トルコドラマ サダカトスズ エピソード37 ヴォルカンの暴走

 突然現れたアスヤとアラス。

一番動揺したのはヴォルカンだった。彼の気を静めようとヴォルカンの妻デリンは、思いもかけない行動に出た。

 

たちあがったのだ。

デリンはアスヤの夫を奪い結婚しただけでなく、アスヤを道ずれに大事故にあった。

そのため歩けなくなっていたのだが、実は歩けていたのだ。みんなをだましていた。

理由はヴォルカンを引き留めておくためだったのだが、今回はそれが裏目に出た。

 

ヴォルカンはついさっきその事実を友人バハルから聞いていたのだ。

だからヴォルカンは怒ることこそすれ、喜ぶなど言うことは全くなかった。

今回ばかりは大きな誤算だった。デリンは油に火を注いでしまったのだ。

 

今日はバハルの大事なパーティーだということでいうのを我慢していたヴォルカンだったが、突発的にデリンと離婚すると宣言した。

 

そして家へ戻り荷物をまとめ、追いかけてきたデリンに最悪な言葉を残して玄関を出た。

 

そこで追いかけてきたデリンの家族足しに出会った。

義父のハルクはヴォルカンに食って掛かったが、反対にやられてしまった。

歩くのを妻と義弟のメリフが歩ける事実を知っていたと叫んだからだ

 

この発言によって仲直りしたハルクトその妻は、また最悪の状態になってしまった。

ハルクはもちろん娘のデリンにも絶縁すると言い放ち去っていった。

 
デリン歩く事件のその後
 

このことは多くの人々を不幸にした。

バハルとメリフ夫妻の間も悪くなった。バハルがヴォルカンに事実を話したことを夫は責めていたのだ。

 

もし言わなければヴォルカンがあれほど激怒することはなかったと思ったからだ。

 

でも違う。

たとえバハルが話していなかったとしても結果は同じだったはずだ。

ヴォルカンは歩けるようになったら離婚すると決めていたのだから。

 

その夜アスヤの家でも不穏な動きがあった。

というのもアスヤは息子アリに正直に自分の気持ちを打ち明けたのだった。賛成してもらいたかったのだが、アリの心は穏やかではなかった。

なぜなら父親にいろんなことを吹き込まれていて、それを疑わず信じたからだった。

 

アリは一晩眠れぬ夜をすごした。そして翌朝無断で学校に遅刻し、アラスの家を訪れた。

 

父親の間違った情報のために、アリは自分の素直な気持ちを見出すことはできない状態だった。

 

アラスに「もし母を傷つけるようなことがあったらただではおかない」と怒りをぶつけたのだった。

 

アラスからアリの気持ちを知ったアスヤ。話はこじれていくばかりだった。

さらに追い打ちをかけるように、テキルダーには新たなロンドンからの客が到着した。

レイラという女性だった。

彼女がテキルダーに来るきっかけはあのデリンが作ったといえる。

またまたデリンの背になってしまうのだが、どうやらこのレイラという女性はアラストト何か関係がある人のようだ。

 

なんだか嵐の前触れ的予感が・・・

 

いろいろあってもアラスとアスヤは楽しい食事のひと時を過ごしていた。

その時昔の懐かしい歌を聞いたのがきっかけでアラスは少し記憶を思い出していた。

 

ある女性とダンスをしたり笑ったりしているシーンだった。何かあっても真実を伝えると約束していたアラスだったがその時はまだ女性のことをアスヤには話さなかった。

しかしその女性は今まさにエレベーターに乗ろうとしている。

しかも同じホテルのだ。

さらに偶然なのだがそのホテルには離婚宣言をして家を出たばかりのヴォルカンも滞在していた。そしてエレベーターへ向かっていた。

 

そんな中の出来事だった。

アラスとアスヤの乗ったエレベーターのドアが開いた。

わあ、たいへん

この時アラスはレイラとばったりあったのだろうか。

 

それは明日のお楽しみということで

今日はこの辺で失礼いたします。

良い一日を

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