トルコドラマ『オスマン帝国の創始者 クルルシュ・オスマン』エピソード31の1
モンゴルと戦うのは?
オスマンたちを攻撃するためにモンゴルのゲイハトゥがアナトリア中部のコンヤから出陣した。当時コンヤはセルジューク王朝の首都だったが、モンゴルに奪われつつあった。
息子をオスマンに殺されたという換言を真に受けたゲイハトゥはオスマンに復讐しようとしたのだ。
エルトゥールルは彼らに対して息子サヴジュに応戦を命じた。
この決定にオスマンは不服だった。怒りと焦りがオスマンの態度からは手に取るように分かった。
今までずっとオスマンが先頭に立ってモンゴルとたたってきたのだ。そんな彼を出陣させないなんて父親は何をかんがえているのだろうか?
オスマンにも父の本意が彼には分らない。
父は「この道はつらくば外道のりだ。時には休ませることも大事だ」と考えていた。
とはいえオスマンの出陣をととめることのできる者はいなかった。
彼は二人の仲間とともにゲイハトゥ軍のもとへ向かった。
ところが行く手には縄が張られていた。
待っていたのは兄のサヴジュだった。
兄はオスマンの行動を見抜いていたのだ。
オスマンは一緒に連れて行ってくれと頼むが、兄は「もしお前に何があったら父はなんとするだろう」
と言って断った。
だがそれでも無理にでも行こうとするオスマン。
果たしてオスマンはモンゴルと戦うことができるのだろうか?
ニコラとの和平
叔父のデュンダルはニコラのもとへ向かった。
ビザンツのニコラとは和平を結んでいたのだが、
それをニコラは裏切ったのだ。
そこで交渉をしに行ったのだが、ビザンツとは手を結ぶことができるのだろうか。少し前サヴジュがニコラの砦に乗り込んで彼の家来を倒したばかりだったからだ。
登場人物
オスマン オスマン帝国の創始者
サヴジュ オスマンの兄
デュンダル オスマンの叔父
エルトゥールル オスマンの父
ニコラ ビザンツの長
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