ヒュマーシャーから見た「新オスマン帝国 キョセム」第3回 (49話)
ヒュマーシャーさんの登場時間はすくなっかあたですが、短時間の間にも表情の豊かさがよく表れた話でした。
最初はキョセムに会いに行き、子供たちにボンジュクという斜視から守ると言われているお守りをつけてあげました。
一緒に食事をしたのですが、キョセムの話はヒュマーシャーにとっては、聞くのがつらい話だったかもしれません。
というのもキョセムは父親がサフィエによって殺されたことを話したのです。
サフィエはヒュマーシャーの母です。
それでも彼女は丁寧にキョセムの話を聞いていました。
座り方や、食べ方がとても素敵ですね。
それからビュルビュルとの会話で登場しました。
ヒュマーシャーは母に面会に行くところで、ビュルビュルはそのことを知って、猫の餌と手紙を彼女に持たせました。
付き添いはイスケンデルでした。ズルフィカールが毒にやられて寝込んでいたからです。
イスケンデルと二人乙女の塔に向かう船の中の出来事です。
彼女はビュルビュルから渡された手紙を読んでしまいます。
そこには衝撃的なことが書かれてありました。
イスケンデルがサフィエの息子でありヒュマーシャーの弟であるという真実です。
それを読んでからイスケンデルを見つめた彼女の表情が忘れられません。
複雑な思いを見事に表現していました。
今目の前にその弟がいる!
彼女は死んだと思っていた弟に会えたのです。
その奇跡のような状況で、彼女は母に会ったのでした。
さてこれから3人はどうなっていくのでしょうか?