シン・セギョン&チョ・ジョンソク主演 魅惑の人 3話、4話
ヒスは大君との囲碁の対決を延期した。
それはヒスの素性を知る男が現れたからだ。
彼はヒスのことを思って直ちに男装はやめよというがヒスは言うことを聞かずそのまま家に帰った。
ヒスの父は明に密書を送ったことの罪を自分で背負い、罪人として清へ連れていかれた。
泣きながら見送るヒス・・・
だがヒスの悲劇はそんなことではとどまらない。
大君が間者で明の密書の黒幕である証拠をつかもうとして、囲碁を打っていたものたちが捕まった。
それはヒスを探すためにだったのだが、ヒスの味方の遊郭で働く女性も捕まって拷問にかけられた。
大君が黒幕だと言えと脅迫されたのだが、その女性は毅然として最後まで嘘は言わなかった。
そのことを知ったヒスは自ら出向き、女性を釈放するようにと訴えた。だがそんなことに誰も見向きもしなかった。
そこへ大君がやってきて、罪のない人々を拷問するなといった。
王様のご命令だと答えるので、その足で王様を訪ねた。
すると王は大君が自分を裏切って謀反を起こそうとしているといい、大君の話見耳も傾けず大君を切ろうとした。
その瞬間王は口から血を吐いて倒れた。
そして自分を毒殺したものを捕らえ、自分の子を覆う抜けるようにと言い残した。
それを聞いたのは大君と侍女だった。
王君はなぜかここから急激に人が代わる。最初は芝居だと思っていたがそんなことはなかった。
大君は王の遺言をみんなに告げず、自分を王に指名したと言い放ったのだ。
証人は例の侍女だ。
これに対抗して偽の供述書を作成し大君を捕らえようとした敵は、反対に殺された。
敵の部下が裏切ったのだ。
大君は王になった。
ということはヒスたちはぶじか・・・
と思いきや、ヒスたちを処罰したのだ。
遊郭でヒスを助けてくれていた女性は、処刑される前にに死んでしまった。
ヒスはすきを見て逃げ出したが、追いかけてきた役人に切られ海へ落ちた。
それから3年がたち、都では囲碁の対戦相手を募るお触れが出ていた。
そこへヒスことモンウが現れたのだ。
囲碁の対戦をするために・・
ヒスは今は復讐心に燃えた悲しい人物になっていた。
それにしても思いもよらない展開だった。まさか王になるためにあの大君が嘘をつくなんて・・・
さらヒスをかばわず、刑に処するなんて・・・
意外なことばかりが起こるが、それでも王になった大君は実は何か目的があったのではないかと考えてしまう。
あんなに国を思い民を思っていた人が、こんな風に変われるはずないから・・・