チュウォンとキム・ヒソン主演ドラマ『アリス』netflixで観れます
チュウォンとキム・ヒソン主演ドラマ『アリス』
除隊後初めてのドラマ出演でファンからは注目されたドラマ。
020年8月28日から10月24日まで韓国で放映された。
現在はネットフリックスで放映されている。
時間をテーマにした作品。かなり難解だった。
パラレルワールド的な要素もあり、登場自分物が、一つの過去未来現在の世界ではなく、もう一つの世界で同じ人間が違う人生を送っており、そこにもそれなりの過去未来現在がある。
なので何でもありって感じで、怪物になった主人公ジンギョムと刑事のジンギョムが対決するあたりから、から収拾がつかなくなっていく。
最後はなぜかその二人が消えて、世界は元通りになるはずだったが、1992年にタイムトラベラーとしてのこったとたジンギョムの母とその時産んだジンギョムだけは消えていないのだ。
というわけでわからないだらけのドラマだったけれど、一気に観てしまう面白さがあった。
それはなぜだろうかとすこし考えてみた。
人の世界は何をテーマにしても変わらないってことなのだろう。
もしあなたが過去をもう一度やり直せるチャンスがあると言われたらどうする?
悔いをやりなおしたり、会いたい人に会えるチャンスがあれば、おそらくあなたはそのチャンスを使おうとするだろう。
時間が自由に操れ、過去に行ける世界で、あなたは幸せになれると思うだろう。
だがだがドラマではそうはならなかった。
「悲しみや苦しみや痛みも過去の一部として受け入れ、今をしっかりいきよう」とドラマは伝えている。
それに残念ながら、どんなに良い目的で作られたツールでも、必ず悪用する人が出てくる。
それを悪用し自分の利益のために、過去の人々を殺めたり傷つけたりすることが起こったのだ。
実際にも、科学者たちは多くの素晴らしい発明をし、私たちはその恩恵を受けているが、それによって戦争の悲惨さも激化している。
このドラマのもう一つのテーマである「母の子供への愛、子供の母への思い」も表現が韓国的でとても素晴らしかった。
ネットフリックスではなく韓国で制作されたドラマを観ると毎回韓国の母の愛はほんとにすごいといつも感嘆する。
韓国で描かれる母たちはストレートの愛を表現し、懐かしい母を思い出させてくれる。
ということで、時間感覚がちょっとややこしいですが、一度ぜひご覧ください。