オスマン帝国外伝シーズン2 37話と38話 エピソード43
37話 スレイマンとヒュッレムの結婚は宮廷に波紋を呼ぶ。母后は猛反対だが、自由の身になったヒュッレムは宮廷で新しい人生が始まった。 披露宴は順調に進むように見えたが、実は披露宴を取り仕切るイブラヒムに魔の手が・・・ スレイマンは結婚式の幸せもイブラヒムの事件を知り激怒しマルコチョールに直ちに犯人を捜すようにと命じる。 イブラヒムの様態は悪くなるばかりだ。医師は治すことができない。助かる見込みはどんどん薄れていく。 皇太后はスレイマンとの間が悪くなる。ヒュッレムをこのまま放っておけないと手立てを考えるのに必死だ。 38話 医師の勧めで療養に行くイブラヒム一行。付き添いはニギャール、スンビュル、マトラークチュだった。イブラヒムは毒矢に刺されて重傷だ。 療養所は暗い洞窟につくが不気味な場所だった。馬がいななくのでスンビュルが見に行ちと、蛇が出たとのこと、療養場所はどうも危険な場所のようだ。 ハティジェはお見舞いにやってきたヒュッレムに暴言を吐く。ハティジェだけでなくマヒデブランもギュルフェムもヒュッレムが犯人だと思っているようだ。 みんなが話しているのを聞いてハティジェは「ヤェテル!」(十分よやめて)と大声を出す。 イブラヒムの面倒を見るニギャールを見ているナスーフ。彼は少し複雑な気持ちになる。 スンビュルはニギャールのイブラヒムへの思いに完全に気付いた。 イブラヒムは自分の顔に白い布がかけられる夢や母の夢を見る。確かに彼は生死をさまよっている。 マルコチョールは毒矢を放った犯人を見つけて問いただすと、意外に犯人はアヤスパシャだった。驚くわれらがマルコチョール。 スレイマンに伝えに行くと一緒に犯人を見に行くが、犯人は口封じのために殺されていた。 アヤスパシャがマルコチョールに呼ばれる。マルコチョールはイブラヒム殺害未遂事件のことについては話し、イブラヒムは重傷で次の大宰相についてスレイマンが思案していると伝える。そしてアヤスパシャが念頭にあるとも言いマルコチョールはアヤスパシャの反応を観察している。 クリミアから手紙が届く。母后の兄弟がクリミアでけんかを始めたそうだ。頭痛の種がまたひとつ増えた母后はヒュッレムが自分より大きな美しい冠を作るという話を聞き、ついにスレイマンにレオのことを話す。 スレイマンは信じないが、ヒュッレムが