ポロス古代インド英雄伝 シーズン3 14話 バルシネをプルは救い出すことができるか？

 プルたちは難関突破しバルシネのいる部屋までたどり着いた。ところがそこへアレクサンドロスがやってくるという知らせをアンビから受け取ったため、いったん逃げるのを中止しバルコニーの外へと隠れた。

アレクサンドロスはダレイオスからの手紙をもってやってきた。ダレイオスは戦争で一人逃げたのだったが、和平を持ち掛けてきたのだ。

勿論アレクサンドロスはその申し出を拒否した。っして必ずダレイオスの息の根を止めると王女たちと王妃の前で断言したのだ。

そのことをプルたちもバルコニー越しに聞いていた。

そしてダレイオスのいる場所がバクトリアだということを知った。

プルたちはいったん王女たちを逃がすのを中止してダレイオスのところへ向かおうとした。プルたちが行っても何が変わるのかわからないが、 プルはなぜかそう考えた。

プルはダレイオスを助けるつもりなのか？

そんなことはないと思うが、でも王女たちを救うためにはダレイオスに今の状況を知らせなければならないと考えているに違いない。

右にはアレクサンドロス、左にはダレイオス、この二人のどうしようもない人々の間でプルは王女たちを無事に救うことができるのだろうか？

それどころかプルは本来の目的でもあるマケドニア軍の偵察には手を付けていない。今はバルシネ王女を救うことしか考えていないようだ。

もしここでペルシャがマケドニアを阻止できなかったら、次に狙われ襲われるのはインドだ。

となればプルはダレイオスと協力してマケドニアを倒すという考えもありかもしれない。

インド本土ではみんなが一つになっているわけでもない。いつまたインドは分裂するかもわからない。

ダレイオスの敵は今やプルの敵でもある。共通の敵に両方が結束すれば勝ち目はあるかもしれない。 

アレクサンドロスは王女バルシネをどうするつもりだろうか？ダレイオスの手紙にはいくつかの申し出があったが、その一つにアレクサンドロスと結婚させるという条件も掲げてあったのだ。

王女はカニシカと結婚させられそうになったが、今度はアレクサンドロスと結婚することになるのだろうか？ 王女の運命も本当にかわいそうな感じがする。好きな人と結婚もできないばかりか、自分の国を征服したたものとの結婚はつらいものがあるだろう・・・

でもプルが何とかしてくれるに違いない・・・プル頑張って！王女を助けて！