トルコドラマ サダカトスズ エピソード38 ロンドンから来た女性レイラを見て意識が戻るアラス

エレベーターのドアが開いた。

アラスとアスヤが見たのは女性ではなかった。ヴォルカンだった。実はレイラもこのホテルの隣のエレベーターに乗っていた。 

二人を見たヴォルカンはアラスにまた食って掛かった。

レイラはアラスがさっきレストランで思い出した女性にそっくりだった。

その後アラスはかなりのことを思い出した。そして鍵がマッチする家も見つけた。カディルが自分の部下で友人だったことも思い出した。

意をけっしてアスヤに女性の話をした。するとアスヤは少ししり込みをしたようだ。

それはそうだろう。

自分のせいで愛するカップルを壊したくないと彼女は思っていた。なぜならその昔、デリンによって自分とヴォルカンの仲が壊された苦い経験があるからだ。

アスヤの背のような様子を見てもアラスはひるむことはなくあきらめようとはしなかった。

自分の純粋なアスヤへの愛を訴え続けた。

そのころアリは親友のデミルと酒場にいた。二人とも両親のことでストレスがたまっていたのだ。

親たちは二人の居場所を知らず、警察にまで捜索願を出したのだった。

 

さかばでけんかになり、警察沙汰になった。そのためにアリを探していたアスヤとヴォルカンにアリがどこにいるか知らせが届いたのだ。

アリの問題で両親であるアスヤとヴォルカンは少し接近したかのように見えた。アリも前のように3人で仲良くしたいと切に願っていたし、ヴォルカンはそれを利用した。

アリを自分の味方につけたのだ。


テキルダーについたレイラはさっそくアラス探しを始めた。唯一の知り合いデリンに協力を求めた。

デリンはレイラがいることを誰にも知らせず、レイラには協力しているかのように見せ、一刻も早くレイラをロンドンに戻そうと考えていた。

なぜかって?

 

それはアスヤとアラスが仲良くなれば、ヴォルカンがアスヤから遠ざかると思ったからだ。なのでレイラの存在が邪魔だったのだ。

でもデリンがここにアラスはいないと伝えた後も、レイラはあきらめなかった。

そうしてとうとうデリンはアラスを発見した。みんながよく集まるワクフの入り口でだった。なぜレイラがそこに行こうとしたのかは忘れたが、ともかくレイラはアラスに声をかけようとした。

ところがそれを止める者がいた。

カディルだった。カディルに無理やり車に戻されたレイラ。でもレイラとカディルの話を聞いていたものがいた。

ヴォルカンだ。彼はその時重大な事実を知ってしまった。

レイラはアラスの妻だったのだ。

さてさてアスヤはどうするのだろうか?

もちろんアスヤの気性からすればアラスとの別れを選ぶに違いない。

ではアラスはどうするのだろう?

あきらめるとは思えないけれど、このままでは結果は見えている。アラスはアスヤを失うだろうと思う。

せっかく芽生えた愛だったのに、なんだかアスヤがかわいそう・・・

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