよりもまず蛇の首を取る」といってンドン人であることを優先したのだ。
こうしてみんながインドを守るために手を結んだ。
そしてダレイオスに向かって進撃を開始した。
壮絶な戦いが繰り広げられた後インド連合軍が勝利した。
プルはダレイオスを生かして返した。ヨーグルトを持たせて。
敵の大将を生かすというのは歴史ドラマで今まで見たことがないが、インドの歴史ドラマではそのようなことも起こるのだろうか?
インドドラマはなんだかすごくいいなあ。
みんながインドのためには怨念をすべて捨てることができるということをしっかり描いている。(怨念や報復という負の気持ちでは決して国を統一することはできないだろうから)
インドという国が一番大事だということがよーく伝わってくるドラマっだった。
だがダレイオス往生際が悪かった。ヨーグルトのツボを投げまた戻ってくると言ったのだ。
すると
インド人たちはみんなで手を握り合った。
特にバムニ王がタクシラのアンビ王に手を差し出し、それをタクシラの王が握った。そしてタクシラの王の右手はバムニ王の兄シヴダットの手をにぎったのだ。わあかんどうてき!
あんなにも憎みあっていたもの同士が手を握り合った!!!
バムニ王はプルに許しを請うがプルは「父は謝りではなく、祝福がふさわし」いといってバムニ王に平伏した。
バムニ王とプルは抱き合った。そしてプルを父と初めて呼んだ。バムニ王は涙した。
その時プルは「一つだけお願いがある」と言った。
王はもちろんそれを聞き入れた。
お願いとは叔父シヴダットの赦免だった。「彼は国のためにすべてをしてきた。彼の意図は国のため。意図が大事だ」と言うのだった。
バムニ王は彼を赦し復職させ、抱き合った。こうして兄と弟がまた仲直りした瞬間が訪れた。
ということで、みんなが仲良くなって本当にうれしい!
インド万歳!インドドラマ万歳!
素敵な感動をありがとう!
(シーズン2の最終回でもやっぱバムニ王が最高でしたね!)