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ヒュッレムの軌跡 シーズン4  メフメトを失った悲しみがムスタファを憎む理由なのかな? 1

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1、ミフリマーフとリュステムが次期皇帝の話をしていると、そこへ部下がやってきてムスタファをイェニチェリたちが出迎えたという情報を伝えた。 ミフリマーフは母ヒュッレムと会っていた。 ヒュッレムはムスタファの話をすると激怒した。何故なら息子メフメトを死に追いやったのが彼らだと思っていたからだ。

ニギャールからヒュッレムへのアドバイス ヒュッレムの軌跡13 オスマン帝国外伝シーズン1

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迷い込んできたハトになぜか自分の身の上を重ねるヒュッレム。彼女はハレムで生き残るためにあることを考えていた。 「 悩みは決して誰にも言わないわ 悩みをわけあわないわ 私の悩みを井戸のそこにうめるわ 悩みを海へ捨てるわ。波がそれを持ち去るから。 心を痛めるすべてのことに大笑いして答えるわ。 涙は自分の家族のためにだけ流すわ。 私はアレクサンドラよ! 奴隷少女からレディーにかわり、運命を戦うわ 私はヒュッレムスルタンになるわ!」 と決意を固めながら空を見上げた。 だが朝ご飯を食べに行くが誰もヒュッレムとは話さなかった。でも一人だけ彼女を呼んでくれたものがいた。同郷のまマリヤさった。 でも彼女が座ると同席していた別の女奴隷は立ち上がり去った。 何が起こったのだろうか? ヒュッレムをまりや以外みな無視しているようだ。   落ち込んでいる彼女に廊下を通ったマヒデブランにギュルシャーが厳しく礼をするように言いつけた。ヒュッレムは手を胸に当てお辞儀をした。だがそれは指輪を彼女に見せるためでもあった。ヒュッレムはいつもただではやられないようだ。おじぎをしながらでさえ相手をみじめな気持ちにさせるのだから。 授業が終わった後、ニギャールはヒュッレムに話しかけた。 「私の話を聞いてくださるの皇帝だけですわ。私の話を聞いてわらってくれるのも・・・あなた方は私と話そうともしないのですから」 というと 「もちろん話そうとしないわよ。あなたは彼女たちと良い県警を持とうとし内じゃないの。いつも喧嘩ばかり。これではだめよ、ヒュッレム。母后が宮殿から追い出すわ。あなたを誰か年老いた人と結婚させていかせるわ」とニギャールは答えた。 「助けてくれる?」と割かし素直に彼女はニギャールに頼んだ。 「私にはできないわ。スンビュルに頼むといいわ。彼はハレムのすべての秘密握っているのよ。彼のところへ行ってあやまるのよ。少し贈り物とわいろも忘れずにね」 とニギャールは答えた。 はあ、わかったというようにヒュッレムは微笑んだ。 さっそく行動開始だ! ヒュッレムのすごいところは決めたらすぐ行動を起こすところですよね。

ヒュッレムはまイブラヒムに呼び止められ・・・ヒュッレムの軌跡12 オスマン帝国外伝シーズン1

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 ヒュッレムが準備をしていたすると同室のアイシャが 「だめよ、いっても会えないわ」 と言ったが、ヒュッレムは出かけた。 廊下で 「どこへ」とイブラヒムに声をかけられた。 「ここへは 知らせなく入ることはできない。私が逝けと言ったら行くのです。来いと言った時に来るのですよ。わかったか、ヒュッレムさん。 い け  」 と低く厳しい声で言った。 するとヒュッレムは挑戦的な態度で  「皇帝は待っていらっしゃいますわ」 と言いのけた。 そこへニギャールが取り持つように 「小姓頭様がダメというにはそれなりの理由があるはずです」 というが どうしても入るというヒュッレムに、 声を荒げて 「ニギャー女官このものをずぐに連れていきなさい。皇帝はハレムの仕事で忙しいのだ。すぐ連れていけ」 と言った。ヒュッレムはにらみながらも去らないわけにはいかなかった。 部屋の中にはマフデブランがいたのだ。 イブラヒムは小姓頭で、スレイマン大帝が大変信頼していたので、たぶん皇帝の次に影の権力を持っていたのではないかと思う。

ヒュッレムのおちこみ そのわけは ヒュッレムの軌跡11 オスマン帝国外伝シーズン1

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  ヒュッレムにアイシェが甘い飲み物をを勧めた。 「ありがとう」と言って飲もうとするヒュッレムにアイシェは嬉しそうに 「シェフザーデのための飲み物よ」と伝えた。 ヒュッレムが 「ムスタファ皇子のための?」と聞くと 「いいえ、皇帝妃様がご懐妊なさったのよ」 それを聞いたヒュッレムは飲み物を落とした。 そして気を落として座った。慰めるのは同郷のマリヤだった。

ヒュッレムの軌跡10 グリーンの指輪を手に入れたヒュッレム オスマン帝国外伝シーズン1より

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スレイマン私室のバルコニーから海を見ていた。そこに緑のドレスでヒュッレムがバルコニーにあらわれた。そこは風がかなり吹いている。髪が揺れよりチャーミングなヒュッレム。 スレイマンは彼女に微笑み 彼女のスカーフで目隠しを、彼女の手を取り中へ入っていった。 そしてマヒデブランにあげるつもりだった緑の指輪を彼女の指にはめた。 スカーフを取り除き、ヒュッレムは指輪を眺め喜んだ。 それから食事の時間になった。その時のヒュッレムがスンビュルに教わったというトルコのことわざを使った。そのことにスレイマンが喜んだ。 こうして彼女はスレイマンを虜にしていった。 スレイマンが彼女のことを「ヒュッレムスルタン」と呼んだ。 「私をからかっているのね。私はスルタンではないわ」 と答えて微笑むと、スレイマンはうれしオスに、 そんなことはない。あなたは 私の心のスルタン だ」と答えたのだ。 「私はじょうおうになっとの?」 と素直に聞くヒュッレムだった。 そんなやり取りの一つ一つがスレイマンには楽しみを与えていた。 (よく高校時代に友達とたわいないことをしてもすべておかしくて笑ったものだ。はしがころがっても笑いあった楽しいひと時か、それににた感じの心地よさだった。) それからスレイマンは詩をよんだ。ヒュッレムは「美しいわ」と答えた。 スレイマンがしごとに行く時間が来た。ヒュッレムは「いかないで」と頼むが、もちろん政務に忙しいスレイマンはずっと彼女といっしょにいるわけにはいかなかった。 その後ヒュッレムが廊下に出ると、男の子がはしって彼女にぶつかった。男の子は廊下を走りスレイマンの私室へ入ろうとした。 この男の子がマヒデブランの息子皇子ムスタファだった。 これが ヒュッレムとムスタファの初めての出会い のシーンだ。 ムスタファが亡くなるまで長い長い戦いがこの時始まった。 そうとも知らずムスタファはヒュッレムと仲良く話していた。 それを見たマヒデブランはあわててムスタファを彼女から引き離そうするが、その時ヒュッレムの指にはめられた 指輪 を見てしまった。 マヒデブランはこれは 「私のよ」と言って指から外そうとするが、ヒュッレムは 「これは私のよ、スレイマン皇帝が私に下さったのよ」と言い返し去っていっ

ヒュッレムが牢にいると知ったスレイマンは・・ヒュッレムの軌跡9 オスマン帝国外伝シーズン1

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  マヒデブランに口答えして牢に入れられたヒュッレム。 そこは真っ暗で小さな窓があるだけだ。 誰もが怖いはずだが、ヒュッレムは 「コルクマヨク ベン ヒュッレムイム」  といった。 (直訳すると 恐怖 ない 私は ヒュッレムです となるがコルクマヨクとはあんまり聞かない言い方で、外国人ぽくてかわいい感じがする) そして私はヒュッレムよと繰り返し、恐怖を取り除こうと必死だたt。 BGMにはロシア語の子守歌が流れていた。   マヒデブランの部屋では 嬉しそうにマヒデブランとギュルシャーが牢に入ったヒュッレムのことを話していた。 そこは真っ暗でネズミも出るのだ。 マヒデブランは「彼女はダンスをネズミと一緒にするわね」と言って鏡を眺めた。 いい気味だわと言った感じだったが こんなことをして大丈夫なのだろうか? なんせヒュッレムは今のところ皇帝のお気に入りなのだから、 牢ではヒュッレムは疲れ果て眠りについたようだった。そして夢を見た。 夢を見た。 それはタタール人に襲われたときのおそろしい夢だった。 トラウマになっているのは明らかだ。 襲われたときのショックで目が覚めるとそこにはマヒデブランがいた。 謝ればここから出してあげるわ というとヒュッレムは 「アフヨク:ゆるしなんていらないわ!」 申し出をとはねのけた。 マヒデブランは ないですって? 「赦しはいらない、恐怖もない、私の名はヒュッレム。皇帝が名付けたのよ。それも木曜日にね」と言い返した。 どうやらヒュッレムの得意とするところは相手の弱みをよく知っていて。そこをついてしっかりと言い返すところだ。 マヒデブランにはこの 木曜日 という言葉が響いた。 木曜日は本当だったらマヒデブランが一緒に過ごす日だったのにそれをヒュッレムに取られたことを思い出すきっかけとなる言葉だったのだ。 案の定マヒデブランは怒った。 水も与えてはだめよ、干からびてしまえばいいわ」 と言い残して牢を去った。   どのくらい時間がたったのだろうか? ヒュッレムはどこにいるの?」とスレイマンと空に話しかけると、 まるでその声が聞こえたかのようにスレイマンは彼女のことを思い出した。そして

私はヒュッレムですとマヒデブランに口答えすると・・・ ヒュッレムの軌跡9 (オスマン帝国外伝シーズン1)

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  レクサンドラが戻った。 2 日も皇帝と一緒だったのだ。 ということは 木曜日の夜 もスレイマンは慣例を破ってアレクサンドラといたのだった。 女奴隷たちの元へ戻ったアレクサンドラは自慢げそうにみんなをみわたし、 「もうアレクサンドラはいないわ。ヒュッレムよ。これからはヒュッレムと呼んで」 「ヒュッレム、ヒュッレムと皇帝が耳元でささやいたのよ。アレクサンドラは死んだわ。ヒュッレムが生まれたのよ」と言った。 (彼女はよろこんでいるようだったが、自分の名前が変わることに抵抗がないのだろうか?)   そこへスンビュルたちが来て、二階の部屋へ移るように命じ、ダイェが皇帝からの贈り物をわたした。ヒュッレムはお礼のあいさつをした。 トルコでは手に口づけするのが敬意を表す行為なのだ。   部屋へ連れていかれたヒュッレムは子供のようにはしゃいだ。リンゴをかじり、ベッドの上で跳ね回った。 ニギャールは冷静に、 「ここに残る頃は難しいのよ。罠にはめられるからね。気をつけなさい。喧嘩をしないように」と忠告した。 でもヒュッレムはうれしくて跳ね回り全くニギャールきいていなかった。   マヒデブランはヒュッレムのことで母后に相談に行ったが、 「あなたはムスタファの面倒をよくみなさい。彼を良い皇子に育てることだけを考えなさい。悲しんではいけないわ」 といい、彼女を励ますためにか、お楽しみ会を開くように伝えた。 そしてお楽しみ会は始まった。みんなは席についたが、ヒュッレムのだけは二階に立ったままだった。   マヒデブランはギュルシャーを彼女を呼びに行かせた。 そしてマヒデブランは彼女に 「ダンスが上手だそうね。さあ踊って」 と命じた。すると彼女は踊り始めた。ブルーの衣装だった。 でもマヒデブランが何度もアレクサンドラと呼ぶので、彼女は 「ヒュッレムです」 と言い返した。するとみんなの顔色が変わった。 マヒデブランに口ごたえすることはご法度なのだ。 にもかかわらずヒュッレムは彼女を恐れずにいつものように率直に間違いをただした。 こうしてマヒデブランと言い合いになった。 すると母后が 「彼女を連れて行って 牢に入れなさい 」と命じた。 マヒデブランは満足げだったが母后は心配した様子だった。何故ならマヒデブランのふるまいも

ヒュッレムの軌跡 8 物まねをして笑わせたためにヒュッレムという名が付いたのかも

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  スンビュルはいつものようにつまみ食いをしながら、料理長のシェケルアーに献立の注意をしていた。 この二人のやり取りはいつも面白いのだが、シェケルアーは 「誰なのだい?このラッキー娘は?」 とスンビュルに聞いた。 いま彼が作っている料理を食べるであろう娘のことだ。 スンビュルは 「お前に何の関係が!関係ないだろ。さああ訳準備しなさい】と言った。 (お前には関係ないとはトルコ語で「サナネ」です。 直訳すると サナ 君に ネ 何? という感じで、あんまり丁寧な言いい方ではないけれど会話でよく聞きます。) 雄栗いうことが多いのでもしかしたらスンビュルの言っていることが聞き取れるかもしれませんよ)   卵を 20 個も使った料理を食べるのは アレクサンドラだった。   彼女は昨晩、スレイマンの部屋であいさつしそれから突然倒れたのだったが、木曜日の朝の食事をスレイマンと共に取ることになったのだ。   女官たちの部屋ではアレクサンドラが戻らなかったのでまた噂話が始まった。 そこへニギャールがやってきて、 「授業の準備をしなさい 急いで(チャブク)」 手を叩きながら皆に注意を喚起した。   すると女奴隷の一人が「アレクサンドラは来ないの?」と聞いたのだ。 女奴隷の全員はお互いにみなライバルでもある。 誰がスレイマンに気に入られるかは彼女たちにとっては生き死にかかるかもしれない重要なことだった。   スレイマンの部屋では楽しそうに二人が過ごしていた。 アレクサンドラは大声で笑った。そのことがスレイマンを喜ばせた。 彼は「長い間こんな風な笑いは聞いたことがないよ」 と・・・ そうなのだ。スレイマンの前では誰も大声で笑ってはいけないという決まりがあった。みんなはそれを守っていたのだ。   (この笑い方は確かに女奴隷にはふさわしくないが、じっさいのメルイェムさんはインタビューなどでも同じように大笑いをすることがよくある。彼女は意外と笑い上戸みたいだ) それからアレクサンドラは緑の指輪が目に入った。 この指輪はいわくつきで、持ち主のヒュッレムよりも長生きする。 この緑の指輪はヒュッレムからヌールバーヌーにそれからサフィイェにわたりそして続オスマン帝国外キョ

ヒュッレムの軌跡 7 ハレムを支配するために必要な資質のひとつ

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  「あの娘は気が狂ったようでした」 とアレクサンドラがスレイマンの部屋の前まできて中に入れなかった時のことをスンビュルはダイェに話していた。 そこへスンビュルを呼びに来た者がいた。スンビュルはスレイマンに呼ばれた。彼は今回のことをおこられると知って慌てて、もうおしまいだといいながら出ていった。 そこへニギャールがやってきた。ダイェは 「部屋の掃除が終わったか」 と尋ねたが、ニギャールは 「終わるものですか。風が吹けばあちらへ、こちらへとはねは飛び回りますからね」 と答えた。 「罰は終わったのかい?夕ご飯はあたえるのかい?」 とダイェがきくと 「いいえ、おなかをすかせたまま彼女たちはねるわ」とニギャールはにやっとした。罰はそのまま続くようだ。 ところが そこへまたスンビュルが来て 「アレクサンドラを皇帝がまた御所望だ」 といって手に頬をあてた。どうやら怒られなかった様子だ。 わあこれはえらいことになった。急がねば! ということで 準備の仕事はニギャールに任された。 アレクサンドラは 「あの女性は意図的にやってきたのがわかるわ」 とマヒデブランのことをせめた。そして 「私に見せるために部屋までよんだのよ。私を見たわ。彼女は怖がっていたわ。夫を私に奪われないかとね」と言ってから少し考えて、 「ええ、手に入れるわ」と自分に言い聞かせているようにつぶやいた。 「あなたはどうかしてるわ。アレックス。彼女は皇帝の妻よ。彼女は女王なのよ。その上彼女には息子までいるのよ」 といったが彼女は 「私もそうするわ。皇子を産んで見せるわ」といいきった。 そこへニギャールがやってきて「立ちなさい」と命じた。 すかさずアレクサンドラは 「きれいになったでしょ。そうでしょう」といった。このころから意見をズバッと述べていたようだ。彼女はこんなふうに最初から最後まで強気な女性だった。 ニギャールが今晩皇帝の元へいくのよと朗報を伝えると、微笑んだ。 スレイマンはバルコニーでアレクサンドラのことを思い出していた。 今日のドレスは赤が基調だった。 「今日こそはつつましやかにね。皇帝を楽しませなさい。あなたの代わりになりたい娘はたくさんいるんだから。今宵限りと思うのよ。 夢を抱かな

「ヒュッレムの軌跡」6 オスマン帝国外伝シーズン1 

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スレイマンの私室のドアまで行ったのに、そこから戻らなければならなくなったアレクサンドラは怒り狂い暴言を吐いた。「戻れ」というスンビュルの指示に抵抗したため部屋に入れられ鍵をかけられた。 スンビュルはわかっていた、この子が何か変なことをするだろうことが・・・ 部屋に入れられたアレクサンドラにギュルニハルがやさしく 「どうしたの?何かあったの」と聞きながら頬をなぜた。ギュルニハルはアレクサンドラの同郷の人で、彼女にはいつもやさしい。 他の女奴隷たちもなぜ戻ってきたのかしらと気になり、そのあとで彼女に対する誹謗を口々に言った。 そして女奴隷の一人が「彼女を観たら皇帝様は彼女のことを悪魔だとわかったのよ」と最悪のことを言ってののしった。 アレクサンドラがそれに黙っているわけがない!きっと彼女たちをにらみ そして枕を投げた。 その晩みんなが寝静まった後もアレクサンドラは起きていた。 実はみんなも起きていた。そして枕をさっき投げつけられた人が アレクサンドラに投げつけたのをきっかけに、みんなが一斉に枕を投げはじめた。 そこいら中が羽だらけ! 枕投げというと修学旅行を思い出すけれど、羽枕で派なかったなあ)   朝になった。 ニギャールがやってきて部屋を見た。 勿論怒鳴った。「はやく片付けなさい」と言ってからアレクサンドラのところへ向かい 「お前がやったのだね」と 問い詰めた。彼女は否定したが、ニギャールは「みんなが罰を受けるのよ」と言った。 それはそうだろう。それにしてもあの壊れた羽枕はどうなるのだろうか?   「一本の羽毛が見つかってでもしたら、牢に入れるわよ。そこで蛇やネズミと友達になりなさい。それから夕食まで食事は抜きですからね!」 それからアレクサンドラを見て 「何を教わったの?恥を知りなさい」と言って出ていった。(このころのニギャールは良い中間管理者だったなあ)   羽毛はきれいに片付き、スレイマンがタシュルクの通りに入ってきた。 一同が並びお辞儀をしていた。そこにアレクサンドラもいたが、無視された。   それだけでなくニギャールはそれ以後アレクサンドラに厳しくした。

ヒュッレムの軌跡5 オスマン帝国外伝シーズン1

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アレクサンドラの元へダイェが来てすぐに夜の準備をするようにと怒鳴った。 選ばれた者が素敵なドレスを着たり髪を整えたりするのだった。 アレクサンドラは白い衣装に白いアクセサリーを身に着けた。 そして出かける前に白十字架のネックレスを両手に挟み、指を組んでお祈りを始めた。アレクサンドラはもともと司祭の娘で、教会にいるときタタール人たちに襲われたのだった。 彼女は敬虔なギリシャ正教徒だったのだ。 祈りが終わると自分のベッドの布団の間に大事そうに隠した。 ここはオスマンの宮殿なので、彼らはギリシャ正教徒たちの祈り方とは違った祈り方をしていた。このとき小姓頭だったイブラヒムももとはギリシャ正教徒だった。 環境が変えられただけでなく、信仰さえも隠れて持ち続けなければならないのだ。内面まで自由にならない奴隷は本当に不憫だ。 スレイマンの私室ではスレイマンがアレクサンドラを待っていた。   いよいよアレクサンドラはスンビュルに連れられて黄金の道を歩いてきた。 「今晩運命が変わるかもしれない。皇帝様にきにいられるような賢くなりなさい」とスンビュルに注意を受けながら、皇帝の部屋に向かった。 それを聞くと彼女も嬉しそうに微笑んだ。 そうなのだ。彼女は最高のチャンスをつかんだのだ!彼女は高揚した状態で 部屋の前までやってきた。 だがそこにはギュルシャーがいて、こっちを見ていた。 何か悪い予感が・・・ このギュルシャーは後にヒュッレムの忠臣になって ニギャールに殺されたけれども、この時はマヒデブランの付き人だった。 さあ、いよいよスレイマンがアレクサンドラを迎える瞬間が来た。 待ちきれないようにそわそわした感じ、扉を見つめていた。

ヒュッレムの軌跡3 突然倒れスレイマンとささやくアレクサンドラ

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  スレイマン女官たち居所の真ん中にある廊下を通他った時、みんなは急いで整列しお辞儀をしなければならない。 ところが一人の女奴隷が突然頭を上げ「スレイマン皇帝」と叫んだ。 それはアレクサンドラだった。 皇帝が立ち止まると一瞬その場の空気が凍り付いた。なえならこれは決してしてはいけないことだったからだ。 その後スレイマンは彼女のそばに寄って、彼女を見つめた。その瞬間アレクサンドラはスレイマンめがけて倒れた。これはもちろん計画的だった。何とかして 彼の気をひこう と懸命だ。 でもそれだけではなく、もっといけないことを彼女はした。 「スレイマン」とささやいたのだ。 何がいけないかというと、当時 皇帝の名前を呼んではいけなかった 。 皇子の頃でこそ、母后がスレイマンとは呼んだが、皇帝になってからは彼は本名で呼ばれたことが一度もなかった。 そのため彼は強い印象を受けた。 そのあともすごくおかしい。アレクサンドラはスレイマンの腕の中で気絶したのだ。(いやたぶん気絶ふりをした) スレイマンは「彼女の世話をせよ」と命じ急いで去った。だが少し慌てていたようだ。 だがその後アレクサンドラは大変なことになった。ダイェとスンビュルにはばれていたのだ。そして大目玉をくっらた。 そして思い罰をあたえられることになった。 でもアレクサンドラは一向に気にしていなかった。 それどころか 「彼はハンサムね!」とマリヤに話すのだった。 するとマリヤは「わざとでしょう?」と言った。 きっと今晩私は呼ばれるわと夢見心地にアレクサンドラは言った。 (なんとも夢想好きというか大胆というか、やっぱ普通じゃなかったんだ。) その後お辞儀の仕方のレッスンがあった。 その時教えていたギュルアーは、アレクサンドラに何を今日学んだか?と質問した。 すると彼女は 「禁止、禁止、禁止よ」と答えた。 確かにそうだといって禁止事項を言い始めた。 騒ぐことは禁止 見ることは禁止 陰口は禁止 命令に従わないことは禁止 男性は禁止 と伝えたところで、みんなが顔を見合わせた。 ギュルアーは男だからだ。そこへスンビュルも来た。二人とも男性なのになぜいるのか皆にはわからなかった。 そこでニギャールが

ヒュッレムの軌跡4 アレクサンドラがダンスを披露すると・・・

  「どう?クリミアから来た泥棒の娘は?よいしつけができてるの?」と母后は聞いた。 「頭がよさそうですが、とても獰猛ですが、吸収力はとても速いです。毒気のあるシャープさを持っています」ダイェが答えた。 「私たちには頭が良いことではなく、しつけのよくできた者が必要なのよ」 とダイェに言うと、 ハティジェは 「うつくしい娘だわ」と答えた。 「美しさは失われるわ。今までに何人もの美人を見てきたわ。でも今はみな土の中よ」と言った。 確かに美しさは年と共に消えるが、ふるまいの良さや、性質の良さは死んでからも残るものだ。 そこへスンビュルがやってきた。ジャフェルアーを処罰することを知らせた。 すると母后はイブラヒムと一緒に今晩の宴会に娘を選ぶようにと命じた。 そのころニギャールは奴隷たちにお辞儀の仕方を教えていた。それを窓からイブラヒムがみていた。そしてアレクサンドラが目に留まった。ススンビュルがギリシャ正教の司祭の娘だというと、彼女とマリアを準備させよとスンビュルに命じた。 (え!そうだったんだ。スレイマンに選んだのはイブラヒムだったのだ。)後にこのアレクサンドラはイブラヒムの強敵となるにも知らずに・・・   選ばれた二人はさっそく準備を始めた。その準備は入念なもので、みんなはダンスをスレイマンの前で披露した。 (皆は認められてもらうと必死だ。そんな彼女たちを見ているとなんだか切なくなると同時に皇帝に対して少し憤りも感じるが・・・) みんなで始まったダンスだったが、次にアレクサンドラが 1 人で踊りだした。そして踊り終わるとスレイマンは紫のハンカチを彼女に投げた。 その意味を彼女はその時わからなかった。明日の晩スレイマンい招待されたという意味だそうだ。 スレイマンに選ばれたと知って喜んだ。 こうしてアレクサンドラは ニギャールがアドバイスした通り 、 このサライでトップになるための第一歩を踏み出した。

ヒュッレムの軌跡2 抵抗するアレクサンドラにニギャールがあることを言うと・・・

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反抗したがアレクサンドラは宮殿に連れてこられた。今タシュルクという女官たち住む場所にならばされている。今まで女奴隷たちも新しい仲間が来て変化があるということで、はしゃいだ感じだった。 それをスンビュルがダイェの命令でそんなみんなを黙らせた。そんなか直接 みんなを指導するのは私の大好きなフィリズさん演ずるニギャールだ。さあ頭を上げて、後ろへ向いてと整列させた。 次にダイェが 女奴隷たちを選別し始めた。残りは明日見るということになったが、その時アレクサンドラは 話してと叫びわめいた。 そこへ二階の通りから母后スレイマンの妹のハティジェが現れ、この光景を見て、わめいているアレクサンドラを「連れてきなさい」と命じた。ロシア語でわめきながら連れてこられたアレクサンドラに母后はなんとロシア語で話しかけた。もしかしたら彼女もロシア圏の出身なのだろうか? これにはいくつか説があって、トルコ系の執心ではなかったという説とクリミア王のギライの娘ともいわれる。 このドラマではクリミア王の娘という設定だ。その彼女にアレクサンドラは自由にしてくれと頼んだ。がしかし母后は 「あなたはスレイマン皇帝の物なのよ。どうするかは彼が決めることよ」と言ってはねのけた。  するとアレクサンドラは「私は誰の物でもない死んだほうがましよ!」とわめきながら連れていかれた。 わあなんだかこのころのヒュッレムはすごく迫力がある感じだ。ダイェが申し訳ございません。彼女をしつけますのでというと 母后は 「もし従わなければ、罰を重くしなさい」と答えた。  なんだかなあ、人が物扱いされるのは本当に悲しいことだが、当時確かに人は奴隷としても存在していた。 ハマムではン名奴隷たちを隅から隅まで調べる。そこでもアレクサンドラは話して!とわめいた。なんとも獰猛な鷲みたいだ。  それを見てニギャールは 「彼女の名は何て言うの?」と聞いた。(このころのニギャールは若くて素敵だわ!)  パジャマがくばなれると、アレクサンドラはそれを床に投げつけた。それを見てアレクすダかアレクサンドラか知らないけれど、拾いなさい、さもないと骨を折るわよ!」と脅かした。

ヒュッレムの軌跡1 アレキサンドラの初登場の場面

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  「食事だ、ならべ!」と船乗りが叫んだ。船の中の女性たちはみんな食べ物をもらった。ところが一人座っている女性がいた。 この方こそ後の皇帝妃になるアレキサンドラだった。 同郷の女性が 「アレキサンドラ、さあ立って食事しなさい。もう何日も食べていないでしょ。病気になってしまうわ」 といいながら優しく顔をなぜた。彼女の名はマルヤムとても性格の良い優しい人柄だ。今も友人のことを心配していた。マルヤムもアレキサンドラも共に売買を前提に奴隷としてこの船にのせられたのだ。 だがアレキサンドラは 「汚いオスマン人たちのスープを飲まないで!空腹で親でも私は絶対飲まないわ!」とトルコ語でかなり強硬な言葉を口にした。オスマン人たちがおこるのではないかと驚いたマルヤムはシーと黙るように口に手を当てた。他の者たちはロシア語をはなしていたが、どうやらアレキサンドラはトルコ語を知っているらしい。 やはり船乗りにわかってしまった。アレキサンドラはすぐに捕まえられるが、 「私に触ったら殺すわよ」と強気だった。 そういうのを聞くと、船乗りはピシャと彼女を叩き、彼女はその勢いで倒れた。倒れた場所の、その目の前にナイフがあった。彼女はそれを手にし、戦おうとしたがあっけなく捕まり、柱に縛られた。 マルヤムがなだめるが、彼女は 「私は死にたいの」と言った。 「すると船乗りは死ぬことは禁止だ、お前たちは皇帝の奴隷だからな」と叫んだ。 どうやらこの船は皇帝の住む都に向かっているようだ。 柱にくくられながら、アレキサンドラは夢を見ていた。教会婚で約者のレオと一緒にいる夢だった。そこに急にタタール人たちが侵入してきた。 目の前で母と父は刺され倒れた。そして彼女はさらわれた。 その時「人殺したち!」と声を上げた。その声に怒った船乗りは彼女に水をかけた。 それで彼女は目覚めた。だが彼女が今見ていたのは夢ではなく実際に起きたことだった。 アレキサンドラは 両親をタタール人たちに殺され婚約者と妹と離れ離れ になってしまったのだ。 そうこうしているうちに船はイスタンブルについた。 奴隷としてイスタンブルに連れてこられた女性たちはみな悲惨な過去を背負っていた。それにもめげず彼女たちは宮殿で皇帝の愛を得ようと必死に戦うのだ。ドラマはその様子が描かれている
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