「ヤバニ」Yabani トルコドラマ15話16話
15話
ウムトの死を悲しむ3人は、それぞれの思いを抱えながら仲たがいしていく。
3人を結び付けていた絆はウムトだということがみんなにわかったの瞬間だった。ジェスルにはチャーラが、アスィにはアラズがウムトを亡くした痛みを共有した。
そしてヤマンはといえば、何をしても心の穴は埋められなかった。とうとうウムトの墓に抱き着いたまま気を失った。
そこへルヤとギュヴェンが現れ彼を解放するが、それでも彼の心は鎮まることはなかった。
人の死とはこれほどまでに生き残った者たちの心を狂わせてしまうのだろうか?
ヤマンはこのまま壊れてしまうかと思ったが、母のネスリハンが来て彼に冷静さを取り戻させた。
それは4枚の写真だった。 ウムトは死んではいないこの4人の若者たちの中で生きていると・・・
そうなのだ。ウムトは臓器を提供したのだ。4人の一人はヤマンの妹だった。
メティンは逮捕された。妻が告訴したのだ。
だがメティンは妻の秘密の写真を持っていた。それを示すと妻は態度を変え告訴は取り消した。
メティンは家に戻り、ルヤの前でメティンは良い父親だったとメテインの妻は告げたのだ。
ギュヴェンはウムトをひき逃げした犯人を追っていた。そのことに気づいたヤマンも犯人探しを・・・
二人は犯人を突き止め犯人の部屋に向かうと、そこにはセルハンがいた。
犯人は逃げようとしたが、ヤマンが捕まえた。
犯人はセルハンの指示でメティンを引こうとしたのではなく自分の意志でやったと強く主張した。
犯人もまたセルハンに脅されていたのだ。彼の家族が人質になっていた。
16話
ウムトの葬儀後ソイサラン一家が
家に戻ると重大な発表をするアラズ。
ヤマンがギュヴェンの息子だと云ってしまった。アラズハ先日母と祖父が話しているのを偶然聞いたのだ。
ヤマンは壊れ、セルハン夫は悲しいいふりをし、ネスリハンは子供たちから避難を浴び、家族はバラバラになった。
ルヤの家ではメティンがルヤとの空白を埋めよう必死だった。そばにいる妻は冷ややかな目でメティンをみていた。ルヤは父を断固居視した。
そんな時ヤマンがいなくなったと知り、ルヤはヤマンを探し出す。と同時にヤマンの実の父ギュヴェンともヤマンを会わせた。
父と和解し、母ネスリハンをも許したヤマンだが、どちらの家族とも一緒に住むつもりはなかった。
こうしてヤマンは元の家に戻ったのだった。
ストリートチルドレンたちが催す12月31日の新年を祝う会にヤマンは呼ばれ、楽しい時を過ごした。
その帰り、大変なことが起こった。
母の嘘に傷ついたアラズはやり切れない気持ちをルヤとヤマンにぶつけようとした。
そしてルヤとヤマンが乗った車に正面衝突をしたのだ。3人とも一緒に死ぬつもりで・・・
結果ルヤとヤマンを乗せた車だけが、崖から転げ落ちた。
二人は助かるのか?