ヴァーヒデ ペルチン主演ドラマ Aldatmak(欺き)13話 裁判官?それとも母親?
ギュジデにとっては一番つらいウソだった。子供が医学部で勉強しそれなりの仕事に就くことが彼女の夢だったからだ。
ギュジデは娘のオイルムを家から追い出しただけでなく、彼女の部屋を自分のアトリエにしようとした。
子供の荷物をすべて家から出すつもりなのだ。
彼女の落胆はわかるがここまでするとは・・・
でもそうしなければ気が収まらないほどオイルムへの期待が大きかったということだろう。
でもオイルムは恵まれている。彼女の兄や恋人おじさん友人までが彼女を助けてくれるからだ。
彼女は自立して仕事を探そうとした。
そんな中オイルムはまた事故にあう。交通事故だったのだが、運転していた相手はおこっただけでなく、オイルムの頭に銃を突きつけたのだ。
白昼そんな事件が起こるのも変だけれど、もっと変なことがある。
その事件をビデオでとっていたものがいた。その人がオイルムを助け、証拠が必要ならここへ連絡してくれと自分の名詞をオイルムに渡した。
オイルムは訴えるつもりはなかった。
トルガと二人でトルガの父オルタンを訪れた。なんとその隣の船にさっきの男が来ていたのだ。
こんな偶然ハドラマ以外ではありえない。
オイルムたちはとても良い時間を過ごした。
この時はまだまだオルタンは良いお父さんだったのだ。
さっきの事故の話を聞いて、オルタンも驚いて証拠をもらった方がいいと言った。
そこで電話すると、隣の船で電話が鳴った。
でも男はにやにやしながら電話にはなぜか出なかった。
なんだか不気味?
タリクの娘オユクは両親がいい争っている間に家出してしまった。オユクはとてもかわいい。彼女は歩いて元住んでいた家まで生きその門の前にうずくまっていた。
必死に探すが警察の手を借りてようやく見つけることができた。
ギュジデの息子オザンはアルタンのもとで仕事をしている。不正を見つけオルタンに報告するが、そのことに気づいた不正をしていた男がオザンをおそった。
正当防衛で彼を振りのけたらその男は4階の工事現場から落ちて死んでしまった。
事故だというが目撃者たちはボスのオルタンの指示で沈黙した。
オザンは留置場へ・・・
ギュジデはオルタンからあることを頼まれた。それは判決をオルタンに有利にするようにとのことだった。
もちろんギュジデは断ったが、するとオルタンはあのビデオを彼女に見せる。
それはオザンがカーンと争った時の動画だ。その中でオザンは自分が彼を殺したと自白している。
そのビデオを見たギュジデは動揺する。
旧友の二人に打ち明け助言を求めると、
一人は自分がその事件を担当するといい、もう一人は
「君の良心に従え」といった。
二人とも本当に良い友人だと思う。
事件を担当すると申し出た友人はすごすぎる
仮想すれば彼女の裁判官のキャリアが終わってしまうかもしれないのに、友人のためにそこまでしようとするなんて、
トルコっぽいといえばトルコっぽいかも・・・
トルコも捨てたもんじゃないなあと思う・・
ギュジデは決心した。罪を犯したなら罪を償うように、そのため全力を尽くすというメールをオザンに書き、送信しようとしたまさにその時電話が鳴った。
オザンからだった。警察からだった。
駆けつけたギュジデ・・・
オザンを見て彼女の決心は揺らぐのだろうか?
裁判官としての正義と母親としての思いが交錯し、ギュジデは苦悩の真っただ中であえいでいた・・・
キャスト
ギュジデ:ヴァーヒデ・ペルチン
家族思いの家庭裁判所判事でありながら、時に冷淡で、厳格で、自分を決して曲げない。自宅でも裁判所とおなじような権力を握っている。タリクと結婚して
30
年になるギュジデだが、家族に対してほとんど譲歩もせず、自分は正しい道を知っていると信じている。オイラムとオザンという子供がいる。ところがある日偶然に、家族と彼らの人生について知っていると思っていたことが、幻影であることを知り、打ちのめされる。
セザイ:エルジャン・ケサル
セザイは、ネヴシェヒルとアンカラに法律事務所を持つ非常に成功した弁護士。彼は妻とは別居している。詩人で文学愛好家であり、2
人の子供の父親。ギュジデとタリクの学校の友達。当時、3人は強い絆で結ばれていたが、ギュジデでとタリクが交際を始めたのがきっかけで疎遠になる。30年後、ギュジデと再会し、彼の人生の新しいページが開かれる。
タリク:ムスタファ・ウールル
ギュジデの夫成功したカリスマ的な弁護士。自分の法律事務所がある。ギュジデの間にこれといった題はないが長い結婚生活に疲れている。何年もの間、重大な秘密を隠している。秘密が明らかになり、彼の人生は一変する。
オザン:ユスフ・チム
タリクとギュジデの息子。誘惑に弱い若い土木技師。働きすぎに不満を持っており、できるだけ早く金持ちになり、贅沢な生活を送りたいと思っている。彼が望む人生を簡単な方法で得ようとするため、大きな問題を抱えることになる。
オイルム:フェイザ・セヴィル・ギュンギョル(創始者Osmanでヘラ役を演じた)
ギュジデとタリクの美しく聡明な娘。母親の強い希望で医学部に入学したが、彼女の最大の夢は世界的に有名なダンサーになること。秘密裏にその夢をかなえようとするが計画は思うようにいかない。交通事故を起こし殺人のぬれぎぬを・・・
アルタン:セムベンデル
タリクの親友であり、クライアントでありメンター。建設会社を経営する非常に裕福なビジネスマン。困っている人を違法行為で利用することをためらわない。
トルガ:ジャネル・シャヒン
アルタンの息子、ハンサムな新世代のビジネスマン。セキュリティ ソフトウェアの専門家であり、ユニコーン企業を所有。たくさんのお金を稼ぎ、よく使い、とても良い生活を送っている。恋愛は安定していない。だが真の愛と出会い、人生は全く違う方向へ・・・
イェシム:アセナ・ギリシュケン
彼女は高校を中退し、アンタルヤ出身の温かみのある家政婦。オイクという名前の 5 歳の娘がいる。自分の人生が嘘で織り込まれていることに気づかない。そのため、幸せで秩序ある生活に満足していたが、偽夫の嘘が明るみになり絶望の谷へ突き落される。
ウミット:セム・スルギット
ギュジデ の兄弟。化学者。陽気だが仕事がないため妻が出ていく。娘がいる。ギュジデは彼にとって姉妹ではなく母親のような存在。
ナザン:メルテム・バイトク
ギュジデの大学時代の親友。ギュジデと同じ判事。ギュジデとは相談しあう仲で、ギュジデの家族みたいな人。未婚。オザンとオイルムには叔母のような存在。
behrem
ナザンの叔母の息子。オイルムを助け名刺を渡した男。たびたびオイルムを助ける。オイルムに好意を持つ。