ファイナルコールが聞こえる前に ベレンサートさん主演 netflix トルコ映画

 愛し合って結婚した二人。花嫁セリンの父親はモコをよく思っていらず、定職につき娘セリンにふさわしい男になれときつい言葉を投げかける。


セリンの夫メフメットはギター一筋で音楽を目指していたが、義父の話を受け入れ、夢をあきらめサラリーマンになる。

セリンは有望なデザイナーで、アメリカでも活躍できるほどの才能があったが、結婚のためにイスタンブールに住むことに・・・


最初はいつでもどこでもいっしょで仲の良かっ夫婦だったが、時がたつにつれ険悪なムードになる。

セリンはNYで成功したいという夢を諦められず、メフメットはセリンのために自分の夢をあきらめたという思いが募っていく。


そんなある日セリンがNYの仕事に応募していることを知る。一方セリンもメフメットのスマフォに届く若い女性からのメールに怒る。

そして離婚を言い渡す。


その後二人は調停の最後の面談を終えれば離婚が成立するというところまで追い詰められる。


こんな状況で、セリンはNYに出かけるが空港で スーツケールが間違えられて亡くなるというトラブルがおこる。


その時トルコ語の分かる親切そうな男が何かとセリンに親切にする。

二人はその後スーツケースを探すまでということで一緒に行動する。

そしていつしか二人の間に恋心が芽生えていく。


ここまではよくあるストーリーだが、この映画は最後はハピーエンドだが意外な方向に進む。


話を元に戻すと、二人は二人とも既婚者であることを相手に告げながらも、一夜を共に過ごすことに・・・


その翌朝、話は意外な方向へ向かうのだ。


なんと二人は夫婦で、最初に話したメフメットとセリンなのだ!


メフメットはずっと愛しているし、やり直したいと申し出るが、セリンは「昨日は楽しかったけれど、何も変わらないわ。あなたを愛しているけれど私はNYで仕事するわ」といって、離婚する意志は固いことを告げた。


なんで夫婦なのに、初対面のような態度をとったかって?

どうやらそれはセラピストの勧めだったらしい。


先生は「一緒にNYへ行って、そこで初めてであったように過ごしてごらんなさい」と提案したのだ。


先生の提案はうまくいかなかったようだ。

メフメットは手紙を残し今夜の便でイスタンブールへ戻ると告げ、セリンは仕事場へ向かった。


ところが手紙を読み心をゆすぶられたセリンは、仕事をほおりだして空港へ駆けつける。


空港で出会えて二人は仲良くイスタンブールへ帰っていった。

めでたしめでたし

トルコの作品としては、いつになく面白い映画だったとおもう。

ベレンサートさんは新オスマン帝国外伝でキョセム役を演じた方だ。

その後ネットフリックスではアティエという作品にも出演している。

歌手のご主人と共にコンサートで歌ったり踊ったり大活躍中。


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