新・オスマン帝国外伝~影の女帝~キョセム~登場人物 サフィエ前母后
登場人物 サフィエ
1550年生まれのサフィエ妃は貴族の娘で海賊に捕らわれ奴隷としてイスタンブールに連れてこられた。本名はソフィア。
ドラマの最初にエリザベスからいただいた猫をとてもかわいがっている様子が描かれていたが、彼女はエリザベス1世と親交を持っていた。彼女だけでなく母国ヴェネチアのスパイとして活躍していたとも気われている。
スレイマン皇帝の息子セリム2世の息子のムラト3世に寵愛されて、
ヒュッレム妃、ヌールバーヌー妃に続き権力を握っていた。
サフィエ妃が孫のアフメト皇帝に絵を見せその絵に恋したアフメト皇帝のために、キョセムをとらえてイスタンブールに連れてこさせた。
ドラマでははじめアフメト皇帝の母ハンダン母后と対立していたので、このキョセム拉致事件もアフメト皇帝の心をとらえ自分の思うようにさせようとした試みでもあった。
かわいそうにキョセムはそのために遠い遠い国へ連れてこられてしまったのだ。
サフィエ妃は最初キョセムを手名付けようとしたが彼女が従順に従わなかったため
彼女の父や妹(ヤーセミン)まで使ってキョセムを抑えようとした。
だがキョセムは強かった。
サフィエ妃には決して屈しなかったため、彼女はムスタファの母であるハリメ妃をも利用した。
アフメト皇帝を亡き者に資ムスタファを皇位に着けようとしたのだった。
そのことがばれて、サフィエは 乙女の塔に幽閉されることに・・・
その時キョセムの友のイスケンデルが優しくしてくれたのだが、その時イスケンデルとサフィエ妃はは自分たちが親子だとは知らなかった。
のちにサフィエはビュルビュルを通じて真実を知り喜んだ。
そして新たな野望が生まれたのだった。
彼を皇帝に!
と考えたのだ。
そして新たな策略を練り始めた。ところが
イスケンデルが乗る気ではない。彼はキョセムを初めて会った時から好きになっていたのだった。
そのためにキョセムに危害を加えることができなかったのだ。
そのイスケンデルを説得しサフィエは頑張ったが、キョセムに見抜かれイスケンデルは死んだ。
希望を失ったサフィエは最後にキョセムを訪ね二人気にになるとコーヒーを飲んだ。
そのコーヒーには毒が・・・
彼女は自ら命を絶った。
彼女の人生もやはり権力の犠牲になったのだと思う。