トルコドラマ『クズル・ゴンジャラル』(赤バラのつぼみ)でトルコは沸騰している

 『クズル・ゴンジャラル』(赤バラのつぼみ)の主演者であるオズグ・ナマルと2015年以来ドラマに出演していなかったオズジャン・デニスによるFOX TVの『クズル・ゴンジャラル』(赤バラのつぼみ)が 12月18日から始まった。25日に2話が放送されたばかりだが、このドラマは大論争の的となっている。2話は視聴率2位となった。

社会の保守的な層やイスラム教のタリカに関連するシーンに対してだ。

激しい肯定的な反応と否定的な反応がおこり、議論がますます激化している。


一部の人々は誇張と歪曲がひどいとと非難し、このドラマの放送停止を要求している。

一方他の人々はこれを「現実的な」作品だと評価し、継続すべきだという。


アメリカではかなり昔から人種問題に悩まされているが、実はトルコでも、このドラマで誇張されたほどではないにしても、イスラム親派と現代トルコの父アタテュルク信奉者の間はかなり隔たりがあり、歩み寄るのは難しい。トルコ国内では深刻な問題になりつつある。


ラジオ・テレビ最高評議会(RTÜK)は、シリーズに関する苦情を調査しており、議論は政治レベルまで広がっている。


一部のメディアや組織はこのドラマシリーズを批判している。特に宗教者や宗教団体に対する否定的な描写に焦点があてられている。


女性と民主主義協会(KADEM)やイスマイラーア協会などが声明を発表し、シリーズが宗教者に対する否定的な認識を深め、社会の二極化を促進していると非難しているのだ。


確かに行き過ぎ間があるが、本質的には彼らの振る舞いはイスラムというよりもトルコの文化と特定の地域性に根ざしている振る舞いの部分混在している。そのことがお互いの大きな誤解と誤認を生み出しているように見える。


制作会社であるゴールド・フィルムは批判に対して声明を発表し、「不公平で事実と一致しない」と反論している。


このドラマシリーズを擁護する人々も存在し、特に宗派やコミュニティに関する事実を明らかにした点を評価するコメントもあるが、彼らは事実を誤認している部分もある。


このように

議論はテレビ視聴率にも影響し、シリーズはトルコのテレビで最も視聴された番組の一つとなった。


議論は続いており、関連する政治家や組織もそれぞの立場を表明している。


3話は放送されるのだろうか?


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