2023年トルコ共和国建国100周年アタテュルクのドラマを演じるのは誰?

 2023年はトルコ共和国建国100周年です。

1923年アタテュルクは当時ヨーロッパの傀儡政権になってしまっていたオスマン帝国の代わりに多くの血の代償を払って現在のトルコの基礎である共和国の建国宣言をしました。

オスマン帝国末期、国は内部での争いが絶えず、ヨーロッパの力に押されていました。

ヨーロッパをまねた近代帝国?になろうと努力をしていたのですがどんどんヨーロッパに引き離されていきました。

第一次世界大戦の敗北をきっかけにオスマン帝国の主な 都市はヨーロッパの国々に占領されていきました。

そこでアタテュルクはヨーロッパの占領から国を守ろうと民衆の結束を固め、ヨーロッパを追い出し、何とか現在のトルコ共和国の土地を守ることに成功しました。

実はそのころ列強は暗黙の了解でトルコを分裂支配しようと境界線まで決めていたのでした。それによるとトルコは黒海沿岸小さな地域のみにまで縮小する予定だったのです。

これは一大事!

とその事実を知ったアタテュルク一行は欧州に食い下がります。

もしオスマン帝国の当時の皇帝に任せていたら、もしかしたら今のトルコ共和国は存在しなかったかもしれないのです。そこでやむなくアタテュルクはオスマン帝国に異を唱えたのでした。

このようにトルコの危機を救済しグループの長がアタテュルクだったのです。

その後の彼の政策の是非はあちらに置いといて、

ともかく今のトルコを列強から守ったということでアタテュルクは現在でも多大な影響を持ち続けています。

アタテュルクはムスタファケマルというのが本名です。

アタ は父

テュルクは トルコ

日本でもよく知られているアタテュルクという名はニックネームです。

トルコの父という意味なんですね。

ということでだいぶ前置きが長くなってしまいましたが、再来年に大々的に行われる100周年記念にはアタテュルクにまつわるドラマ(あるいは映画)が企画されて今からその準備が開始されました!

そこで気になるのは主人公を誰が演じるのか?!

ってことですよね。

トルコ時代劇ドラマ『オオスマン帝国外伝』でスレイマン皇帝を演じたハリット・エルゲンチュさんトルコを救済したといわれるトルコの父と呼ばれたアタテュルクを過去に何度か演じ、話題になりました。

今回も彼が演じるのでしょうか?

答えは

いいえ

です。

では誰?

さあ想像してみてください。

答えは

アラス・ブルト・イネムリさんです!!

彼はトルコでもかなり人気のある方です。

そして世界でもチュクールというドラマを知らない人はいないと思います。

世界的にも有名な実力のある俳優さんです。

最近は長年付き合っていて結婚まぢかといわれた女性との別れを経験し、つらい思いをなさったようです。

ですがそれも次のドラマや映画にいかされるのかもしれませんね。

彼は日本でいうと東京工業大学みたいな難関校であるイスタンブール工科大学の航空学部で学んでいた英才でもあります。

本来なら技術者になって飛行機を作っていたかもしれない彼が俳優業をしているというのもかなり異色な経歴の持ち主だと思います。

アラス・ブルト・イネムリさんはオスマン帝国外伝シーズン4で成長した不遇のバヤジト皇子を熱演した方でもあります。

2年後に上映されるドラマ(または映画)がこんなにも早くから話題になるというのもこのドラマへの期待の大きさが伝わってきます。

それもその記事の源はドイツ発というのです。

世界的な興味の源が

アタテュルクなのかそれともアラス・ブルト・イネムリさんなのかどちらなんでしょうねえ。

両方がすごすぎますので、どちらとも言えません。

でもドイツでも期待の的になったのは多分アラス・ブルト・イネムリさんの方だと思いますよ。日本ではまだあまり知られていない俳優さんですが、様々なジャンルで味のある演技を見せてくれる素晴らしい方だと思います。

日本でもアラスブルトイネムリさんの演じるアタテュルクを見れるといいですね。


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