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ニギャールを偲んで・・・ オスンマン帝国外伝シーズン3 

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みなさん、ついにニギャールが逝ってしまいましたね・・・彼女のいないオスマン帝国外伝はとても寂しい感じがします。そこでニギャールの最期を音声にしてみました。お時間がありましたら一緒に、聞きながらニギャールを偲びませんか? おもえばヒュッレムが宮殿に初めて来たとき、ニギャールはヒュッレムより偉い立場だったんですが、その時彼女がヒュッレムにこのハレムでどうすれば成功するかを教えましたよね。

ミフリマーフの子アイシェがさらわれた。犯人は? オスマン帝国外伝シーズン3 84話ハイライト

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 ニギャールは波止場までやってきた、腕には赤ちゃんを抱いている。リュステムたちも必死で何かを探していた。 陸路は封鎖され、残るは港だけだった。兵士がそのことを伝えると  「あらゆる場所をくまなく探せ。聞き込みを知ろ、必ず目撃者がいるはずだ。」とリュステムは命じた。  その時マトラークチュが市場で店の者と会話しているのが見えた。そこでリュステムは 「ナスフ・エフェンディ」と呼びかけ、マトラークチュがあいさつをすると、リュステムは 「皇女がさらわれた! 私の娘ヒューマシャーをさらったのだ。 「なぜそんなことを?」 「それはお前が答えろ!マトラークチュ! 私を嫌っている者の一人がお前だ!そうだろ!」と言いがかりをつけた。 そのころにニギャールは小舟を持つ漁師に話しかけていた。 「すぐに、向こう岸に行かねばなりません。後生だから私をあちらへ連れてってください」と頼んだ。 「いやだめだ、しごとがあるから」 と断るが、ニギャールは何度も頼むと赤ん坊がむずがった。ニギャールは 「エスマヌル、私の娘、泣かないで」とあやしながら、また漁師に頼んだ。 「子供が病気なの。すぐに行かなければならないの。 夫が待っているの」と言われて、その善良な漁師はニギャールを信じかわいそうだと思って、息子に連れて行ってあげるように言った。 やさしい漁師だ。ニギャールはどうやらその赤ん坊を自分の娘と思い込んでいるようだ。 娘は確か見つからなかったはずだが・・・ ところでリュステムとマトラークチュの話は続いていた。 「私は全く関係ない。どうやったらそんなことを思いつくというんだ」というがリュステムは怒りと不安でマトラークチュの言うことなど全く信じていないようだった。 だがマトラークチュは「まず知っていることは話さないと探せない」というようなことを冷静にいい返した。そこへマルコチョールがやってきた。そして 「とうとう誰が犯人かわかりました」と伝えた。すると 「誰だ?!自分の手で内臓をえぐり出してやる」 というとマルコチョールは 「ニギャールさんです」と答え、証拠のピアスを見せた。 「これを一人ですることは不可能だ。彼女は消えた。(行先を)誰も知らないのだ」 と困惑した様子でリュステムは言った。 すると、「私は知っている」とマトラークチュが言った。そして「このために戻ったのか・・・」独り言のようにつぶやいた。

イブラヒムの墓の前でマトラークチュがあった女性は? オスマン帝国外伝シーズン3 83話ハイライト

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  マトラークチュが久しぶりにイブラヒムのお墓を詣でるとそこに一人の哀れな女性が座っていた。 「誰なのだ、お前は?」と声をかけた。するとイブラヒムのために祈っていた女性は両手の平出で顔を覆いなぜるように下におろした。 (これはトルコでの祈りのやり方で両手の平を上に向けて死者の冥福を祈ったり聖なる書の一節を唱えたりする、それから今のニギャールのように顔をなぜる真似をする) そして振り向いた。 彼女はマトラークチュの知り合いだった。 この場所をしっているのはごく限られた人々だけだ。イブラヒムを埋葬したときにいたマトラークチュと数人の墓を掘った部下たちと、シャーとこの女性ニギャールだけだった。スレイマンが秘密にするように命じたのだ。 その女性は振り向いた。 (勿論皆さんにはこの女性が誰だかすぐおわかりになったと思います。そうです、ニギャールです)マトラークチュは 「ニギャールさん?!」と驚いたようにだが静かな声でつぶやいた。 ニギャールの顔は青白くまるでゾンビのようだった。 「ここで何をしているのだ」といいながらマトラークチュは彼女を立たせようと手を貸した。 そうでもしないとニギャールは立ち上がることさえ困難な様子だったのだ。 「どうしたんだ?」 とマトラークチュは聞いた。 「私に聞かないで」と妙なことを言い、それから 「数日前に着ました」 と答えた。 「独りできたのか?娘はどこなのだ? 」 「見つけられませんでしたマトラークチュ様」 というとマトラークチュは残念そうな顔をした。 「あなたが教えてくれた場所へ行きましたがいませんでした」 というと「そうか」とマトラークチュは頷きながら、さらにニギャ―ルの言葉に耳を傾けた。 「行ってしまったようです。どこにもいませんでした、なにも見つかりませんでした。彼(イブラヒム)の家族も私の娘もいなかったのです」と続けた。   「なら直ぐの意戻ってきていたらよかったのに」と 彼はとても悲しそうに言った。 「もう少し探したかったのです。でも無駄に探してつづけてしました。お金が無くなったのでどうすることもできなくなり、戻ってこれませんでした」 と彼女は言うと、「死んでなければ何か方法は見つかるよ、そう悲しまないで」とマトラークチュは慰めたが、 ニギャールの様子は変だった。ずっと空(くう)を見つめたままだった。 そこでマトラークチュが 「ニギ

ミフリマーフが母親に、この名はアイシェ。ヒューマシャー

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 あれから2年の時が過ぎた。今は1541年。1539年11月26日に赤いドレスで盛大な結婚式を挙げ、17年間生まれたときから育った宮殿をブルーのドレスで去っていったミフリマーフ皇女がついにママになった。 あれほど嫌がっていた結婚だったが、生まれたてのあかちゃんの頭をやさしくなでるミフリマーフの顔には安らぎと、母親にしか見られない慈しみの表情があった。 そのしらせをヒュッレムがいまかいまかと待ち望んでいたところへ、スンビュルが嬉しそうに知らせに来た。 そして名付けの儀式のためにミフリマーフの家に集まった。参加したのはスレイマンヒュッレムメフメトそしてリュステム。 スレイマンは初孫にアザーンを唱えてからアイシェ・ヒューマシャーと名付けた。( ヒューマシャーの名前についてはこちらをどうぞ ) 嬉しそうなスレイマン!ヒュッレムもとても穏やかな顔をしていた。こうしてミフリマーフの娘アイシェは幸せそうな雰囲気の中で誕生したのだったが、この後彼女の身に大変なことが起こる。

離婚後娘を探すのに懸命なニギャールが頼れるのはマトラークチュだけ・・・ オスマン帝国外伝シーズン3 81話ハイライト

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 ニギャールは一方的に離婚宣言をされた。何故ならリュステムがミフリマーフと結婚するからだ。ニギャールはイスタンブルに戻り、シャーを訪れた。でもなんのためにきたのだろう? 「リュステムが追い出したのね」とシャーが言った。 「ヒュッレム妃から知らせが届くとすぐに私を離縁しました。命を奪われたほうがましです」 と嘆いた、するとハティジェが 「私がいなかったらもっと前にこうなっていたはずよ。慰謝料をくれたのだったのならそれだけで感謝になくちゃね」 と言うと、ニギャールは 「何もよこしませんでした。でも大丈夫です。長い間すこしずつ貯めたお金があります。こうなることはわかっていましたから・・」 と答えた。どうやらちゃんと準備をしていたようだ。ではなぜシャーを訪れたのだろう? でもシャーは「法官に不平を申し立てればいいのでは」と提案した。 「どうしてそんなことができるでしょうか、私が法官にたどり着く前に私の首がとんだことでしょう。命が助かっただけでもありがたいことです」 とニギャールが言うとシャーも 「そのとおりね。彼にに恐れと言うものがなくなったものね」と同意した。  「これからどうするの」とハティジェは意外と優しいトーンでニギャールをいたわるように聞いた。なんともこの二人の過去を考えると、なぜハティジェがニギャールにやさしいのかよくわからない・・・もしかしたらただ女性として彼女の状況を哀れと思ったのかもしれない。 ニギャールは「他の方法を考えますわ。おかげさまで貯金がありますから、お金には困りません。生きていくのには十分ですわ」と答えた。 それでもシャーは「困ったことがあったら言ってね。かなしまないで」とやさしく言った。シャーはこんな時自分の味方の者には寛大で優しい態度をとる。(史実では彼女は素敵な方では書かれています) そのあとニギャールはマトラークチュを訪れた。ニギャ―ルの元夫だ。彼は  「ここで何を?」と言ってからなるほどといったようすで  「リュステムか。彼が離縁したんだな」と彼女を中にいれて飲み物を持ってきた。  「わたしはもう離婚された女なの。ごめんさない。あなたをたずねましたが、他にいけるところがないの。お金が少しあります。家を借りたいの。助けてくれる?」 と言った。この二人もみょうに奇妙な関係だった。マトラークチュは 「それは簡単なことだよ。その後どうするつも

ルメイサがムスタファに接近 オスマン帝国外伝シーズン3 81話ハイライト

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マニサでリュステムの最近のシューズが書かれた手紙をマヒデブランがムスタファにもって来た。 「皆がリュステムがはんせんびょうになったことをうわさしているそうよ。そのため皇帝が結婚式を取りやめなければならなくなったのよ」と彼女は嬉しそうに言った。 まだマヒデブランはオリビアと虱のことを知らなかった。  ムスタファは「ヒュッレム妃がこの罠をあなた方がかけたことを知り その背後に私がいると考えたならば、皇帝に話すでしょう。その時なんと説明すればよいのですか?」と心配そうに言うと、 「これを証明することはふかのうよ。 ヒュッレムが何をしようとも皇帝とあなたの間を裂くことはできないわ。決してそうさせないわ」 とかなり自信ありげに答えた。スレイマンのムスタファに対する信頼をこうまで信じれるマヒデブランの根拠は何なんだろう?最近はムスタファの行動に行き過ぎの点が多々あるとスレイマンは考えているのに・・・ マヒデブランが出ていくとルメイサが入ってきた。スメイサはジェノヴァの商人ガブリエラの妹だ。 彼女は入ってくるなり、 「マヒデブラン様があなたにために準備するように命じました 皇子様」 と言った。でもこれは全くのウソだ。 マヒデブランはまだルメイサは若いと思いいていた。ムスタファは近寄って 「皇子に嘘をつくことの罰を知っているな」 というと、 「 皇子様、私を一度天国へ連れていてください。そのあとで地獄におちてもかまいません」 と ルメイサはかなりおもいつめて覚悟した様子だった。 次の朝ムスタファの娘の母のアイシェがムスタファを訪れた。だが中には入れなかった。ルメイサが静かに出ていこうとすると 「朝食を一緒に食べていきなさい」とムスタファが気づいて声をかけた。 嬉しそうに会釈をし、部屋の扉の立つ付き人たちに朝食の準備をするように言った。その時去っていくアイシェの姿が見えた。アイシェはその声に気が付き振り向いた。アイシェはルメイサをみた。ルメイサは勝ち誇ったようにアイシェを見て中に入っていた。 このルメイサは後にメフメトと言う息子を産むが、実はシーズン4では産む前に矢に当たって死んでしまう。そのためドラマではフズルの娘ミフリュニーサの息子としてメフメトが生まれる設定になっている。

リュステムを病気に仕立てるというシャーの罠は失敗に・・・ オスマン帝国外伝シーズン3 81話ハイライト

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 リュステムの病気の検査に行った医者がディヤルバクルからもどってきた。リュステムは健康だと医者は判断した。これで結婚は決まった。 だがこのことをまだミフリマーフはしらなかった。彼女は衣装合わせのためにヒュッレムによばれた。 「ミフリマーフが好きなものを選ばせて、一番似合うものを選びましょう。 月のかけらの美しさのようなものをね」 とヒュッレムが嬉しそうに話すとミフリマーフは 「まだ早いのでは? まだするかどうかもわかりませんのに」 と答えた。するとヒュッレムは 「アフィフェ まだつたえていないの?」 と聞くと 「貴方様がお伝えするほうがよりふさわしいかと思いまして」 と言った。彼女はとてもきがきくなあ。たしかに良い知らせを伝える時、人は知らせそのものだけでなくよい知らせを伝えるという喜びも味わえる。 「そうね」といい、ミフリマーフの方を見て 「ミフリマーフ、リュステムパシャは出発ししたわ。結婚のためにね」 とヒュッレムにとって良い知らせを伝えた。ミフリマーフは困惑して 「どうして?ハンセン病ではないの? 」というとヒュッレムは首を横にふった。  ミフリマーフは結婚を取りやめする望みを失ったことを知り、悲しみが彼女の心を覆った。 (私たちは否定するとき今のヒュッレムのように首を横にふる場合がある。この動作は私たちには見慣れた動作だ。でもトルコで私はあんまり見たことがなかった。私とあった人々は縦に後ろに首少し上げていた) ここはシャーの家だ。このハンセン病の噂を流したのはシャーだった。 だが失敗した。ハティジェは 「医者をリュステムが買収したのでは」 と言い、ルトフィは 「そんなことないと思う。でももし事前にリュステムがこの情報を得ていたら自分で虱を頭に置いたのかもしれない」 といった。いずれにしろシャーは困った立場に立たされた。その彼女にはハティジェは 「なぜあなたは黙っているの? 負けがそれほどつらい?」と少し面白がっている様子で聞いた。(やな感じ・・・) 「どういう意味?あなたは誰の味方なの?失敗したことをよろこんでいるの?」とシャーが言った。 「そんなことないわ。でもあなたはわたしたちみんなが何もできないと非難したわね。わかったことはあなたも私たちとあまりかわないってことよ。自分を信じすぎるとこうなるわ。あなたも負けたのよ」

リュステムがハンセン病に?結婚は中止? オスマン帝国外伝シーズン3 80話 ハイライト

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大宰相ルトフィパシャが慌てて皇帝に取り次ぐよう言った。スレイマンは宝石づくりのための図を描いていた。そこへルトフィが入ってきて 「皇帝様」というとスレイマンは今描いていた図を見せた。そして 「ミフリマーフの結婚祝いの図だ。式にまにあうよな、インシャアラー」と言ってルトフィに見せた。 「いんしゃあらー、あなたが何をなさってもよくなさいます」とルトフィも答えた。 スレイマンが 「重要だといったようだが」 と聞くと、 「何と申し上げればよいのかわかりませんが、つらい知らせをお伝えしあなたを悲しませたくなかったのですが、リュステムパシャのうわさを聞きました。聞いたところによりますと、リュステムパシャは重病になったとのことです」と答えた。 「どんなびょうきなのだ?」 「ハンセン病です」とルトフィが答えるとスレイマンの顔が凍り付いた。 一方 ヒュッレムはそんなことはしらずにミフリマーフのために布選びに励んでいた。気にいるのがなかなかなかったが紅色の布を気にいたようだ。そこへ険しい顔をしたスレイマンが入ってきた。ヒュッレムは 「いらっしゃい、スレイマン。私はミフリマーフのために布を選んでいましたの」と嬉しそうに言うが、スレイマンは 「リュステムが病気になったそうだ。ハンセン病らしい」 というとヒュッレムは 「なぜそのような噂を信じるのですか?どうして真実だわかるのですか?」と反論した。 「火のないところに煙は立たない」とスレイマンは言った。(このことわざは全く日本のことわざとおんなじです) 「アルプト県の長がつたえてきたのだ。これは事実だと思う」

ミフリマーフの結婚にシャーは沈黙したままだが オスマン帝国外伝シーズン3 80話ハイライト

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 ミフリマーフの結婚じゅんびが始まった。でもミフリマーフは乗り気ではなかった。衣装合わせのために素晴らしい布が目の前に置かれてもみる気にもなれなかった。そのことをスンビュルが伝えに来ると、ヒュッレムは「自分で選ぶからこちらへ運ぶように」と指示した。さらに「バヤズィトとジハンギルの割礼も行うので準備をするように」とアフィフェに命じた。 それからスンビュルに  「シャー様に何かうごきがある?」 と聞いた。スンビュルは 「何とも沈黙が続いておりまして、一切 声が聞こえません」 「これはあまり良い兆候とは思えません。注意しなければなりません。必ず何か仕掛けてきますから」 と心配そうにファーリエが言った。(確かにシャーの沈黙は不気味だ。彼女がリュステムとミフリマーフの結婚をだまってみていてるはずがない)  するとヒュッレムも 「そうね必ず するわね。でも何をしようともこの結婚を妨害することはできないわ。矢は放たれたのだから」とヒュッレムは言った。 シャーの家でハティジェがシャーに話しかけていた。 「旦那様を大宰相にするだけではこの仕事は終わらないわ。大事なことはその地位にとどまり続けられるかどうかよ。これからあなたに起こることをいってあげるわね。リュステムは婿として御前会議に出席するようになるわ。そして機会を見計らってルトフィパシャを追い出し自分が大宰相になるわよ」と言って彼女はスウィートを口にいれた。 するとシャーは首を振りながら 「リュステムはまだディヤルバクルにいるわ。まだ結婚式も行われていないわ」と答えた。 「気になるはどうやって妨害するつもり?」 とハティジェは半分面白がって質問した。 するとシャーは息をのんで黙った。華南利シャーにとっても難題のようだ。するとハティジェは不敵な笑いをし 「一つだけ方法があるわ。リュステムの命をとることよ。他の方法では決して妨害することはできないわ」とささやいた。 なんともハティジェはもう以前のハティジェでは完全になくなっていた。イブラヒムを失うと同時に彼女からいつくしみという感情は消え去った。残っているのは復讐のために必要な残虐さだけだった。シャーはハティジェの意見を取り入れるのだろうか?

ミフリマーフの結婚が家族に公表される オスマン帝国外伝シリーズ3 80話ハイライト

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ジハンギルの口にパンを入れてあげる優しいスレイマンは、妹はハティジェに 「子供たちはどこだ。なぜ連れてこなかったのか」と尋ねた。どうやら今日は宮廷で家族が集まっての食事会をひらいているようだ。  ハティジェは 「オスマンの体調が悪いのです。フーリジハンも兄弟のそばに残りたかったのですわ」 と答えた。ハティジェは結婚ししばらくシャーの家(元ハティジェの家)にとどまっていたが スレイマンに発覚し、新しい夫ヒュスレヴの家にうつった。今子供たちはその家にいる。スレイマンは 「新しい家は気に入りましたか?」と聞いた。 するとハティジェは一瞬何なのこの質問は?と言いう顔をしてスレイマンをみたが、息をのみ 「何も問題はありません」と大人らしく答えたので、シャーは胸をなでおろした。 そこへミフリマーフがやってきた。部屋の外にマルコチョールが待機していた。彼が「 「皇女様」と呼びかけるとミフリマーフは立ち止まった。様子が変なのでマルコチョールは 「ご機嫌いかがですか」と尋ねた。いいも何もミフリマーフの御機嫌は斜めだ。マルコチョールがヒュッレムに言ったミフリマーフへの真実の言葉をミフリマーフは思い出していた。 それはミフリマーフにとってはとても残酷な言葉だった。マルコチョールは彼女を子供にしか見えないといったのだ。その言葉がよみがえり、ミフリマーフは不機嫌になった。 「あなたのお耳にも入ったと思います」とミフリマーフは口を開いたが、マルコチョールは 「お許しください、私は存じません」と答えた。 「なら聞きなさい 。リュステムパシャと結婚すること承諾したのよ。今後気をつけなさい、マルコチョールよ」 と忠告し、ミフリマーフは中に入って座った。そこでスレイマンは 「ミフリマーフが来たので、公表するときが来たようだ。私の愛娘ミフリマーフは自分の望み通りディヤルバクルのの長・リュステムパシャと結婚することを決めた。幸せになれますように」 と静かな声で言った。ハティジェとシャーは困ったことになったなあと言うように目を合わせた。彼女たちはこの知らせを快く思わなかった。 リュステムが権力を持つことを望んでいないからだ。それからシャーはうれしそうなヒュッレムを見た。どう私の勝ちねというようにシャーをヒュッレムは見返した。エスメハンも驚いた様子だった。

ミフリマーフの密告でマルコチョールは・・・ オスマン帝国外伝シーズン3 80話ハイライト

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 メフメトと皇帝がゲームをしている。このゲームにジハンギルが強いことをメフメトは嬉しそうに話した。セリムよりも強いらしい。ジハンギルは頭がいい。メフメトはそのこと以外にも話したいことがあるようだ。サンジャクのことだった。メフメトは 「皇帝様。私は二度戦争に参加しました。 サンジャクに行くのには十分な経験を積んだと思うのですが」 と恐る恐るきくと、なんと初めてスレイマンはOKを出し、彼はミフリマーフの結婚式の後についにメフメトは知事として派遣されることになった。そこへミヒリマーフがやってきた。 ミフリマーフは朝起きた。顔を洗って着替え青知るところだ。そこへマルコチョールを追跡している付き人が入ってきて、 「まだ マルコチョール様はシルビアと会っています。昨晩もご一緒でした」としらせたのだ。そのため皇帝に会いに来たのだった。 さてミフリマーフは何をを言うつもりなのだろうか?まずリュステムの病気の噂について聞いた後、マルコチョールについて 「今サライにはいません。最近彼をかけませんわ。噂は本当のようですね」と話し出した。 「エスメハンに聞いたのですが、マルコチョールはシルビアと言う女性と会っているよです 」 「誰だその女性は?」と皇帝がきいた。 「ベネチアの大使トマスの姪です」と答えた。 え?これって密告?なんとまあ、ミフリマーフは嫉妬とプライドを傷つけられた怒りもお返しをこのような形で返したのだ。  マルコチョールはすぐにスレイマンに呼ばれた。そして 「ようやくきたか!いつよんでもお前はいないな」 というと、マルコチョールは 「お許しください、町で用事がございまて・・・」と言い訳を始めた。 「ベネチアの大使の姪と関係があることをしっておるぞ」 と皇帝は言った。マルコチョール 説明しようとしたがスレイマンはそれを手で合図し止め、 「このような関係は決してあってはならないことを知りなさい。あなたはどこへ行こうとも近侍としての責任があることを忘れるな。ベネチアは自国の利益のためには何でもするからな。この関係をすぐにやめよ」 と命じられるとマルコチョールは 「わかりました」と言って出てい行くしかなった。その時、偶然廊下でミフリマーフにあった。すると彼女は 「シルビアさんによろしく言ってね。旅のご無事を祈っていますわ」 というのを忘れなかった。この言葉でマルコチョールは今の件はミ

ミフリマーフは結婚を承諾でマルコチョールの立場は・・オスマン帝国外伝シーズン3 80話ハイライト

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馬の世話をしているマルコチョールにマトラークチュはリュステムのことを話していた。 「もうとっくにリュステムしらせがとどいているはずだろうよ」とマトラークチュが言うと、 「なにもできることはないよ」 とマルコチョールが答えた。マトラークチュは頷いて 「ヤーそうだな、皇女のプライドを傷つけたんだから、こうなるおのはあたりまえさ。お前のせいで彼女はこの結婚を承諾したんだよ。かわいそうに。自分から(自分の人生を)台無しにしてしまったな」 と言った。するとマルコチョールがたまりかねてふりむいた。そして 「ヒュッレムスルタンが望んだのだから、とめられないさ。いつかはそうなっただろう」と言った。 「そうだな、だがリュステムが過去にしたことはあきらかだぞ。もし権力が彼に渡ったら、誰も彼を止められないぞ。お前も私も帝都からおいだされるぞ」 というと  「やつは何もできないさ!」とマルコチョールは声を荒げた。だがマルコチョールの思うようにはいかないだろう。だいたい世の中は権力が正義に勝つものだ。(どんな正義を携えながら権力の座についたものは、歴史上でも数少ないにちがいない) 「 私のことはいいから自分のことを考えろ、彼は皇女様があなたを好きなことを知ってているんだぞ、くるや否やお前を排除するだろうな。ミフリマーフ皇女の激怒も考えると、ことはよりむずかしいぞ」と忠告した。すると彼は少しえみをうかべながら 「私の人生で容易なときがあったかい 、ナスフエフェンディ」 と彼は言い返し、ひらりと馬に乗った。 「わかったよ、待てどこへ?」とマトラークチュはあわてていった。すると 「シルビアをまたせるわけにはいかないのだ」 と言って去った。 (マルコチョールは本当に自分の意のままに行動する人間だ。好きなものは好き嫌いなものは嫌いとはっきりしている。 時には皇女よりも自分の好きな人を選ぶ。時にはクリミアの王女との愛を成就させようと死刑になりそうになったり、またある時は明日をも知れぬ重病の女性と愛を貫き結婚までするという自由奔放ぶりだ。(彼は本当は バヤズィト2世とシリンハートンの娘 アイヌシャフ・ スルタンと結婚」) うまにのって去っていくマルコチョールをバルコニーから見ていたものがいた。ミフリマーフだ。そこへメフメトが来た。どうやらミフリマーフが弟のメフメトをを訪ねたらしい。ミヒリマーフはとても悲し

マルコチョールの真意を知ったミフリマーフの頭の上には岩が落ちてきた オスマン帝国外伝シーズン3 79話ハイライト

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ヒュッレムに呼ばれたミフリマーフ。 ヒュッレムはもフリマーフが何をしているか知っていた。シルビアのことだ。マルコチョールの恋人で、べネチア大使の姪にあたるシルビアをイスタンブルから出ていくように脅したのだ。そのことをヒュッレムは怒っていた。そして 「ここまでよ」とどなった。ミフリマーフの目が泳ぐ。確かにミフリマーフの行動は尋常とは思えない。ヒュッレムは続けた。 「もうけりをつけるときがきたわ」というとミフリマーフはどうしよう、どういうことなの?というような眼でヒュッレムを見つめた。 次のシーンではマトラークチュとマルコチョールが 部屋でくつろいでいると、ドアのノックの音がし、スンビュルが入ってきた。 「マルコチョール様、ナスフ エフェンディ」と彼は呼びかけた。 マトラークチュが 「スンビュル、メルジャンがこの部屋に入ることをゆるしたのか?」とシャカを言った。(シャカとは冗談のことです) するとスンビュルは 「そんなことがありえますか。何の権限があって! 彼ができるというのですか。できるならやってみなさい。見てみようではないか」と声高になって、返答した。 するとマルチョールが 「さあ用件を言え、何のようだ?」 と聞くと、 「ヒュッレム妃があなたに会いたがっています。大理石の間でお待ちしています」といった。 するとふたりは真顔になってなんだろう?とアイコンタクトで話した。 こうしてマルコチョールは出かけた。 ヒュッレムはふてくされた表情で待っていた。彼が入ってくると 「私はもう一度最後にミフリマーフについて話したいのです」 「どうぞ皇帝妃様、お伺いしたします」とマルコチョールは考え深げに答えた。 「ミフリマーフが私が望まなくてもあなたを慕っているのはご存知ですよね。さらに悪いことは彼女はあなたも同じ気持ちだといっているのですが」 と持ち掛けた。するとマルコチョールはエディルネでヒュッレムにかかれたときよ同じようなことを繰り返した。 「うたがいなくそのようなことを考えたことは決してありません。何もありませんでした」と答えた。 「私と、彼女に違ったことを言っていることはないはね?」と尋ねると、 「決してそのようなことはございません」といった。そのあとでマルコチョールは困ったようにンーンといい 「皇女様に本意を伝えることがなかなかできないのです。これは適切でありませんね」 と

ミフリマーフのマルコチョールへの嫉妬 オスマン帝国外伝シーズン3 78話ハイライト

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  ベネチア大使の姪のシルビアがマルコチョールとベシクタシュを散歩をしていた。 彼女は 「ここに来るときあなたに会えるとは思っていませんでしたわ。でも運命が私を再びここへ連れてこさせたのですね」と言うとマルコチョールは「運命というよりはあなたの叔父が運命の役を演じたのではないかと思っていましたが 」と答えた。 「もし私があなたを知っていると彼が知っていたら、もっと早く彼はそうしたことでしょう。いま彼は私にあなたを説得するように頼みましたわ。皇帝に会えるようにと・・・」 というとフウンと答えた。 「彼に手助けしますわと言いました。そのためにはあなたをに騙さなければなりませんね」彼女は続けた。 ところが二人が話しているところは誰かが聞いていた。どうやら二人の後をつけているようだ。 それから彼には気が付かずにシルビアはサライについていろんなことを聞いたと語った。特にヒュッレム妃のことが巷では噂になっているというのだ。 するとマルコチョールは 「言われていることをすべて信じないほうがいいよ」と言った。 「皇帝は彼女の他には目もくれないそうね。何年もの間もね。少なくともこれはほんとうのことでしょう?」 というと「そのように見えるね」とマルコチョールは答えた。 「みんなは皇帝妃様が魔法をかけたのではないかと考えていますわ。もしそうならばどうやって魔法をかけたか私も知りたいですわ」 と言うと、 「目的が私に魔法をかけることならその必要はないよ。美しい髪と瞳で十分だ」と言い優しく口づけした。 その時物音がした。 先ほどの男だ。マルコチョールは 「ここで待ってろ」と言って男を追った。男は逃げたがもちろんすぐに捕まった。 そして「誰に命じられた?」とといつめると 「ミフリマーフ皇女です。あなたについてすべてを知りたいのです」 と答えた。マルコチョールは彼を放し、シルビアのそばに戻った。 追跡者は戻ってミフリマーフに「今日彼はある女性と散歩していました」と伝えると「誰その女性は?」とミフリマーフが尋ねた。   「誰だかかりませんが、何度かあっていることは確かです。申し上げることをお許しください、ですが彼らはとてもしたいしいようです」と言いにくそうに付き人は言った。 「どういうこと?何をしていたの?」と聞くと付き人は無言で下を向いた。 ミフリマーフはそわそわし始め、それから 「これからも追

ミーマルシナンはアヤソフィアよりも大きいモスクをつくりたかった? オスマン帝国外伝シーズン3 78話ハイライト

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  マトラークチュがある建築現場をあとずれた。机の上にはモスクの設計図が置かれていた。どうやら青空の下で設計がなされているようだ。 マトラークチュは興味深そうにその図面を見ていた。少し年を取ったがマトラークチュも数学や絵画に卓越した歴史家だった。だからモスクの設計図にみ人一倍関心があるのだ。しばらくすると中から髭のはやし、腰には建築用の道具をぶら下げた男が出てきた。 彼は出てくるなりマトラークチュをみると 「16メートルですね?」と話しかけた。 さすが将来大建築家になる運命の者が語る挨拶はちょっと違う。 マトラークチュも気が付き 「10、9、 と数えながら、シナン何を見つけようとしているのだ。何を計算しているのだ?」 と挨拶を返した。当時の科学者は(今の科学者も一部そうだけど)三度の飯より科学の話が好きだった。マトラークチュも例外ではない。(残念ながらドラマでは最近はリュステムとの確執の場面でよく出てくる。本来はもっと違った生活を送っていたに違いなし) 「きかないでください、ナスフエフェンディ 私は長い間アヤソフィアを夢見ているのですよ。一日中 この(長さや幅や奥行きなどの)寸法とその割合を計算はすべてそのためですよ。夜も昼もずっとね。彼らに安らかの眠りを!イシドロスとアンテミオスは偉大な学者だったのですよ。 わあなんとシナンはあのアヤソフィアに魅了されていたんだ。シナンはそれを造った建築家を讃えた。 そういうとマトラークチュも楽しそうな表情をした。 「その通りだな。1000年も前に世界で最も大きな教会を彼らは造ったのだからな。今はそれが世界で最も大きいモスクだからな」 と当時アヤソフィアはモスクとして使われていた。メフメト2世によってコンスタンチノープルが陥落したのち、そこはモスクとなったのだ。そしてアタテュルクの時代、90年前に博物館として、人々に親しまれてきた。1985年にユネスコの世界遺産にも登録されたのだが、 1か月前の2020年7月 アヤソフィアは再びモスクとなった。 gördüğünüz tüm before - afterları unutun♥️ #AyasofyaiKebirCamiiŞerifi pic.twitter.com/ZwRdsP4xkd — Fatma Büşra Ayaydın (@busraayaydin) July 23

スレイマンはムスタファの海賊退治を聞いて激怒する オスマン帝国外伝シーズン3 77話ハイライト

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  マニサからフズルが戻った。彼はムスタファについて報告に来たのだ。 皇帝が 「マニサからどのような知らせがあるか?」と聞くと フズルは 「造船所についてあ なたのご命令を彼に伝えました。ところが彼はとても驚きました。以前彼はあなたに造船所の改革についてあなたにお知らせしたとのことです」 「どんな情報だ? 」 「あなたが戦争中にあなたにこの件に関する手紙を送ったそうです。残念ながら、なぜかあなたの手元にその手紙が届かったようです。これがその手紙コピーです」 と渡した。それをよんだスレイマンは 「どういうことかマルコチョール!皇子の手紙が私に届かないとはなんということか!」 と怒りを表した。 「わかりません」 というと、手紙がどのように消えたかを調べるようにマルコチョールに命じた。  ここはマニサ。ムスタファは大きくため息をついた。そこへヤフヤが入ってきて 「今頃はスズル総督がイスタンブルについたでしょう。1週間か10日の間には何か連絡が彼から来ることでしょう」と心配そうに言うと、 「心配そうな声だな。あなたは悪い知らせが届くと思っているのだな」 とムスタファは言った。 「我々は神の書かれた通りのこと(運命)を待っています。ですが状況は明らかです。あなたは船の出航を命じただけでなく、ご自身で海に出てい行きましたから。皇帝が黙認するわけがありません」 「いつか皇位につくことがあるなら、その日のために私は準備をしなければならない。父は祖先たちのように素晴らしい皇帝になりたいのだ。それは宮殿にとどまっていてはできないことだよ」 というと、ヤフヤーはうつむいた。 もちろん宮殿でにいては強い皇帝にはなれない。確かにそうだけれど、それは同時にとても危険なことだ。スレイマンの前でフズルは一生懸命ムスタファを弁護するように話を進め、大宰相ルトフィもハティジェの夫で宰相のヒュスレヴもそれを援護した。 ところがフズルが海賊を退治しにいったことを話すと スレイマンは 「なんたることだ、あなたは何故そんなことを許可したのだ?」 「私が到着したときはもうすでに皇子様は出かけた後でした。海賊の首を直ちに取り、ハサンエフェンディの息子を無事救出しました」 と報告すると エブッスードが 「ハサンエフェンデは尊敬すべきお方です。おそらく皇子様は彼に敬意を表すために・・」 まで言うとスレイマンは突如大声

女性に弱いマルコチョール オスマン帝国外伝シーズン3 77話ハイライト

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  こ こはイスタンブルにあるベネチア大使の家だ。聖母マリアの絵が掲げられ暖炉もヨーロッパ風に作られ、ステンドグラスの窓も素敵だ。 マルコチョールは大使と向かい合って座っている。 まずは 「大使がお越しくださりありがとうございます」 とあいさつをした。 「あまり時間がありません。すぐ本題に入ってください」 とマルコチョールは答えた。 「はい。ご存知のように私たちは戦争で大きな損失を出しました。特に深刻な商売の問題でこんなに陥っています。地中海の東側で航海することもできません。大宰相は私たちにとても怒っているようですね、でも我々両国にとってこれは有益ではありません」と切り出すと、 「そうですね、でもあなた方の信頼を失わせたのはあなた方ですから。関係は以前のようにならないことは明らかですね」とマルコチョールは即座に答えた。 「皇帝の様の私たちへの怒りを存じております。あなたは近侍として私たちの間を改善にするならば、お望み通りの見返りを得られますよ」というと「フーン」といいながらマルコチョールは考えるしぐさをした。そしてあきれたように「フフ」と笑って、 「トマス何たる侮辱だ。あなたは私にわいろを勧めているのですか」 というと、大使は慌てて 「いいえ誤解なさっているのですよ。私ただあなたを御援助したかっただけです。おゆるしくだされば以前のように商売をして、その結果私たちは益を得るわけです」 と言い訳した。 するとマルコチョールはかっこいい声で 「オスマンの政治的決定は唯一皇帝様のみができるのです。戦争も平和も皇帝様が決めるのです」 というと、ごもっともと感服しがらも大使は 「もしあなたが皇帝とお会いできるようにおたすけくだされば・・・ 」 というところで、マルコチョールは言葉を遮り、 「今はできるとは思いません」 と断固マルコチョールは断り続けた。 ところがそこへ女性が入ってきた。 大使の姪だそうだ。大使がマルコチョールに紹介すると、彼は立ってあいさつしようとした。 すると女性は 「マルコチョールバーリベイ」 と言った。「シルビアさん」 とマルコチョールも彼女の名を呼んだ。 驚いたのは大使だ。「あなた方はいつ知り合ったのですか? 」 と驚いて聞くと、 マルコチョールは今までの表情とは打って変わって、やわわかく「イタリア遠征の時に知り合いました」と答えた。 「なんともすば

ルトフィとベネチア大使とマルコチョール オスマン帝国外伝シーズン3 76話ハイライト

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  ルトフィパシャとマルコチョールが話していた。 マルコチョールはいつもと違うブルーを基調とした素敵な衣装を着ている。とても素敵だ。ルトフィも大宰相らしいいでたちだ。 「ヒュッレム様の手紙も行方不明だそうです」 とマルコチョールが言うとルトフィが 「メルジャンにきいいたか?」と尋ねた。 これらの手紙はメルジャンがシャーに渡し話シャーが破り捨てていたが、メルジャンはしらないといったようだ。  「わかることは宮殿には虫が飛び回っているということですね」とマルコチョールが言うと、 「皇子様からの手紙が消えたのは重要なことだ。この黒幕は皇子の最大の敵だよ」 とルトフィは言った。今二人はムスタファから届いたはずの手紙が消えたことについて調査をしていた。 そこへベネチアの大使が来たという知らせが入った。トマソだ。 ルトフィはと通せと手で合図した。 大使は一人で普通に入ってきた。でもこれっておかしい?いつも外国人が謁見するときは二人の兵士に手をつかまれてはいってくるのだが、今回は違うようだ。(ずっと以前皇帝が刺されそうになったことがあったので、それからは、手を抑えられた形で入室していた) 大使は大宰相に就任したばかりのルトフィに祝いの言葉をいんぎんに述べ、贈り物を渡そうとした。それを見たルトフィは 「そうか、祝いの言葉が終わったのなら本題に入れ、私は忙しいのだ」 というと大使は 「大宰相様望まない戦争が起こりとても残念です。以前のように友好関係と通商条約を結びたいのですが」 と丁寧にいうと、 「聞いたかマルコチョールよ」と言いながら、彼の方をみた。 「和平を望んでいるようだ」というと とマルコチョールは凛々しい顔で頷き、大使の方を向いて、 「十字軍の海軍と戦っている時、あなた方はどこにいたのですか?」 といたいところをついた。 「信頼していた船がプレヴェザの海に沈んだから目が覚めたようだな、眠っていた者たちが・・・」 と言いさらに、 「だが遅すぎたようだな」 とルトフィがいうと、 「ベネチア政府は和平のためにできることは何でもいたします。戦争の賠償金もです」という。ルトフィはわらった。大使はああよかったというようにほっとし、表情がゆるんだ。 「とても寛大だな。素晴らしい。コンタローニよ、よくきけ、条約成立のためにいくつかの条件がある。まず初め国庫にあるすべての金を持ってくるように

マヒデブランの説得はムスタファには届かない オスマン帝国外伝シーズン3 76話ハイライト

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夜になった。 ルメイサがムスタファの部屋のろうそくに火をともしている。(彼女はいつムスタファのかかりになったのかな。マヒデブランに付き人だったはずだけど) ムスタファが疲れた様子で座っていた。 彼はどうも肩が凝っているようだ。ムスタファに近づいてカタモミをルメイサは始めた。でも彼女の目的はカタモミではなかった。ムスタファを誘ううとしていた。 ムスタファはこれで十分だといって彼女の誘いにはのらなかった。このルメイサは本名がルクレシアでガブリエラの妹だ。シーズン4に出てくるムスタファの皇子メフメトの実の母だで、ドラマではルメイサはイスタンブルから戻るときに矢にさされて死んだことになっている。 https://osmanteikokugaiden.blogspot.com/2020/06/39_18.html ムスタファの部屋の外の廊下では、 マヒデブランがヤフヤーに

アヤスパシャはミフリ―フの夫に誰を推薦したのか? オスマン帝国外伝シーズン3 76話ハイライト

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  グリーンの衣装を身に着けたヒュッレムはついにイスタンブルに戻ってきた。それをスンビュルはよろこんで、そしてメルジャンは悲しんで出迎えた。メルジャンが  「皇帝妃様」とあいさつすると、彼女は無言でにらんで通り過ぎた。 部屋に入ったヒュッレムは皇帝バルコニーで悲しい話をし始めた。ヒュッレムは  「スレイマン、悪い知らせが届きました。アヤスパシャがなくなったというのですがほんとうですか?」 と聞いた。 「残念ながら本当だよ。ペストでと突然アヤスパシャはなくなったよ。神が彼に御慈悲をおあたえくださいますように」 というとヒュッレムは 「インシャアラーこの出来事の裏がないことですわね。パシャを好む人と同じくらい嫌いな人もいましたから」 といった。帰るなりさっそくささやきが始まった。 でもスレイマンは 「アヤスパシャの死は確実に運命だったよ」と言いため息をついた。 ヒュッレムじっと一点を見つめ瞬きせずにそれを聞いていた。 「その地位にルトフィパシャを任命した。彼が私に忠誠を尽くすと信じている」 というと、 「私もそう思います。運命ですね。スレイマン、お話したいもう一つのことがあります」 と言って今ハレムでささやかれているある噂について説明し始めた。 「サライではリュステムパシャとミフリマーフの噂でもちきりです」 というと、 「うん、私もこのことについてあなたと話したかったのだ」と答えた。 「あなたがエディルににいたのでこのことについて知らせることができなかった。アヤスパシャは亡くなる前にリュステムパシャを婿として薦めたのだ」 「そうだったのですね」 とヒュッレムは少しびっくりしていた。なぜアヤスが?と思ったに違いない。実はリュステムはアヤスを脅かしたのだ。  「どのように決定なさったのですか? 」 とヒュッレムがきくと 「あなたと話すまで決められなかったよ」 と答えた。ヒュッレムは少しうれしそうだった。 「母としてのあなたの考えは?」 とスレイマンは聞いてくれたのだ。それでヒュッレムは率直な意見を述べた。 「あまり驚いたので・・・私は考えてもいませんでした。でもミフリマーフはもう子供ではありません。今日でなければ明日結婚することでしょう。リュステムパシャについてはよく知っていますわ。私は彼をとても信頼しておりますし、信じております。彼はふさわしいと思いますわ」 とヒ
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