ヒュッレムの傷だらけの顔を見たスレイマンがマヒデブランのところへやってくる。 お辞儀をし続けるマヒデブラン。 スレイマンは「声も聞きたくない」「ヒュッレムにしたことは私にしたことだ」と言って憎しみをマヒデブランにぶつける。ハレムから出ていくよう指示する。 ヒュッレムはスレイマンの部屋へ移され手厚く看病される。 スレイマンはもうすぐ戦争に行かなければならないので、さらに彼の心配は募る。自分がいない間ヒュッレムをどう守ればいいのかと看病しながら思案する。 バルコニーでイブラヒムと話すスレイマン。「なぜこんなことをするのかわからない」と言うと、「時に愛は人を攻撃するものだ」というイブラヒム。 「私はこんな愛は望まない。愛から怒りではなく敬意を望む。彼女とを宮殿から追い出すことにする」と彼は答える。 すると部屋の中から弱々しいヒュッレムの「スレイマン」と呼ぶ声がする。 ヒュッレムを心配させないように寄り添うスレイマンだが、遠征のための準備にも忙しい。 しばらくするとヒュッレムは元気になって部屋へ戻る。そしてマヒデブランが泣き続けていると聞く。マヒデブランは皇太后の力で何とかハレムに残ることができたが、まだ若い彼女の嫉妬心は留まることを知らない。 皇太后は 「子供めんどうをみよ、祈れ、善行をなせ、そして忍耐せよ」とハセキであるマヒデブランを諭す。 女官室ではスレイマンからヒュッレムに贈り物が届けられる。マリアと2人で中身を見ながら喜ぶヒュッレム。 「テキ ドストム テキ アルカダシュム 」 といいマリアに友情の証として服をあげる。同郷の2人の絆は固い。マリアはいつでもヒュッレムの味方だ。このままずっと2人の友情関係が続くことを願うばかりだ。 そしてマリアにヒュッレムは夢を語る。ハレムのトップに立つという夢を・・ ヒュッレムがよくなったのでスレイマンは遠征の準備に集中し始めたが、ブダ城は、かなりのんきだ 。 「オスマンル ドゥシュヌル アマヤパマズ。 オスマン人たちはかんがえる。だができない」 「もしやってきたら逃げ戻る機会は与えない」と自信満々のブダ王。 だがスレイマンは用意周到に大砲のチェックも怠らない。執務室での仕事も溜まっているようだ。そこへヒュッレムがやってくる。そしてドアのところでイブラヒムと偶然会う。イブラヒムは