プルは明日灌頂式を迎える。とうとう王になるのだ。 久しぶりにプルの笑顔を見たような気がする。 シーズン3の初めはプルの王太子になる式で始まったが, その後アレクサンドロス都のペルシャでの対決矢パウラヴァでの叔父と弟の裏切りやらであっという間に最終話を迎えた。 今ジェ―ラル川の聖水でウコン、はちみつ、牛乳プルの顔から流れ落とした。 そのため国賓としてやって来ていたアレクサンドロスは王がプルであるとわかり動揺する。プルを見るや否や彼は、条件反射的に傍にあった矢をプルに投げたのだった。 そして攻撃の命令を出すが、タクシラまで アレクサンドロスを呼びにいったチャーナキヤが後ろと上を見るようにと忠告した。 そこには弓隊と兵隊が待ち構えていた。 アレクサンドロスは窮地に陥った。 こうしてチャーナキヤが画策し、見事アレクサンドロスをパウラヴァの宮殿にまでおびき寄せたのだった。 師であるチャーナキヤはインドの敵アレクサンドロスのとどめを刺すようにプルに命じるが、プルは迷っていた。 これは 正当なやり方ではない とアレクサンドロスが指摘したからだ。 確かにプルが 丸腰の者を切りつけたことは今まで一度もない 。 でも王になった今、そしてインドの守護者としては、インドの大敵を倒す絶好のチャンスを逃すのはありえないだろう。