それはオスマン帝国外伝から始まった...

レオは皇帝の絵を描き終えた。「他の絵も早く終わりにしてほしい」とレオの直属の長が彼にいう。この当時のオスマン帝国では絵をあまり良いものとみなしていなかった。 　イブラヒムに完成した絵を届けに来たレオは、イブラヒムに「故郷に帰りたい」とお願いする。イブラヒムは「その時が来たらな、家族に会いまたもどってこればいいではないか。ここでおまえがひつようなのだ」と言い許可したのか、しないのかわからない様子だった。 　ヒュッレムの絵を描き上げてたレオは、複雑な気持ちでそれを眺める。そして手紙を書く。「お前の言う通りするから最後の願いを聞いてくれ、庭の水道のところでまっている」とかいてあった。

マヒデブランがギュルシャーに台所に行ってレモン入りのミントティーをもってきてくるようにたのんだ。この時代にもよく胃の調子が悪いときにナーネ（ミント）をのんでいたみたいだ。  ギュルシャーがとりに行く途中,女奴隷たちに「ネズミみたいだと」からかわれると、彼女は 女奴隷に襲いかかるが、みんなに返り討ちにされ、いたたまれず調理室にいく。そしてシェケルアーにミントティーを注文するがその時とっさに目の前にあったナイフを取る。何をするつもりだろう？

ミフリマーフ：鳥たちはどこへ行ったの？ ヒュッレム：飛んでったわ。もう彼らは自由になったのよ ミフリマーフ：もどってきてほしいわ ヒュッレム：かなしまないで私のかわいい皇女よ、庭には多くの鳥たちがとんでいるわ ギュルニハル：自由にしなければよかったのに https://youtu.be/8EL0ukiToYY ヒュッレム：ギュルニハル、私は愛だと思ったの。それを信じたのよ。と言って微笑む。このころのヒュッレムはとてもカかいらしい表情もよく見せた。 スレイマンがやってくる。 ミフリマーフを抱きそれからヒュッレムを見る。 スレイマン：あきらめようとしたのか ヒュッレム：スルタン様、もう手はいたくありません と言うとスレイマンは傷にくちづけする。 「傷もなおりました。私をどれほど、喜ばせたかわかりませんわ」 と言いうとチューリップのブローチをプレゼントとして渡した。 「チューリップはオスマン家の象徴だから・・」と言うと、ヒュッレムはよろこんだ。 ヒュッレムがオスマン家の人と認められた瞬間だった。

ロシアの女奴隷が二階から見ている。 ニギャールがスンビュルに「彼女たちがどうなるのだろうか」と尋ねると、「私の言うことを皇帝がきくはずもないからわからない」と答える。 そこへダイェが来てスンビュルに何か指示するが、ダイェはなんといったのだろう。 　一方ヒュッレムは二人のロシア人を食い止めるために何かしようとしている。ニギャールに皇帝に会うことをやめさせるように呼びつけるが、ギュルニハルがやめたほうがいいとアドバイスする。

新しい女奴隷たちが、パシャからの贈り物としてサライにやってきた。それを見てヒュッレムは昔のことを思い出す。自分がつれてこられた時のことだ。 それからニギャールを呼ぶ。 　二人の奴隷は母后に送られたというが本当は、スレイマンのために来たらしいことを知り、ヒュッレムはニギャールに 「スレイマンに会わせないよう」にと厳しく言うが、ニギャールにそれを止める力はない。

ピラフをみんなにふるまうヒュッレム。 「食べ物の中に金貨が入っているわよ」と嬉しそうに言うが、何が起こったのだろうか。 ニギャールはさらにスイートをもっていこうとするとスンビュルがやってくる。いつものようにシェケルアーをかまうが、ニギャールは彼の口にできたてのロクムを入れて黙らせる。おいしいというスンビュルに、ニギャールはヒュッレムスルタンがスンビュルにたくさん甘いものをン食べさせるようにいったわと言う。なぜと聞くと、 「たくさん甘いものを食べて、言葉も甘くなるように」 とだというとスンビュルは、びっくりする。このころスンビュルはヒュッレムには敵対していた。

ヒュッレムは小鳥と話している。そこへニギャールが来る。 ニギャールをそばに呼ぶ。そしてヒュッレムがあげた金貨をレオは受け取らなかったと言ってヒュッレムに渡す。 「どこであったの」と聞くと、「庭で会いました」「ともかくあなたは出て、私を一人にして」とヒュッレムは言う。

関連記事 　皇帝の娘との結婚は命がけ？ 母后が祈っている。 そこへベイハンが来る そして「御存じだったのですね。あなた方みんなは人殺しですわ。私は子供たちになんといえばよいのですか！父親を誰が殺したかをきかれたら、なんとこたえればいいの」と取り乱す。

サライは燃えていた。ハティジェは逃げる途中倒れてしまう。 レオはイスタンブルを去ろうとしていたが、ヒュッレムが危険だと知って助けに戻ってきた。マトラークチュも一緒だ。 なのでそこにレオはいた。倒れたハティジェを抱きかかえ逃げるレオ。だがレオはその途中で撃たれてしまう。レオはひとまず、そこに置かれ、、マトラークチュがハティジェを担いで安全だと思われる場所に移す。そしてマトラークチュは今度はレオを連れにいくが、レオはだいじょうぶなのだろうか。 ヒュッレムはメフメットとムスタファを抱きかかえたまま 「スレイマンが私たちを助けてくれるわ」と半分祈るように言う。ヒュッレムもムスタファが小さいときはムスタファを守ろうとしていた時もあったのだ。 マヒデブランは泣いている。 「なかないで、もう」と母后が言うが、マヒデブランは心配で

ハティジェがベッドでねている 目覚めると「ギュルフェム」と声をかける。 そして「私のあかちゃんは？ヒュッレム」とヒュッレムに彼女は尋ねる。 そばによるヒュッレム ハティジェが「あかちゃんはどうなったの？ 」

スレイマンがバルコニーに出てイスタンブルをながめている。マヒデブランも下の部屋から彼を見上げる。 そこでギュルシャーとマヒデブランと話している。グルシャーはハティジェのいたこの部屋をマヒデブランがとって、ヒュッレムを出し抜いてはどうかと言う。そうすればヒュッレムはきっと悔しがるに違いないというのだが、 実際はヒュッレムがその部屋に住む ことになる。いつもマヒデブランは何となく後手に回る感じだ。スレイマンにもしヒュッレムが何か言えば、その前の決定が覆されることが多い。だから先に何かスレイマンに提案したとしてもかわいそうなことに必ず負ける仕組みになっている。

スレイマンがバルコニーで食事をしている。 「言ったことは分かったか？わかったならそすぐ行けそしてやれ」 と怖い顔してスレイマンがスンビュルに命じている。 「母后とお話になられたほうが・・・」 そこまで言うと、スレイマンは言葉を遮り、 「一言でも言ってみろ、まずはじめに、お前の舌を引っこ抜くぞ」 まあなとおそろしい。どこの国でも舌を引っこ抜くんですね。日本ですと閻魔様が舌を引っこ抜くと聞いたことがありますが・・・ 「それから・・・」 と続けると、スンビュルはあたふたして、 「おゆるしをといって」 すぐでていき、命令を実行し始めた。でも命令は何だったのだろう？

　 マヒデブランは部屋の準備をしている。「抜かりなきように」とスンビュルに注意していると、ヒュッレムがやってきて「部屋を見にきました」と言うと、マヒデブランは「ここで何しているの」と言い返す。 ご存じないのですか？ここを皇帝は私に与えたのですよ」 と言うと皆の顔が一瞬凍り付く。

イブラヒムとハティジェが深刻な様子で話をしている。 エジプトでアフメトパシャの反乱がおこったというのだ。 鎮圧するために誰かがいかなければならない。そこでハティジェは 「アヤスパシャがいくの」と聞く。 イブラヒムは 「私がいきます」 と答えるとハテキジェは悲しそうな顔をしていかないでと頼む。 新婚さんのお二人がわかれるのはつらいだろうが、今回の場合もっと大変だ。 なぜならイブラヒムは戦争に行くのと同じくらい危険だからだ。 ハティジェがいかないでと言うのもよおくわかる。 だがハティジェはそんなことを言ってもイブラヒムがいかないわけにはいかないことは十分承知していた。 なんせ、 皇帝の命令なのだから 誰も逆らえることはできない。

トルコで有名な俳優女優を招いてザックバランにトークする「ベヤーズショー」という番組があります。今までにも何度かご紹介したかもしれませんが、今回のは特に傑作ですので、皆様にもぜひ笑っていただこうと思い動画をシェアーいたします。 動画の内容 司会者は初めに「人はみんな間違いを探すことが多い」と言い、それから「オスマン帝国外伝のドラマの中で間違いをみつけました」と言うと「どうぞ」とハリットさんの答える声がします。それから、「ドラマでは、今日われわれが使っているものが描かれていましたが、あなた方も気づかれなかったと思います」。

ヒュッレムの2番めの息子セリムが生まれマヒデブラン以外はみな大喜びだ。子供の命名式にマヒデブランもいやいやながらやってきた。そして贈り物として金のブローチをつける。トルコではお祝いの際、金を贈る風習がある。今回は誕生祝だったが、スンネット(割礼)お祝いにも贈る。それから結婚式でも金は重宝される。

なんとヒュッレムにまた強敵が現れたね だれ？ ほらヴィクトリアだよ。夫をスレイマンに目の前で殺されて、復讐のためにイスタンブルの宮殿に入り込んでこんできたきれいな人・・・ あら、マトラークチュが慕っていた方よね うん、マトラークチュはなんだかかわいそうだね。ｴﾋﾟｿｰﾄﾞ１６(たぶんシーズン１の31話か32話)では今までマヒデブランにヒュッレムがしてきたを、今度はヒュッレムがマヒデブランの立場に変わってしまいヒュッレムも慌てているみたいだよね 人の心は本当にうつろいやすいものね。

ヒュッレムは殺人の容疑でエスキサライに左遷された。 イブラヒムはそのヒュッレムに条件を出して戻ってくるように言う。 ヒュッレムはその要求を受け入れハレムに戻った。 この時イブラヒムはヒュッレムの力を過小評価していたに違いない。 後に強敵になり、自分の命まで奪われることになるとは思いもしなかっただろう。もしそう知っていたら、いくらスレイマンのためといえ、彼女をハレムに戻そうなどとは考えなかったはずだ。 ともかくハレムに戻ったヒュッレムは従順なまねをする。 マヒデブランの服の裾にク口づけし敬意を表すふりをした。

アレックスはヒュッレムの元婚約者だった。彼は襲撃を逃れ何とか生き延び、ヒュッテむを探し回っていた。そしてイスタンブルにやってくる。そこで彼はマトラークチュと偶然出会う。絵が上手なこと知ったマトラークチュはイブラヒムに彼を推薦する。こうして偶然ヒュッレムとレオはイブラヒムの館で再会することのなる。 ヒュッレムが人殺しの罪をかぶせられ、ヒュッレムは悩んでいた。そうしたらこのような夢をヒュッレムは見たのだった。もしかしてヒュッレムはレオに助けを求めていたのかもしれない。

母后に呼ばれるハティジェ。母后は「本当なの？」といきなり尋ねる。 「イブラヒムが手紙を残していったそうだというの。その手紙にはあなたに恋をしていると書かれてあったそうよ。ハティジェ、顔を見て、これはほんとうのことなの？」 と尋ねる。 「イブラヒムパシャの気持ちをお前はしっているのかい？こたえなんさい」 「あなたも同じ気持ちなの？」 と続けて尋ねる。すると困った顔をするハティジェ。真意のわかった母后は容赦なく「出ていきなさい」と怒りを言葉に表す。