ポロス 古代インド英雄伝 シーズン5 4話 タクシラ王の最期
アンビ王子は約束の場所へ向かおうとした。だが出発する前に頭を後ろからたたかれ気を失った。 父の策略だった。もともと父アンビ王はプルト和睦を結ぶつもりなどなかった。わなを仕掛けたのだ。 プルはそうとも知らず約束の場所へ向かった。 そして現れたのは王子ではなく王だった。 アンビ王は威勢よくプルにここが墓場になるといったがプルの表情には余裕があった。 プルはアンビ王子の手紙を信じたわけでははなかったのだ。 罠にかかったふりをして実は罠をかけていた。 バムニ先王もひそかに同行していた。 プルを取り囲んだ敵兵をさらにバムニ先王の軍が捕らえた。 さすがプル! だがタクシラ王はまだまだあわてていなかった。すぐに援軍がやってくる知っていた。 ところが援軍に対してもプルは手を打っていた。 バルシネがやってくるという偽の情報を流させた。 アレクサンドロスはタクシラ王の元ではなく、バルシネの軍に向かった。 孤立したアンビ王! バムニ先王の鉄拳をくらった。 さらにプルの剣でとどめを刺そうとしたところ、彼は逃げた。 逃げるタクシラ王を矢で仕留めるようにと、バムニ先王矢が弓を渡したが、 プルは矢を放たなかった。 後ろから攻撃するのは卑怯だというのだ。 それで走って追いかけた。 にげるにげる! タクシラ王は何とか逃げのびた。 だがプルは追いかけてきた。 そこでお祭りの劇の登場人物に化けてさらに逃げようとした。 ところがその時劇に出るようにと連れていかれてしまった。 プルはその男がタクシラ王と気が付き、追いかけ彼にとどめを刺した。 この劇はインドの神様が悪者をやっつける場面だったのだが、 ちょうどその悪者役にタクシラ王が紛争していたため、その劇のストーリーと重なるものがあった。 プルは神様の役で、悪者を成敗した形になった。 こうしてプルの復讐は終わった。