毒娘(蛇女)はプルの誠意を受け止めたのだろうか? ポロス 古代インド英雄伝 シーズン3 10話
砂浜にたどり着いたみんなだが、そこで毒娘(蛇女)はマラヤに諭される。「プルお兄ちゃんはいい人だよ。ぼくのお父さんが言ってたけれど、人は生まれたときはみないいひとなんだ。不運が人を変える。一生懸命生きれば、あなたがいい人になることをじゃまするものはないよ」と言った。毒娘はその言葉に少し心を動かされたようだったが・・・
みんなは毒娘の正体を知った。そして彼女を取り囲んだ。その時矢が飛んできた。毒矢だった。
向こうから女の兵士たちが続々とやってきた。プルに矢が当たりそうになったが兄のハスティが助けた。
何とか逃げ隠れたが、ここは毒娘の仲間のなわばりの地だったようだ。
プルはまたもや絶体絶命に陥った。
ところがあのプルに助けられた毒娘が今度はプルたちを救おうとした。プルの真心が通じたようだ。
(いいなあ、人間て!彼女は自分を助けてくれた人を信じることができたんだね)
彼女はおとりになって他の毒娘たちの注意を引いた、そのすきにプルたちは武器を取り攻撃した。
結果プルたちが勝ったのだが、プルの腕には傷が・・・
そしてその傷は青くなっていった。
そうなのだ毒が体に回ってしまったのだ。
それを知った毒娘は、何やら筒を取り出しこれは毒消しだと言って渡した。
プルは飲むのか?
もし毒ならば完全におしまいだ。
プルは彼女を信じた。そしてその筒を飲み干すと、傷は見る見るうちによくなった。
ところでイッソスの戦いはどうなったのだろうか?
何とアレクサンドロスは敵の前を横切って移動し始めた。そこへ追手が・・
こうすることでペルシャ軍を二分しようとしたのだ。
まさにこの作戦が成功し、
あの強靭だったファルスがついに命を失った。(彼はゼウスの息子だったのだね)
ゼウスは彼の首の遺体を見て深く悲しみに沈んだ。どうやら戦う気力も失せてしまったようだ。
彼は弱気になっていた。どうやって勝てるのかと。
ダレイオスは必死にみんなを鼓舞するが、どうも空回りのような感じがする。
それにくらべアレクサンドロスの鼓舞はすごい!
なんだか必ず勝つような気がしてくる鼓舞の仕方なのだ。
というわけで明日も戦いは続くようだ。いったん日が暮れたので戦いは休止になった。
一日目はアレクサンドロスが勝った。明日はどうなることやら・・