トルコドラマ サダカトスズ (不誠実) エピソード60 最終回 それぞれの道 ジャンスデレ主演

 ついに最終回

あれから20年の歳月が投げれ、アリとゼイネプがお墓の前に立っていた。

どうやらヴォルカンは亡くなったようだ、

20年前

ヴォルカンは捕まり、ヴォルカンに拒否されたデリンの状態は悪化した。彼女はシーズン1の最後にアスヤといった海岸に向かっていた。

二人はその時車ごと崖から落っこちたのだったが、アスヤが診ずの中でデリンを助けたのだった。

今回もなんとアスヤがデリンを救うことになる。デリンは死ぬ前にアスヤに電話をしたのだった。アスヤは崖から飛び込もうとするデリンを必死で説得し、少しづつ彼女に近づいた、


デリンの迫真の演技!素晴らしかった。デリンは感情表現がとても豊かだと思う。

もちろん今は精神が錯乱した状態でいつ死んでもおかしくない感じだったが、アスヤはあることを言って彼女を思いとどめた。

それはゼイネプだった。

ゼイネプを一緒に連れて行かないとだめよといったのだ。するとそれまで海に飛び込むことばかり考えていたデリンが、ゼイネプを連れに戻らなきゃあと考え直したのだ。

アスヤへ向かうデリンをしっかり抱きとめたのがオヌルだ。

オヌルは本気でデリンを愛していた。なので、こんな状態彼女の手助けをしようと必死だった。

2度も命を救ってくれたアスヤにギョヌルはっ心からお礼を言った。そして今までのことをわびた。二人は和解した。

デリンは1か月病院で治療を受け、穏やかな普通の状態を取り戻すことができた。

退院の日、デリンは家に帰る途中寄りたいところがあるといった。

母のギョヌルとオヌルはヒヤッとした感じだった。もしかしてヴォルカンの元へいこうというのではないかと思ったのだ。彼女はヴォルカンではなくアスヤの家へ寄ったのだった。

そしてアスヤにお礼を言った。「ゼイネプのために過去は忘れて.すべてがうまくいくt固く信じて生きていくように」

とアスヤがいうと、デリンは笑顔になった。

この時二人には母としての絆みたいなものが生まれた。

本当に不思議だ。母親としての二人はとってもよく似てると思う。二人にとって子供たちはとっても大切な存在なのだ。

特に今のデリンにとってはゼイネプがある意味生きるのに大きな支えになってくれるに違いない。

ヴォルカンといえば拘留されていた。

デリンが正気に戻るとヴォルカンのために証言した。そのため彼は外へ出ることができた。

その時デリンは離婚を彼に申し渡した。

その日はアリの卒業式だった。みんなが祝った。そこへヴォルカンが現れて、オヌルに殴り掛かった。彼はまた台無しにしてしまった。アリは父親に出て行ってと叫ばれ、とぼとぼと歩き始めた。アスヤハ彼を彼に母親が住んでいた家に送り届け、さよならを告げた。


ヴォルカンはこの期に及んでまだアスヤが好きだという「一生君はこの胸の中にいる」といったのだった。

ここまでくるとヴォルカンがなんとも哀れだ。


すべての不幸はヴォルカンの浮気から始まったのだが、今は彼の周りには誰もいなかった。

一人ぼっちで生き、死んでいったのだ。

ほかの者たちはみな新しく人生をやり直してそれなりに幸せになっていったのに、ヴォルカンだけがこの物語の最後で不幸な人生を送った。


ドラマの最後は二人の墓参りのシーンに戻る。ゼイネプが兄のアリにあなたは父を許したの?」と・・・

アリは「父を許したよ」と答えた。

そして二人はそれぞれの母の元へ向かった。

感想
長いドラマが最終回を最終回を迎えた。
このドラマで一番印象に残ったキャストはデリンだと思う。
彼女は最初普通の少女だった。ところがヴォルカンと知り合ってどんどん変わっていった。
2度も自殺を試みた。そして最後には精神の安定を取り戻し、一人娘と力強く生きていくのだ。
アスヤに対してひどいことを何度もしたけれど、最後にはそのアスヤに謝った。ドラマではいろんなことがあって多くの人が傷ついたり悲しんだりしたけれど、デリンの心の覆いが取れアスヤと和解ができたことで、それらすべてを受けいられるような気がした。

できれば傷つけあわずにみんなが生きていければそれに越したことはないけれど、もし傷つけあったとしても、そののちに謝り和解できることも素晴らしいことだと思う。
人間ていいなあなんて少し思えた。

ヴォルカンは若くして死んだようだ、1980生まれで今年は2022年だから、42歳より前に亡くなったことになる。あんなに嫌いだったヴォルカンだけれど、最後の姿には少し心が痛んだ。(もちろん自業自得といわれればそれまでだけれど・・・)
彼にも謝るチャンス、そしてやり直すチャンスが与えられたらよかったなあと思う。

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