オスマン帝国外伝シーズン2あらすじ 3話と4話 エピソード26
エピソード26(3話と4話)
宮殿にて マリッジュブルーのハティジェ皇女を慰める母、そこへヒュッレムが登場。スレイマン大帝の服の裾にキスし、助かってくれてありがとうと感謝するマルコチョール。ほめ言葉をかけるスレイマン大帝。それを微妙な表情でみるイブラヒムパシャ。
捕虜を尋問するマルコチョールはラヨシュ2世の居場所を聞き出す。
トルナで 作戦会議する騎士たち。トルナよりも首都のブダに戻って戦った方がいいと部下たちが言うが・・・
ヒュッレムとハティジェの会話 おなかのあかちゃんの心配と戦場にいる夫イブラヒムパシャの心配をするハティジェ。名高い占星術師のヤークブに訪ねて安心感を得ようと思い立つ2人。
皇后がハマムでヒュッレムの召し使いをなぜヒュッレムとの間が悪くなったかと問いつめる。
4話
オスマン帝国軍の陣営ではドナウ川をわたるため橋をつくる。マルコチョールは責任者として1週間以内に作ることをスレイマン大帝に約束する。一方トルナのハンガリー王国陣営のようす。オスマン帝国軍(このドラマでは)10万ここではにたいして2万と加勢軍からなるハンガリー王国軍。
スレイマン大帝のテントで、なぜスレイマン大帝が怒って口をきかないかたずねるイブラヒムパシャ。その返事は「おまえ(イブラヒムパシャ)の目にはおそれが見える。私への隠しごとはおまえをより強くはしない。おまえを臆病者にする。」イブラヒムパシャは赦しを乞うが・・・
スレイマン大帝宛に手紙を書くヒュッレム、ヒュッレムの詩はいいね。
橋を見に来るスレイマン大帝。マルコチョールをほめる。
ギュルアーがつれてきたヤークブにあう2人。男の子が生まれイブラヒムパシャも泥道ではあるが無事帰還すると答えるヤークブ。ただイブラヒムパシャには顔のない影つきまとうとのこと。これってヒュッレムのことですよね。
倒れる召使い 。召使いとの会話がなされる。
お前の名は?
ニリュフェル
いいね。
いいね。
何歳なの?
どこ出身?これから私に仕えるのよ。
散歩しているハティジェは召使いにヤークブのことを話す。
クルバン バイラムの準備の様子。
倒れた召使いを呼び会話するヒュッレム。
完成した橋を意気揚々と渡るオスマン帝国軍。
ハンガリー国王のラヨシュ2世 は1506年に生まれで、1516年若くして即位します。20歳の1526年モハーチの戦いにハンガリーのトップとして参戦しますが、どうなったんでしょうか。
モハーチの戦いのかれこれ5年前ヨーロッパの玄関であるベオグラードには、すでにオスマン軍の軍旗がかかげられ、ハンガリー王国はかなり弱っていましたし、若年のためか貴族たちをまとめるのがむずかしかったようで、エピソード26によると、かなりワンマン的なところがあります。平原での戦いは不利であると箴言する部下の騎士たちの話に耳を傾けず、平原で真っ向から戦おうとし、スレイマン大帝の首をとれば形成は一気にハンガーリー軍に傾くと安易な予測をたてました。
モハーチの戦いのかれこれ5年前ヨーロッパの玄関であるベオグラードには、すでにオスマン軍の軍旗がかかげられ、ハンガリー王国はかなり弱っていましたし、若年のためか貴族たちをまとめるのがむずかしかったようで、エピソード26によると、かなりワンマン的なところがあります。平原での戦いは不利であると箴言する部下の騎士たちの話に耳を傾けず、平原で真っ向から戦おうとし、スレイマン大帝の首をとれば形成は一気にハンガーリー軍に傾くと安易な予測をたてました。
それとは逆に、オスマン軍は ドナウ川を渡る橋を短期間につくり、あっというまにドナウ川をわたりました。渡りきると「前進あるのみ!!」と橋を大砲で破壊してしまいました。みんなの志気は一気にあがりました。
そういえば、曾おじいちゃんのメフメット2世はもっとすごいですよね。コンスタンチノープルを陥落させるとき、陸地を船が通ると言う奇抜な作戦で、ビザンチンの人々をおどらかせましたし、オスマン人には橋をつくのは簡単なのかもしれませんね。 いよいい決戦ですが、ここのところスレイマン大帝に冷遇されていたイブラヒムパシャが、なかなかの作戦をおもいつきましたよ。ここでスレイマン大帝のすごいところは、ちゃんとイブラヒムパシャに耳を傾けるとことです。冷静に、良い作戦ならとりいれるのですね。1526年8月29日両軍モハーチ平原にであいまみえ、正に戦いが始まろうとしています。そこでハンガーリー王国側から使者が馬を走らせ、平原中央の両軍の真ん中あたりまでやってきます。オスマン帝国側からもそれに応えて使者がむかいます。二人はお互いの意志をつたえあいます。ハンガーリー王国軍の騎士は、「われわれはハンガリー王国の為に死ぬ覚悟です。」と言い、オスマン帝国軍は「スレイマン大帝は全世界の正義のために戦う。」と応え、両者が陣に戻るといよいよ戦いが始まります。ハンガリー王国軍は総攻撃体制でオスマン帝国軍につっこみます。オスマン帝国軍側は、イブラヒムパシャの作戦通り3軍にわかれ、中央部隊がハンガリー王国軍を迎え撃ちます。左右翼軍は、ハンガリー王国軍をはさむように陣取り、ハンガリー王国軍が進撃し続けるのを見守ります。勢いにのったハンガリー王国の騎士たちはオスマン帝国軍の作戦だとも知らず、撤退を始めた中央部隊をさらに追いかけます。しばらくするとオスマン帝国軍とハンガリー王国軍の距離がある程度離れ、ハンガリー王国軍はモハーチ平原に残され孤立します。そこへ、大砲がバンバン飛んできて、ハンガリー王国軍は大慌て。すかさずハスオダバシュのマルコチオウル バーリベイが果敢に軍を率いて突撃します。大打撃を受けた敵軍は撤退命令を出しますが、オスマン帝国軍の総攻撃が始まり、彼らはドナウ川のほとりにまで追い詰められます。ラヨシュ2世も含み生き残った少数の人々は逃げる場を失い、ついに入水し息絶えます。あっというまに決戦の決着がつきその日の午後には平原はちまみれになっていました。この戦いで一番印象に残ったのは何といってもマルコチオウル バーリベイでしょう。橋を作るときの統率力や、戦いのときの使者として交渉力、そして何よりも武芸に富み、寡黙ながら忠実で、敵には回したくない人物です。
スレイマン大帝のおかげで大勝利を勝ち取ったとイブラヒムパシャが言うとスレイマン大帝は「思い上がりが心に満ちている。それに対抗しよう。」と鏡に向かって話しかけます。
悟れ
わすれるな
謙虚であれ
名誉と力はお前のものではない
主に感謝せよ
お前がお前自身を打克たせたのではない
主に対して敬意を示し、そして民衆に尊べ
お前の体、考え、意志がお前のものだと思うな
そう思ってもそれらはおまえのものではない
主からの恩恵はお前からのものではない
お前の自我を滅せよ
さもなければそれがお前を滅する
おごりに打ち勝てスレイマンよ
すべてのファラオにはモーゼがおり、すべての悪には善がある
信じよ
思い出せ
お前がどのように生まれどこへ逝こうとしているかを忘れるな
そうすれば天国の扉はお前に開かれる
お前の良心はクブラだ、スレイマン
見失うな
君の名は?
ニルフェル いいね。
何歳なの?
どこ出身?
これから私に仕えるのよ。