新オスマン帝国外伝・アフメト皇帝役のエキン・コチさんが新ドラマ「ウチュクルシュ」に登場!

 新ドラマ ウチュクルシュ

新オスマン帝国外伝でアフメト皇帝を演じたコチさんは11月から始まる新ドラマウチュクルシュで主役を演じます。

警察官の役で髪の毛が少し長くて後ろでちょこっと結っています。

トルコでは明日の11月1日月曜日に第1回が放送されます。ポリスストーリーはどこでも新規ですが、トルコでも強い注目度を集めています。

予告編がここから見れます。

ところで私はコチさんを皇帝の雰囲気でしか知らなかったので、この予告編を見てちょっと衝撃を受けました。

皆さんはいかがででょうか?

Kuruşクルシュはトルコの貨幣単位

題名のウチュクルシュですが、クルシュはトルコの貨幣単位です。リラよりもさらに少ない金額になります。2005年からは 1リラ = 100クルシュ となりました。

日本でいうとに当たるかもしれませんね。銀で作られたクルシュがオスマン帝国時代にも使われていました。(旧オスマン帝国の国々では帝国時代の名残で今でもクルシュを使っている国々があります。)

クルシュKuruşは、トルコでは1687年(1099 AH)にスルタンスレイマンIIによって最初に使用されました。

スレイマン2世は 新オスマン帝国外伝の主人公キョセムの孫になります。

キョセムには実の息子が4人いました。 メフメト、ムラト、カシム(カスィム)、そしてイブラヒムです。

キョセムの息子たちはみな幸せだったとは言えない人生の終わりを迎えていますが、イブラヒム皇帝の最後も悲惨でした。

その様子はドラマ『新オスマン帝国外伝』でも描かれています。

スレイマン2世は父親と同じく長い間幽閉されていたようです。ですが皇帝になった後は赤字財政を何とかしようと努力し、同時に貨幣も整えました。

彼が発行した新銀貨クルシュは1クルシュが25. 6グラムで、16グラムも銀が使われていました。オスマン市場の基本通貨として立派な働きをし、1760年代まで通貨は安定していました。

でものちに含有量が変わってきます。改悪されていったんですね。

こうしてクルシュはオスマン帝国時代だけでなく、トルコ共和国になってからも使われたのです。

でも1989年に一度使用されなくなり、2005年初めに新クルシュとして再び使用され始めます。

現在でも公共のトイレに行くときにはクルシュが必要になる時があります。

ということで今日はオスマン時代にも使われていたトルコの貨幣についてお話してみました。

日本でも二束三文という言葉がありますが、トルコのウチュクルシュにもおなじような意味があるようにも感じますが、ポリスストーリーと 3クルシュとがどんな関係なのか興味がひかれるところです。

このドラマになぜこの題名が付けられたのかは、謎ですが、内容に何かヒントがあるのかもしれませんね。もしわかりましたらその時はまたご報告したいと思います。

ではよい眠りを・・おやすみなさい・・・ハユルル ゲジェレル

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