𐰓𐰀𐰾𐱃𐰀𐰣 デスターン 伝説 14話 8世紀のトルコ物語 バトゥガとアルパグの取引!
カヤを人質に取り何とかサライを抜け出したバトゥガ達だったが、安堵するのもつかの間、すぐに追手がやってきた。そしてアルパグハンの 指揮のもと、一斉に攻撃を開始した。 初めにバトゥガを狙った矢にスルマが打たれて重傷を負った。 だがその後仕掛けておいた罠がうまく作動し、アルパグたち右往左往した。 そしてアルパグは窮地に立たされた。なぜなら息子カヤが捕まっていたからだ。 バトゥガ達はカヤを使って取引をした。 考えた末アルパグはその取引に応じた。 トゥトクンを解放させることサルトクをゆるすことなどもその取引にふくまれていた。 カヤはサライに戻り 準備を開始した。アルパグはカヤの代わりにバトゥガのもとに残った。 だがバトゥガが生きていることを知ったウルエジェはある悪だくみを考え出した。 これは卑劣だ。 中国が流行らせたと思われる疫病を利用しようとしたのだった。力と頭ではでは勝てないと思った彼女は、このように人でなしの手段を使ったのだ。 まずは疫病にかかっている女の子を探した。彼女を奴隷として連れてこられた山族の女の子たちに紛れ込ませ、山族のもとへ送ることにした。 バトゥガのもとに残ったアルパグはでバトゥガとアックズのけいこの様子を見て、 「どちらか一人なら気にもかけないがあの二人が一緒になると・・・」 二人は一緒になると確かに強力だ。バトゥガはいつもアックズに励まされているし、アックズもバトゥガに忠誠と愛情を注いでいた。 二人を眺めながらアルパグは怖さとともにうれしさも感じていた。 気が違っていると思われたバトゥガが今こうして目の前で剣のけいこをしているのだから・・・ 矢に打たれたスルマはアルパグの助けを借りて元気になった。 チョルパンハンもバトゥガが心配になり彼のもとを訪れた。そしてアックズと甥のバトゥガに再開した。笑顔で話す彼女はとても素敵だ。でも怒らせるとこわ~~いチョルパンハン。 今回もただの訪問ではなかった。甥にある提案を申し出に来たのだった。が反対に甥からトルコが統一するための方法を提案される形となった。さてこの提案を承知した彼女だったが果たしてうまくいくのだろうか? 一日が過ぎた。準備を終えたカヤは家来に取引で指定された品物と女の子たちを連れて行かせた。 だがそこにはトゥトクンはいなかった。中国はカヤの手に負えない。ハンが戻ってから中国に彼女を