アラス・ブルト・イネムリさん主演のDisney Plusのアタテュルクのシリーズは放映中止になった!

 アタテュルクを演じた アラス・ブルト・イネムリさんのお話


リポーターが

「こんばんは

あんまりお目にかかれないけれど、何をしてらっしゃったのですか?」

アラスさん「友だちと食事をしました。」

リポーター「アタテュルクのドラマが中止になりましたがどうお考えですか?」

アラスさん「会社とプラットフォームがそのようにけっていしゃたのですから。

私にとって重要なことは視聴者の皆さんとストーリーを正しく共有することですね。

アタテュルクはもともと世界中で最も優れた指導者の一人であるとよく知られておりますので、

(彼について)説明する必要性もないでしょう。

ですので私は俳優としての責任が負う者として、アタテュルクトプロジェクトを守ることがいちばん重要な義務だとだと思っています。

世界で活躍できるように頑張ります。」

さらにくわしく聞こうとしたとしたリポーターを遮って、

「その問題にはこれ以上入らないことにしましょう。私の説明は十分です。

ありがとうございました。」

といって車に乗ろうとすると、リポーターが、

「ほかに何かプロジェクトがありますか」

と尋ねると彼は笑顔で

「ハイありますよ。いまよんでいるとこです。」と答えて去っていきました。

笑顔が素敵なアラスさんでした。短いので動画をぜひご覧ください。



ハザルカヤさんのお話

どのトピックにおいても自分の意見を述べることをためらわないハザル・カヤは、Disney Plusのアタテュルクのシリーズに関する決定に対して、ハザル・カヤは「その件についてのコメントをするほどの知識はない、知っていれば話すだろう。わからない」と発言しました。


このドラマをを中止に追い込んだアルメニ側の記事の要約

「アメリカのアルメニア系団体のキャンペーンにより、トルコの建国の父ムスタファ・ケマル・アタテュルクに関するディズニー+ストリーミングサービスのシリーズが中止された決定は、アンカラから「恥ずべき」と非難されています。

トルコ大統領レジェップ・タイイップ・エルドアンの与党、正義発展党(AKP)のスポークスパーソンであるオメル・チェリックは、ウォルト・ディズニー・カンパニーがディズニー+ストリーミングサービスからトルコの元大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクに関するシリーズを中止したことを「恥ずべき」と述べました。チェリックは、アメリカの「アルメニアのロビー」に屈したと主張しました。

アメリカのアルメニア委員会は、アタテュルクを「独裁者」と呼び、彼に「ディズニーの扱い」を与えてはならないと述べ、このシリーズのキャンセルを求めていました。

トルコの野党も政府と同じく怒りを共有しています。

「ディズニーの管理者の決定は、私たちの建国の父で偉大な指導者ムスタファ・ケマル・アタテュルクに対する憎悪犯罪です。この決定を非難します」と、トルコの主要野党である共和人民党のスポークスパーソン、ファイク・オズトラクは述べました。


ウォルト・ディズニー・カンパニーは、ディズニー+ストリーミングサービスからのシリーズ中止を確認しましたが、トルコで放送されることになると述べました。


ウォルト・ディズニー・カンパニーのトルコ担当ディレクター、チェンク・ソネルは、「コンテンツ戦略の変更により、『アタテュルク』の特別なTVバージョンがトルコのFOXチャンネルで放送され、2本の映画がトルコの映画館で上映され、その後FOX TVで放送される予定です」と述べました。


本来、このシリーズはグローバルな観客を対象にしたディズニー+プラットフォームでの6部作の時代劇として企画されていました。


トルコのラジオ・テレビ放送を監視・規制するトルコ国営機関のトップ、エブベキル・シャヒンは、ディズニー+に対する調査が行われたことを発表しました。


トルコのアルメニア系団体連合は、アルメニアの国外移民に対して控えめな行動を求めました。


トルコのアルメニア系団体連合の会長ベドロス・シリノグルは、「アメリカと国際メディア組織にトルコとアルメニアの関係の正常化を支援し、より責任ある行動をとるよう」呼びかけたと声明で述べました。


オスマン帝国の敗北後、アタテュルクによって創設された現代のトルコ共和国は、2023年に建国100周年を迎えます。ディズニー+はこの記念すべき年に合わせてこのシリーズを制作する予定でした。


アルメニア系団体は、第一次世界大戦中のオスマン帝国におけるアルメニア人の殺害と追放を虐殺として述べています。彼らはこのシリーズがアタテュルクをオスマン帝国の軍人として美化するものだと主張しています。トルコはこの虐殺の主張を強く否定しています。」

感想

どの俳優さんもすごく熱を入れて制作していただけにとても残念なことだと思います。
新オスマン帝国外伝でイスケンデルを演じた ベルク・ジャンカトさんも、アラスさんがアタテュルクのドr間にかける情熱を語っていましたし、メフメトギュンスルさんもかなり白熱した演技をみせてくれたようですが、政治的な問題で彼らの演技が世界で観られないのは悲しいですね。
でも映画とFOX TVで短縮した形で放映されることになったのは朗報です。


アルメニア問題はとてもナーバスな問題です。ドラマに限らず今までも何度もアメリカでは非難されたことがあります。日本でも慰安婦問題等双方の国の考えや立場が違ってなかなか和解が見えてきませんが、アルメニア問題も同様で、根はとても深いです。

世界中のみんなが平和で恨みを持たずに衣食住の足りる生活ができますように・・・

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