投稿

ラベル(オスマン帝国外伝4)が付いた投稿を表示しています

ヒュッレムが不治の病に、それでも彼女は皇子たちの仲裁へ走る オスマン帝国外伝シーズン4 71話ハイライト

イメージ
  スレイマンを心配してエディルネを訪れたヒュッレムを待っていたのはスレイマンの冷たい心とユダヤの商人だった。スレイマンがその女性によって心が和んでいる様子を見たヒュッレムは、寂しい気持ちになった。もうスレイマンいに自分は必要ないのかなあと思ったに違いない。 そんな気持ちが沈んでいるヒュッレムに、より衝撃的な事件の知らせが届いた。なんとセリムとバヤジトが武力で争うことになりそうだというのだ。慌ててヒュッレムはセリムのいるマニサに向かった。(マニサにバヤジトが武装して向かっている) その途中の馬車の中でスンビュルは「夜は横になってお休みになられたほうがよかったのでは」とヒュッレムに言うと彼女は 「だめよ。できるだけ速くマニサにいかなければならないわ」と言いながら右肩を抑えた。 痛みが走ったようだ。 スンビュルが心配して様子を尋ねると、 「急に痛みを感じたのよ」と答えた。 「女医が同行しています。すぐ見てもらう方がよろしいかと」 というと、 「いいえ、結構よ、スンビュル、まずはマニサにつかないと・・・」といった。痛みより子供たちのことを心配してたのだ。 そして夜が明け、馬車を途中で降りるほど彼女の痛みがひどくなった。 女医が 「この腫物はいつからですか」 「わからないわ、たぶん一か月前ほどかしら」 「他に何か症状はありますか?」 「ほかにはないわ、でも飲み込むのが時々難しいことがあるわ」 というと、女医はしばらく沈黙していた。それでヒュッレムが「何か言って」と言うと、女医は浮かない顔していま、「まだはっきりしたことはわかりません」とごまかしながら、スンビュルの顔を見た。 これは?どういうことなのだろう? 馬車からすこし遠くでスンビュルは女医に 「皇帝妃様の病気は何ですか?言ってください、なぜ黙っているのですか」と 聞いた。なんとか重い口を開いた女医に 「皇帝妃様は重傷です。この病気で命が助かったものを今まで聞いたこともみたこともありません。死期は近いです」と言われ、スンビュルは愕然とした。 あの無敵のヒュッレムが! 彼女も病気には勝てないのか・・・そして死を免れることもできないのだろうか! ヒュッレムの不在は皇子たちの安全が消えることを意味した。ヒュッレムは二人のために長生き

エディルネを訪れたヒュッレムを歓迎しないスレイマン オスマン帝国外伝シーズン4 70話はハイライト

イメージ
  エディルネについたヒュッレムはユダヤ人の商人について聞いた。 庭ではスレイマンとその商人が楽しそうに会話をしていた。それを見て嫌な気持ちになったヒュッレム。その時スレイマンはヒュッレムの存在に気づいた。 商人はヒュッレムに丁寧にあいさつをし、とても光栄だと 伝えた。 するとスレイマンは「どうしたのだ、なぜ知らせもなくやってきたのだ?ミフリマーフになにかあったのか?」と聞くと、「おかげさまで、すこし良くなりました。ソコルルのおかげで。私はあなたが元気かどうか気になりました。けれども元気そうでよかったですわ。では失礼します。少し休みます。旅路をしてきたので・・・」と言って下がった。スレイマンはミフリマーフのことしか聞かなかった。そのことをヒュッレムは寂しく思った。 スレイマンはヒュッレムをもう必要なさそうだ。彼のヒュッレムへの思いは冷え切ってしまっていた。何故ならしばらくして部屋に戻ったスレイマンにフェルハトが「ヒュッレムスルタンにお会いになりたいですか」と聞いたとき「今は結構」とこたえたのだ。 確かこの間はヒュッレムを助けに町まで馬で彼は疾走したのだが、それをきっかけに二人は仲良くはならなかった。 ムスタファのことやジハンギルの死へのわだかま、そしてセリムとバヤジトへの対応に食い違いがあった。 フェルハトは一生懸命、スレイマンのためにこういった。 「皇帝様あなたを治癒し、あなたをよくする薬が目の前にあるのです。けれどもあなたはそれを拒否なさるのですね」と・・・ そうなのだ、スレイマンは今こそヒュッレムに心を開かなければならないときだ。今こそヒュッレムともに息子たちの将来のために協力しなければならない。だがスレイマンはそれを拒んだ。   部屋にいるヒュッレムを訪問する者があった。スレイマンではない。 先ほどの商人だ。彼女がヒュッレムに会いたいのとことだった。 ヒュッレムは許可し、美しいブルーの衣装を身にまとった商人が中に入ってきて、ヒュッレムのドレスの裾に口づけした。 こうすることで、彼女はヒュッレムに最大の敬意を表した。 「皇帝妃様、あなたにお会いできてこのうえなく光栄です」 「皇帝のお相手をしてくださったそうですね。そう聞きました」とヒュッレムは言った。 「スレイマン皇帝は大変恵み深い方です」とスレ

ファトマ皇女が宮殿を去る オスマン帝国外伝シーズン4 69話ハイライト

イメージ
  ファトマ皇女の侍女メレキが真実を語った。だがファトマ皇女はメレキのことを責めなかった。 それどころか「かわいそうに拷問を受うけたのね」と言ったのだ。彼女は侍女たちにはやさしかった。そういえば一度もメレキにつらくあたったところを見たことがない。皇女らしいふるまいの人だ。だがヒュッレムに関しては別だった。今回彼女を狙わせたのはファトマ皇女だった。 スレイマンはファトマ皇女を呼んだ。中に入るとメレキもいた。 ファトマ皇女は今まさにそのことをスレイマン兄に詰問されるのだ。でもなんと言い訳するのだろうか? 「この付き人が言ったことは本当か、ファトマ」 ヒュッレムに対して反乱を起こすように扇動せよと命じたのか?」とスレイマンは聞いた。 「言い訳するつもりはありません。何を言ってもかわりませんから」とファトマ皇女は言った。 「もし関与していないのなら、言いなさい。彼女の言葉以外に証拠は何もないのだから」とスレイマン。 「私がしませんでしたと言えば、あなたをほっとさせることができるでしょう。でも私はそうするつもりはありません。あなたが愛したあなたの家族たちにあなたがしたように私も火へ投げ込みなさい」 というと、スレイマンはいらっとなって、そこにいた皆に「二人にしてくれ」といった。民阿が出ていくと、 「私は今まで無実の人々を誰も罰しなかった。今回のことにも証拠がある、ファトマ」と弁解した。するとファトマ皇女は 「ヒュッレムは悪魔ですよ。彼女に何が起ころうとも、それはすべてが彼女自身のせいです。 今まで彼女を襲った悲惨な出来事は、彼女には少ないくらいの罰ですわ。それをつぐなうてみに地獄の住人がふさわしいわ」とヒュッレムについて厳しいことを言った。 「ヒュッレムは天使ではない、しっているよ。だが彼女には誰も持っていないものがあるのだ。忠誠心!完璧な忠誠心だ。ヒュッレムは今まで一度も私を裏切ったことがなかった。私を後ろからナイフで刺すようなことはなかった。 私が皇位についている間、他の誰をも皇位につけようとはしなかった。 「ということはこれ(忠誠心のなさ)があなたの怒りの原因だったのですね。 イブラヒム、ハティジェ、ムスタファ ジハンギル(・・・ 故父セリム先皇帝がどのようになくなったかを覚えていますわ。彼の魂はどうやっても彼の体から

民衆に襲われそうになったヒュッレムを助けたのは・・・ オスマン帝国外伝シーズン4 67話ハイライト

イメージ
フェルハトアーがあわててスレイマン皇帝のところへやってきた。 ヒュッレム妃が民衆に襲われそうになっていると伝えたのだ。 ヒュッレムは占い師を尋ねた。そのことを知ったファトマ皇女が、民衆を扇動させるよう部下に仕向けたのだ。 知らせを聞いたスレイマンは急いで馬に乗りかけつけた。ムスタファの死後二人の関係ぎくしゃくし、次期皇帝候補に関しても意見が異なり、関係は修復されないままだったが、こうしてヒュッレムが危ないとわかるとスレイマンは無条件に駆け付けるのだった。やはりヒュッレム妃を愛しているのだ。皇帝の妃が襲われたとあっては皇帝のメンツが立たないという側面もあるので、自分の権威をまもるためかも知れない。 ともかく助けに向かうスレイマンは、年は取っていたがとてもかっこよかった。久しぶりにスレイマン大帝!を見た感じがした。 ヒュッレム妃は占い師に占いをしてもらった後、家から外へ出ようとしたが、玄関には民衆たちがどっとおしよせていた。とても出られるような状態ではなかった。 スンビュルはヒュッレムの行くところならどこにでも付き添っていたが、この時「外に出ないでください」と言った。民衆は彼女の命を望んでいるのだ。彼らはムスタファのかたき討ちをしようとしていた。 そこへ白馬にまたがって懸命に駆け付けるスレイマンが見えた。ヒュッレム妃は確かに危うかった。みんなが棍棒をもって騒いでいる。今にも彼女を叩こうとする様子だ。 ヒュッレムはそれでもドアを開け歩いていった。 すると民衆たちは不思議にもさっとひき、道を開けたのだ。なんとまあ!おどろくべきことよ!だがそれがヒュッレム妃だった。彼女のオーラが人々を静まらせたのだ。 善良な民衆は誰一人として手を出そうとはしなかった。

カザンフェルに宦官になるよう選択を迫るヌールバーヌー オスマン帝国外伝シーズン4 67話ハイライト

イメージ
  ヌールバーヌーはディルシャーに浴場で襲われた。もうすこしで息が絶えるところをカザンフェルに助けられた。 だがセリムは「カザンフェルが浴場にはいることは決してゆるされない」とヌールバーヌーに言った。 「彼は私の命を救ったのですよ。そのことが何の価値もないというのですか?」とヌヌールバーヌーが言うと、 「もち論ある。だから命だけは助けたではないか。だがサライからは追放されることになる」 と答えた。ヌールバーヌーはそうしないように懇願するが、 「これがきまりなのだ。もしこのことが知れ渡ればハレムで噂されることだろう。その時彼は死ぬことになるぞ」とセリムも断固として考えを変えなかった。 だがヌールバーヌーは「背後に誰かがいる彼らを喜ばせないようにしましょう」というとセリムは 「ずっとあなたとディルシャーの間の争いを知っているぞ」と言った。彼はディルシャーが単独で行ったことだと思っていた。 「それならファーリエを追放してくださいそうすれば安心できますから」とヌールバーヌーは頼んだ。 「そうすればヒュッレム母は喜ばぬぞ」というと 「忘れないで、ヒュッレム妃はバヤジト皇子を選んだのよ」と彼女が言うが、セリムはやはりえを変えなかった。 でもヌールバーヌーはあきらめなかった。 そしてカザンフェルの元へ向かった。 そこでセリムと話したことをはなすと、カザンフェルはどうしても残りたいと頼んだ。 すると ヌールバーヌーはカザンフェルを誘惑するように甘い言葉をささやいた。それからようやくカザンフェルが嫌な方法を語り始めた。 「方法があるわ、でいえないわ」というと、「どうかおっしゃて下さい」とカザンフェルは言った。 「もし私のそばにのこりたければ、去勢しなければならないわ」と言った。 なんとまあ! この突飛押しもない意見にカザンフェルは動揺した。 だがヌールバーヌーは「この方法だけしかないわ、サライに残れるのは」と続けた。 カザンフェルが何か言おうとするとそれを止めヌールバーヌーは 「今答えないで、よく考えて、あなたが忠臣であることはよく知っているわ。ただこのことだけは知っておいて、二人にはほかに道がないのよ」と・・・ しばらくしてヌールバーヌーはまた来た。そして決断を迫った。カザンフェルは無言だった。

危険なデフネがバヤジトに近づく オスマン帝国外伝シーズン4 66話ハイライト

イメージ
キュタフヤではロクマンアーがバヤジトの即時の準備の手配をしていた。 ロクマンアーはシーズン4では内廷宦官としてスレイマンのおそばに仕えていたが、ヒュッレムの命でバヤジトについてきた。ちなみにスレイマンのそばに今はロクマンアーの代わりをフェルハトアーがいる。(フェルハトアー役の人は今 BS 日テレで放映中のトルコドラマにタヒル役で出演中) ロクマンアーの指図は素晴らしく、準備は完璧に整った。だがそこに一人の女奴隷デフネが残っていた。彼女は机の上の本の中に手紙を入れた。 そしてマニサに残してきた妹のことを思い出していた。 いま妹はヌールバーヌーに人質として捕らえられている。 デフネはバヤジトを暗殺する目的で女奴隷としてここキュタフヤに来ていた。 デフネはキュタフヤに来る前に「望むことは何でもいたします。どうか妹に害を与えないでください」と言ったのだ。 「望む通り行動すれば彼女に害はないわ。成功したら二人とも自由にしてあげるわ」とヌールバーヌーは言っていたのを思い出していた。 その時バヤジトがはいってきた。 「なにをしているのだ?」 「食事の準備をしているのです」 「名はなんと申す?」 「デフネです。サライに新しく来ました。ヒュッレム様が私をおくられました。あなたの痛みをわすれさせるために」と何とかバヤジトに自分を覚えてもらおうと彼女は必死に答えた。 だがバヤジトは「出ていくがよい」といった。バヤジトはまだまだフーリジハンのことが忘れられなかった。 それにしてもヌールバーヌーはあちらこちらでいろんなことをしでかす。イスタンブルではバヤジトの愛するフーリジハンを殴り殺した。 さらにヒュッレム妃に真実をしられた彼女は以前ヒュッレムが自分に送った手紙でヒュッレムを脅し、バヤジトの側めのラナに、罪をきせさせた。 今度は側めではなく、バヤジト本人をヌールバーヌーは狙っていた。  キュタフヤはこうしてまた危険に包まれた。

ヌールバーヌーが襲われる オスマン帝国外伝シーズン4 66話ハイライト

イメージ
ファーリエはヒュッレムの命令でセリムたちの監視役として、マニサへ赴任した。だが本当の目的はヌールバーヌーの暗殺だった。ファーリエはマニサにつくとさっそく行動を開始した。 以前セリムのそばめだったジャーリエに話を持ち掛けた。 「1人では無理だが一緒になればことは変わる」とファーリエは言うのだった。 元そばめは「どういう意味なの」と聞く。   「ヒュッレムスルタンは彼女から逃れたいのよ。もし彼女が死ねばあなたは穂にそのように輝くわよ。勿論私とともに戦う勇気があるならばだけれどね」とそそのかした。 こうして二人は ヌールバーヌーを亡き者にしようと企てた。 次のシーンではヌールバーヌーは入浴していた。本来トルコのハマムとは違った西洋式の浴場をヌールバーヌーは以前作らせていた。 そこで湯ぶねにつかって果物を食べるつもりだ。 ところがファーリエがいつもそばについている付き人のジャンフェダーを呼び出した。ジャンフェダーはファーリエを怖がっていた。そのためかすぐに呼び出しに応じた。 ファーリエはジャンフェダーに簿記を手伝うようにと連れ出そうとした。ジャンフェダーは「明日の朝のほうがよりしいかと思いますが?夜中には計算は難しいですから」と答えた。だがファーリエはお前に考えを聞いているのではない。さあはやくきなさい」 と強く言った。 1人残されたヌールバーヌー。誰かが浴場に入ってきた。そのあとすぐに鍵がかかる音がした。ヌールバーヌーはジャンフェダーが来たと思った。 ヌールバーヌーは目を閉じていろいろとジャンフェダーに話しかけていた。返事がないので「ジャンフェダー」と目を開けながら呼んだ。 するとそこには元そばめがたっていた。 次の瞬間バスタブの中に元そばめは顔を押し込んだ。 ヌールバーヌーが危ない! 彼女は息ができなくて暴れだした。 ヒュッレムに逆らうものは消えていくのか?! ヌールバーヌーもやはりヒュッレムには勝てなかったのだろうか?

バヤジトに看取られてフーリジハンは天国へ オスマン帝国外伝シーズン4 64話ハイライト

イメージ
  フーリジハンが意識不明だ。そして ヒュッレムがやってきた 「容態はどう?」 「おんなじだ。変わりない」 「とてもつかれたいるようね。部屋に戻って少し眠りなさい休みなさい」とヒュッレムは優しく語りかけたが、「だれががやったのだろう?なにかわたしにかくしていることがあるのですか?」と聞いた。 「バヤジト私たちはもう同じ道を歩ているのよ。あなたとあなたが愛する者たちを守ると誓ったわ。約束したわ。私がいきている間は二度とあなたがくるしくむことはないわ。そんなことはゆるさない」というとバヤジトは力なさげに頷いた。 その後もバヤジトはフーリジハンのそばを離れることはなかった。彼女の顔を見ながら初めて市場に一緒に行った時のことを思い出していた。 2 人はヴァイオリンを買いに行ったのだったが、フーリジハンはその時すでにバヤジトに好意を持っていた。二人は初めての口づけをその時交わしたのだった。 これも今となっては甘い思いでだが、ふたりはイスタンブルの市場を散歩することができるのだろうか。(できれば元気になってまたあるきまわれればいいなあ) あっ! フーリジハンがきがついたようだ。バヤジトは「フーリジハン」と名を呼ぶと、彼女はもう少し大きく目を開けた。よかった!意識が戻ったようだ。 「皇女様、私はここにいる、ここにいるよ」と声をさらにかけた。 フーリジハンは懸命に声を出そうとしたがなかなかできない様子だった。バヤジトは「誰がやったんだ。誰が犯人だ?」 「フーリジハン私を置いていくな、どうかわたしを一人にしないでくれ、」と何度も懇願した。

フーリジハンが廊下で倒れている オスマン帝国外伝シーズン4 64話 ハイライト

イメージ
  フーリジハンが廊下で倒れていた。 ヒュッレムは祝いの会に参加していた。そこへヌールバーヌーがやってきた。そして何食わぬ顔をして席に着く。だが表情は凍り付いていた。 カザンフェルとのことを心配していたジャンフェダーが話しかけたが、あとにしてとヌールバーヌーは答えた。ヌールバーヌーはそれどころではなかった。 するとそこへよろよろとあるきながらよろよろとやってくるものがいた。

フーリジハンとヌールバーヌー どちらが勝つ? オスマン帝国外伝シーズン4 63話ハイライト

イメージ
息子ムラトの割礼の祝いの日   カザンフェルがジャンフェダーに「ヌールバーヌー皇子妃様にすぐにお会いしなければなりません」と言った。 「気でも狂ったの? お祝いの会に参加しているのにどうやってあえるというの!」 だがジャザフェルは 「(大切なことなので)伝えないわけにはいかないのです。言われたとしなさい」と答えた。 するとジャンフェダーはわかったとうなずきヌールバーヌーに知らせた。その様子を見ていたものがいた。フーリジハンだ。 いまフーリジハンが帝都にいるのはヌールバーヌーの罠によってだった。このことでバヤジトはスレイマンからおしかりを受け、皇位継承問題で不利になったのだ。そのため今二人の仲はとても悪い。

ヒュッレムはついにどちらの息子を皇位につけるか決断する。オスマン帝国外伝シーズン4 64話ハイライト

イメージ
 ムラトのスンネットが帝都で行われた。有頂天になっているヌールバーヌだが、フーリジハンやヒュッレムそしてミフリマーフはあまり浮かれてはいなかった。 バヤジトは甥のムラトを見舞い、 「すばらしい、あなたが長生きできますように」と祈りの言葉を彼に言った。少し前は帝都でスンネットをすることを快く思っていなかったが、いざこうしてスンネットが無事住んだ甥を前にするとバヤジトもうれしくなったのだ。 2人は昔の話を始めた。そこへヒュッレムがやってきた。 「お大事に」というとムラトは 「とても痛かったです、皇帝妃様」と答えた。確かにスンネットはいたい。痛み止めを飲んでも痛みがなかなか治まらないことがあるし、熱が出ることもある。しばらくは歩けないので子供たちは、これで大人への一歩が始まるといわれても痛みは和らぐことはない。 ムラトのその言葉にヒュッレムは笑った。久しぶりの笑顔だった。だが次の瞬間、ジスレイマンンとジハンギルの姿を 思い出し、顔が曇った。 スレイマンは「ジハンギル、あなたは全く怖がらなかったそうだね」といっていたのだ。ジハンギルは確かに我慢強かった。 そこへスレイマンがやってきて、ムラトに刀を贈った。そしてスレイマンは 夜中に夢を見たのだ。 皇帝様と言う声で夜中に目を覚ます夢だった。起きあがってみたが何も見えない。 丸い光があたりを覆った。皇帝様とまた声がしたので、そちらを見るとムラトだった。玉座にムラトが座って、微笑んでいたのが見えた」 と言ったのだ。それを聞いたセリムはよろこびバヤジトとヒュッレムの顔を曇った。 次のシーンではセリムとスレイマンがバルコニーで楽しそうに話しているのをヒュッレムは下の階から見上げていた。 そこへバヤジトが入ってきた。バヤジトも二人を見上げた。 そして悲しそうな顔をした。 するとヒュッレムは 「誰が何を言おうとも誰が何をしようとも全く気にしないわ。あなたは私に息子よ。皇位にふさわしい息子よ。これからは私が死ぬまであなたの味方になるわ」 と言った。バヤジトは微笑みヒュッレムに抱きついた。ヒュッレムはついに態度を決めたようだ。 これからバヤジト・ヒュッレム チームとスレイマン・セリムチームの戦いがはじまる。 今までにない熾烈な戦いになりそうだ。軍配はどちらに?

金を偽ムスタファのグループに送ったのはアフメトパシャ? オスマン帝国外伝シーズン4 63話ハイライト

イメージ
  リュステムとバヤジトが話していた。そこへマフムードがやってきてアフメとパシャの家にルトフィ書記官がいて、アフメトパシャが改ざんを黙っているようと言ったはずだとマフムードは言う。 バヤジトは「その後のことはアトマジャに任せる」といい、去っていった。マフムードとリュステムはバヤジトの信頼を得ているアトマジャが邪魔だ。ルステムにしてみれば弟の仇でもある。リュステムは「その時が来たら自分の手でアトマジャをあの世に送る」といった。今はまだその時ではなかった。今はバヤジトが皇位につくための礎を築かなければならないときだ。 場面は変わり、酒場でルトフィが酒を飲んでいる。そこにはアトマジャとバヤジトたちが現れた。チャンスを見つけてルトフィに真実を話すように詰め寄った。金について尋ねるが、何も知らないと言い張った。 アトマジャが手を締め付けるとと話し始めた。 「私は無実です。大宰相の命令に従っただけです」 とうとうバヤジトは証人を見つけたのだ。よかった、これでバヤジトの無実は明らかになる! 庭でリュステムとヒュッレムがこのとについて話していた。アフメトパシャ悪行は明らかにされます というと「セリムの話は出ないわね」 セリムに汚点を付けてはいけないわ。 と言った。この時点でヒュッレムはセリムをまだかばっていた。 するとリュステムは 「バヤジト皇子を助けてください。そうすればあなたのお望みのままに」と言った。 ヒュッレムにとってはセリムもバヤジトも大切だった。でもいつかはどちらかを選ばなければならない宿命だ。本当に辛い決断だ。できることなら二人が仲良く助け合ってオスマン帝国を統治するのが最善なのだが、とうてい無理な話だった。なんせセリムとバヤジトはことのほか仲が悪いから。 母親のヒュッレムも二人を取り持つことは難しいのだ。

バヤジトは偽ムスタファの仲間たちを助けようとするが オスマン帝国外伝シーズン4 61話ハイライト

イメージ
  アトマジャは 「ウヴェイレさんに会いたいのです。」 「お前は誰だ、なぜウヴェイレを知っているのだ?」 「フセインがよろしくとのことです。反乱に加わりたいのなら彼を探せと言ったのです。ムスタファ皇子のところへ連れて行ってくれますか」と丁寧に聞いた。 すると「そうか、フセインか、よろしい、あなたは探している ものは目の前にいる。私がムスタファ皇子の大宰相だ。あなたは加わりたいのかね? 「もまず初めにムスタファ皇子にお会いしたいです。ムスタファが偽物だといわれているので」 「それはリュステムパシャの虚言だ、彼は本当のムスタファ皇子だ。何故そんなことを言うのか、お前は何様なのだ」 というと、「かつて私はムスタファ皇子と共に戦いました。その時彼にお会いする栄誉を与えられたのです。私に は 500 人の仲間がいますが、確かめない限り参加することはできません」と答えた。 「皇子様と戦ったのだな、それでは少し待て、彼に伝えよう、それからあなたに知らせる」 と言った。アトマジャはわかったとうなずいた。 この時 バヤジトとアトマジャたちは偽ムスタファの制圧のためエディルネにいた。だがムスタファを慕う者たちを手にかけたくないと考えたバヤジトは偽ムスタファに直接会い、彼だけを捕らえようとした。 イスタンブルではスレイマンは今か今か朗報を持っていた。バヤジトが躊躇していると知ると皇帝はソコルルを派遣した。 ソコルルはエディルネにつくとそこの長であるラマザンアーに出動命令を下した。 ラマザンアーが「皇子様を待たなくて用のですか?」と言っては見たものの、ソコルルにはスレイマンの命令書があったため、皇子を待たず攻撃態勢に入った。 そうとは知らないバヤジトはアトマジャと共に偽ムスタファの部下たちをにあっていた。 偽ムスタファの部下は「皇子は信用できないものとはお会いしたくないそうだ」と答えるとムスタファは笑う。そして 「もちろん望まないだろう、ウソがばれるのを知っているからな。勇気が出ないだろうな」 すると偽ムスタファの部下たちがアトマジャに襲いかかろうとした。アトマジャは一言 「アーたちよ」 と声をかけると、林の茂みの中から弓隊が現れた。 ムスタファ皇子の名誉をけがす反逆者はあなた方みんあをだましているのだ。ムス

ムスタファ様がなくなられたときあなたはご自身のも葬ったのです(BYヤフヤーエフェンディ)オスマン帝国外伝シーズン4 61話ハイライト

イメージ
  スレイマンは娘の墓参りにやってきた。 ちょうどムスタファが亡くなって 2 年たったころのことだ。 その時乳母の息子ヤフヤーエフェンディも訪れていた。 スレイマン大帝の乳母はアフィフェハートゥンで、彼女の実の息子がこの方だ。彼は医者でもあり、信仰深い方、「神の友(エヴリヤー)」とみんなから慕われていた。 久しぶりに彼を見たスレイマンはヤフヤーと親しげに呼んだ。ところがヤフヤーエフェンディは 「スルタンスレイマン様、ようやく戻られたのですね。あばらやにようこそ 」 と丁寧にでもとてもよそよそしい感じで答えた。 スレイマンは 「長い間会わなかったが、こんなふうに私を迎えるというのか。ヤフヤー?」 というと、 「私の兄弟はどこにるのか、何をしているのか知りません。 2 年前、子供を処刑した日に私は彼を失いました」 とスレイマンがムスタファ皇子を処刑したことを面と向かって痛烈に批判した。 スレイマンは「ヤフヤー何を言っているのかわかっているのか!なぜうを兄弟をなくしたなどとわたしを侮辱するのか!」 と怒ると、ヤフヤーエフェンディは静かな口調で 「この目は私の兄弟のものではありません。この手もこの心も・・・ 私の兄弟は慈悲深い人です。 無実のものを傷つけたりはしません。 私の兄弟は情け深く、崇高な心を持っている」 あの日あなたはあなたの子供を殺しただけでなく、私の兄弟も殺してしまいました」 と言った。わあ、なんとも勇気がいることだったろう。タシュルジャル ヤフヤーそしてヤフヤーエフェンディもきっぱりとムスタファ皇子が無実だと言い放った。 スレイマンは怒り「その言葉が何を招くかお前はわからないのか?!」と大声を出した。 ヤフヤーエフェンディは 「あなたもご存知のことでしょうが、私は唯一の神にほかの何ものも恐れません。 ケフェ(死装束)もお墓も準備してあります」 と答えたので、スレイマンの怒りは頂点に達した。本来ならヤフヤーエフェンディの言葉に素直に耳を傾けるべきだったと思うが、スレイマン皇帝自体はまだこの現実をうけといめられていなかった。今でもその出来事は深い傷となっていた。いや傷と言うよりも、ナイフでいつもスレイマンの心は切り刻まれているという風だったのだ。 ヤフヤーエフェン

皇子は自由に結婚できない フレイマンはバヤジトの秘密を知っていた オスマン帝国外伝シーズン4 60話ハイライト

イメージ
スレイマンのところへフーリジハンが尋ねてきた。彼女は真実を話しに来たのだ。 スレイマンは手で座るように促した。フーリジハンは話し出した。 「あなたがここに私がいることを望んでいらっしゃらないのを知っています。ですがすぐサライから離れるつもりです。貴方にお話しなければならないことがあります。本当なら一番最初にお話ししなければならなかったことですが、できませんでした。お話しできなかったのです。すべて私が悪いのです。私が皇子様に黙っているようにお願いしたのです。それに怖かったのですわ。私のせいで彼に害が及ぶのを恐れました。」 というと スレイマンは「あなたにももちろん過ちはあるが、最も大きな間違いを犯したのはバヤジトだよ。何度も彼に警告したのにもかかわらず、私の言うことを聞かなかったのだからな」 とフーリジハンが本題を話す前にスレイマンは答え始めた。 フーリジハンはびっくりして 「あなたは・・・」 と口ごもりながら言葉を発した。 「あなた方が秘密裏に結婚をしたとして、そのことを私が知らないとでも思っていたのかい?」と言った。そうなんだ、スレイマンは知っていたのだ。フーリジハンは返す言葉もなかった。 廊下ではミフリマーフが心配そうに待っていた。そこへヒュッレム が慌ててきた。そして「フーリジハンがすべてを話すそうね」というと 「彼女を私が(皇帝に)送ったのです」と答えた。 「なんてことをしたの」 「このほうがいいのです。皇帝は今日でなくてもいつかはすべてを知りますわ」 というとヒュッレムは一瞬黙った。そこへフーリジハンが白い顔をして出てきた。 ミフリマーフが「どうなった?皇帝はなんて?」と聞くと フーリジハンは会釈をして、「無駄でしたわ、皇帝様はごそん時でしたわ」 と答えた。ヒュッレムは 「セリムね!」と怒った表情をした。 「彼ではありません。もっとずっと前からご存知でした。サファヴィー朝との戦いのときにお知りになったようです」と答えた。 わあ、バヤジトはそうなっちゃうんだろうか?ムスタファ兄と同じ運命をたどるのだろうか・・・ムスタファ兄もミフリュニーサとの結婚がばれて、一度は若した皇帝の信頼を大きく失ったことがあった。 それにしても、好きな人と思うように結婚もできない皇子たちって本当にしあわ

ムスタファの隠れ妻 ミフリュニーサの生涯 オスマン帝国外伝 音声

イメージ
 関連記事 ベッラク トゥズナタチュ バラの眼鏡のベッラクさん ミフリュニーサ登場E106 初めて会うミフリュニーサとムスタファ E106   別れを言いに来たミフリュニーサ E107 愛の剣    ミフリュニーサを心配するマヒデブランとアトマジャ E108 ミフリュニーサに縁談が 1人だけしか選べないとしたらあなたは誰を選ぶ? ミフリュニーサをさらったリュステムはフズルと取引に E110   ムスタファが結婚をフズルに申し込み、結婚を許す E110   ミフリュニーサに子が E113 またやっちゃった ムスタファ皇子の結婚がスレイマンにばれる ムスタファが帰ってくるという希望を話す ムスタファの死の知らせ メフメトとの別れ ミフリュニーサの最期 ミフリュニーサの生涯(文字おこし)  

ミフリュニーサが初めてムスタファに会う オスマン帝国外伝シーズン4 6話と7話

イメージ
6話ではフズルの娘 ミフリュニーサがアマスヤを訪れた。 ヤフヤが紹介すると 「お会いできて光栄です」 マヒデブランも「有名なあのお嬢さんはあなたなのね。ようこそ」 と歓迎した。 「あなた方と同じ屋根の下でおあいできることを夢見ていました。今日がその日でったのですね」とミフリュニーサも嬉しそうに答えた。 「海軍提督は何故あなたをよこされたのですか?」 「疑いを残したくなかったからです。お送りになった知らせを受け取りました。 2人は父が送った者で、信頼でききるものたちです」 というとムスタファは「ただそのためにのみあなたをよこしたとは思えないが・・・」というと、 「はい他にもお伝えしたいことがございます」とミフリュニーサは答えた。 フズルのお墨付きをもらった二人アトマジャとヤヴズは、庭で潜んでいるうらぎりものを必ず探し出さねばと話していると、ある男が近づいてきた。そしてミフリュニーサのことをくわしく聞いた。アトマジャは丁寧に答えたが、実はこの男が裏切り者だった。リュステムの回し者だったのだ。   部屋の名毛では会話が続いていた。ミフリュニーサは 「父も私も全力でお仕えするつもりです。あなたにいられた矢は帝国にいられた矢と同じですから。決してうけいれることはできません(ムスタファは帝都から帰る途中襲われた。矢が飛んできたが側めのルメイサが身代わりになりすかった) 「あなたがたの忠誠をうたがうことなない。カプタンパシャは何を提案しているのか?」と率直にムスタファは尋ねた。 「この陰謀の影に誰がいるのかは明らかです。まずはじめに大宰相を倒さなければなりません。イェニチェリたちが最も強力です。この軍団を敵にすれば大宰相はたってはいられなくなります」 とミフリュニーサがいうとムスタファも同じ考えだと答えた。 そして近隣の行政官たちも仲間に入れるべきだとミフリュニーサは語った。 「誰も大宰相をよく思っていません」とヤフヤーも言った。 「用意はせねばならないが、まずはアマスヤの裏切り者を探さなければならぬ。あなたがここにいることは良い機会だ」といってミフリュニーサを見た。ムスタファに何か考えが浮かんだようだ。 シーンは変わって7話では ミフリュニーサが 「本当のことを言えば父はここへ来させたくなかったの

ヌールバーヌがフーリジハンに罠を仕掛ける オスマン帝国外伝シーズン4 58話ハイライト

イメージ
フーリジハンが帝都に到着した嬉しそうに馬車を降りるフーリジハンをララが見つけ声をかけた。 「何をしているのですか、なぜ来たのですか?」と慌てて聞いた。 「ご存じないようね、皇子様がお呼びになったのよ。私にそばにいてほしいそうよ。私は手紙をもらってすぐ出発したのよ」と得意そうに答えた。 ララはそれを聞いて何が何だかわからないという様子だった。   ヌールバーヌーはフーリジハンが来たことという知らせを聞いた。それをセリムもそばで聞いていた。偽手紙はヌールバーヌーの仕組んだ罠だった。そうとも知らずフーリジハンは急いでバヤジトに会いに行った。 待っていたバヤジトは顔を見るなり「なぜ来たのか?手紙でキュタフヤに留まるように命じたではないか」と怒った。 フーリジハンは「あなたがお呼びになったのではありませんか」と手紙を見せた。 だがそれはバヤジトが送った手紙ではなかった。バヤジトの手紙は彼の部下がお金と引き換えにカザンフェルに渡したのだ。それでヌールバーヌーがフーリジハンに偽の手紙を書いたのだ。 ヒュッレムがバヤジトに会いにきて驚く。 「なぜ来たのか」とまたもや同じ質問をフーリジハンは受けた。フーリジハンはみんなに責められた。それはそうだ、フーリジハンが帝都にいたらバヤジトがこまるだけだ。 フーリジハンはイブラヒムとハティジェの娘なのだから、手紙を疑ってみるべきだったのではないだろうか。 この状況でバヤジトが呼ぶはずがないことは冷静に考えればわかることだ。来る前に一度バヤジトに確かめるのもありだったと思うが、フーリジハンはそうはしなかった。 彼女は次にファトマ皇女に会いに行った。ファトマも驚いた。 「手紙も書かないし・・」とファトマは言った。 話をしたがるファトマ皇女だったが、フーリジハンは以前とは違っていた。すぐにその場を離れた。  そのころヒュッレムは対策を立てていた。「ファトマ皇女に会いきたことにすればよいわ。フーリジハンはすぐにキュタフヤへ戻るべきだわ」 というが、バヤジトは偽の手紙を書いたものは誰だ?とそのことを気にしていた。 考えていくうちにセリムが頭に浮び、「セリムだ!」というと、ヒュッレムはも違うといった。 ヒュッレムは他人に対してかなり慎重に疑ってかかるが、自分の子供となると頭から信じてしまう傾向があるよう

タシュルジャルル ヤフヤーは 永遠に生き続ける 

イメージ
 オスマン帝国外伝シーズン4 57話でタシュルジャル ヤフヤーはスレイマン大帝と一騎打ちします。と言っても剣をもってスレイマン大帝を刺そうとしたわけではありません。 「ペンは剣よりも強し」と言われるように、ヤフヤーの剣は強力で、今日までスレイマン大帝を刺し続けています。皇帝批判をした詩をのこしたからです。 当時皇帝批判をしたものの命が助かったことはまれです。ヤフヤはそのまれな例でした。 彼は処刑されることなくアマスヤを去りました。

ミフリュニーサの冬は終わり、ヒュッレムの冬が始まる オスマン帝国外伝シーズン4 57話ハイライト

イメージ
 ムスタファと息子メフメトを失ったミフリュニーサはマヒデブランと共に宮殿を訪れた。 ミフリュニーサは長椅子に座っていた。そしてゆっくり立ち上がり箱を開け、中からナイフを取り出した。 あれ?、もしかしたらヒュッレムを・・・ そうとも知らずヒュッレムはろうかを歩いていた。 ヒュッレムに気づいたマヒデブランが近づき、二人はにらみ合いになった。そこへミフリュニーサが右手にナイフを持って後ろから現れた。半分本心状態のようにも見える。 そして 「ヒュッレム皇帝妃様」と彼女は廊下から呼んだ。ヒュレムとスンビュルそしてファーリエは振り向き、驚いた。アーたちがすぐ厳戒態勢に入った。 だがヒュッレムは  「通しなさい」と言った。 なぜ言ったのだろうか?だってミフリュニーサが近づいてきたのだよ。彼女は武芸の達人だ。この距離ならひとつきでヒュッレムの急所を狙うことが可能なのに。 ミフリュニーサは手にナイフを持ちながらゆっくりそばに寄った。そして 「 私の心の光が消えました、皇帝妃様。 私の心の主、皇子様である私の愛する方の命を奪った日、私は暗黒に埋もれました。 ちょうど私が血の海でおぼれそうなっている時、息子のメフメトが私の手を握ってくれました私を暗闇から救ってくれました。 息子が私をいたみと悲しみの井戸から救ってくれたのです。彼を信頼し、彼に抱きつきました」と言って一歩近づくと、あたりの緊張は増した。 ヒュッレムもミフリュニーサの言葉に耳を傾けているようだった。それはそうだろう。ミフリュニーサの痛みをわからない女性はいないはずだ。ヒュッレムだって例外ではない。  「けれども皇帝妃様あなたは私から彼も奪ったのです。 もし生きていたら、そして私のそばにいたら、いつかまた私にも春が訪れたことでしょう。 山には花々がさき、鳥たちがさえずったでしょうに。 バラの香りも、、、バラの香りがどこでもただよったでしょう。血の匂いではありません。 皇帝妃様、あなたは・・・ あなたは世界の季節を変えてしまったのです。 極寒の冬を始めさせてしまったのですから、この冷たい風は決して止まらないでしょう。 目の前にあるものをすべて取り去っていくことでしょう みんなが自分自身の運命に虐げられることでしょう」とミフリュニーサの声をきいたマヒデブランの目から涙がこぼれた。 (ああ悲しい。ミフリュニーサは本当に不憫だ。) そ
にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへにほんブログ村 芸能ブログ 海外芸能人・タレントへ

プロフィール

プロフィール

プロフィール画像
それはオスマン帝国外伝から始まった
Twitter
YouTube
当ブログにお越し下さりありがとうございます。ドラマのあらすじや登場人物のお話のブログです。どうぞお楽しみくださいませ。 ご連絡はEmailでお願いいたします。 Email