ゆりあ先生の赤い糸
ありえない関係のぶっ飛んでるストーリーで常識では理解不能だ。
さらに8話が最終回と思ったら続きがあった。
内容を簡単に話すと、
なかのよさそうな中年夫婦の夫が突然事故に。
そのことから夫のありえない人間関係関係が明らかに・・
まずは年の若い男子の恋人が現れ、それから2人の子持ちに女性が子供たちと共に現れ、さらにみんなが一緒に同居し事故で寝たきりになった夫の面倒を見ることに。
その家族には夫の母と今は家を出ているがかなり家に来る夫の妹がいる。
子のありえない関係の人々が一つの家族を作っていくと話だが、さらにあり得ないのは、竹を割ったような妻も若い男の子を好きになってしまうところだ。
8話では妻の乳がんが発見され妻は若い男のことの恋をあきらめ、二人が別れたところで終わった。
夫の好きだった若い男の子は、夫が嘘をついていたことを知り途中で家に出て行ったままだったし、二人の子連れの女性も中途半端な感じだったのだが、
まあこういう尻切れトンボの終わり方もあるのかと・・
この終わり方もそれなりに面白いかと思っていたら、なんと9話があったのだ。
9話では妻は家族に助言され、若い恋人のところに乳がんのことを正直に話した。
といっても、関係はそのまま断ち切れた。
夫の愛している若い男の子も、妻が退院したときに実家の旅館を継ぐために帰った。
それから一年がたった。
夫は旅館敬遠に難儀しているように見える男のところに行き、妻と子持ちの女性は家を改造してカフェを開くことに・・
夫の母も応援してくれた。
そして家の改装が始まった。やってきた業者さんは妻の愛した人だった。
最初はぎこちなさそうな二人で、そのまま近況を話して男の子は去ろうとした。
その時妻はゆうやと大声で呼びとめた。
振り返り走ってくるゆうや
二人の1年間の空白もわだかまりもすべて消えた瞬間だった。
ということでこの夫婦は二人とも愛する人とまた時を共に過ごすことになった。
というお話。
どうですか?
私にはかなり理解不能だけれど、夫婦が親友に代わるとこういうストーリーができるらしい。
人にはいろんな関係がある。
けれど、形や常識にとらわれず、みんなが幸せなときを過ごせる時間があればいいのではないかというドラマからのメッセージもちょっとわかる気もした。
みなさんが健康で幸せでありますように・・