歴史ドラマ【Mavera】マヴェラ5話 みんなの力でついにサズルクの飢餓が防げることに ホージャ・ヤサヴィー アフマド ヤサヴィー トルコTRT2021年放映
ハムザはレイラの家の前でドゥベイスを見た驚きをホージャたちに伝えた。
彼がこのバグダッド市内にいるということは、悪い計画がちジャズいていることを意味している。
ハムザたちはそれを感知した。
☾☆☾☆☾☆ 次の日ハムザは改めて家賃を払いに出かけた。
レイラは丁寧に対応したがハムザは怒りと嫌悪をあからさまにし、お金の入れ物を投げるように置き去った。
レイラは気分が悪くなったがハムザに言われたことを考えていた。今までレイラは生き延びるために言わざるみわざる聞かざるという態度を取り続けてきた。
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ホ ージャ・ヤサヴィーは、遊牧民の村を訪れた。
そこで肩の傷を気づかれて手当をしてもらった。
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ホージャたちは貧しサズルクの人々のために食べ物を援助しようと過酷な仕事を続けた。
村の若者も岩運びをとてつだってくれることになった。
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ホージャは街の仲間の商人たちにも援助を頼んだ。だが彼らはしり込みしていた。なぜなら今までサズルクの人は彼らから物を盗んで生計を立てていたからだ。
彼らが嫌がるのも無理はない。
だがその時レイラが通りかかった。
そしてホージャの話を聞いているうちに、自分の過去のつらい経験を思い出したのだ。レイラも誰にも助けられることなく今に至った。
レイラは考えた。
もしかしたらハムザとのやりとりが間接的に彼女に変化をもたらしたのかもしれない。
レイラはなんとみにつけていた高価な首飾りを取りホージャヤサヴィーに手渡したのだ。
サズルクの貧しい人々を助けたいと思ったようだ。
これを見た商人たちは少し心が動いたようだ。自分たちが何もしていないというかすかな罪悪感さえ感じていた。
このレイラの態度をきっかけに人々の気持ちは少しづつ変わっていった。
そしてみんなが手助けをしてくれるようになり、ついにたくさんの食べ物がさずるくに運ばれることになった。
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このころセルジューク朝の兵士 サルトゥクがホージャの店を訪れた。彼は驚いた。
ホージャがドゥベイスが街にいると知らせたからだ。
サルトクにとって重要なこの情報が、今まで彼の耳に入っていないことを訝しがった。
なぜならサルトクの部下のスレイマンがドゥベイスのもとに送りこまれていたからだ。
なぜスレイマンから知らせが来ないのか?
心配になった彼はドゥベイスのアジトに乗り込んだ。
そしてスレイマンが殺されたことを知る。アッサシ派の777が仲間同士で殺し合いを命じた。心の優しいスレイマンは仲間に手をかけることをためらった。心の硬い宇部椅子がスレイマンを刺したのだった。
彼はアジトで隠されていた大量の火薬の粉も発見した。
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その夜みんなはたくさんの食べ物をもってサズルクを訪れた。
これに一番驚いたのはサズルクの長 シャフスヴァルだろう。
彼は絶対実現するはずがないと信じていたからだ。もちろんうれしいのはうれしいのだが・・
ホージャヤサヴィーも願いが叶って嬉しそうだ。みんなに食後に預言者の話をした。
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カリフの娘はホージャがテッケから追い出されたことを父カリフに訴えた。何とかしてくれというのだが、カリフに事実を捻じ曲げて話を伝える宰相に阻まれる。
それだけではなくホージャとカリフの娘が親密だといい、部屋に閉じ込めるよう進言までした。
だがこの娘はおとなしくしていることはしなかった。自分のとる行動がホージャたちにどのような影響をもたらすかなどとは考えもしないようだ。
もちろん気持ちは純粋で彼らを助けたいと思っているのは嘘ではないので、何か手助けをしようとサズルクを訪れたことをとがめるわけにもいかない。
でも彼女が動くとろくなことが起こらないのも事実だ。
事実彼女を連れ戻そうと兵士たちがやってきて楽しいはずの食事もとんだことになった。
でもホージャはカリフの娘が「自分の意志で来たのだから、自分の意志で帰るべきだ。彼女を連れて行けるのは父親だけだ」といい、兵士たちと対峙した。
そのすぐ後になんとカリフが輿に乗って現れた。
どうなっちゃうんだろう?ホージャたちはまた大変なことに巻き込まれることになりそうだ。
感想
カリフの娘の行動がとても目を引きました。心が純粋で、不正を嫌う心の良い娘だとは思いますが、
なぜか彼女が行動するたびにカリフからみたホージャの立場が悪くなっていきます。
こういうことはよくあると思います。
良かれと思って行動したことが、誰かの迷惑になってしまう・・・
とても悲しいことですね。