オスマン帝国外伝シーズン3 49話ハイライト 私たち見ている者だけが知っている、ファーリエは救い主なの?
ヒュッレム手にかけようとした犯人についてヒュッレムはアフィフェと話していた。 亡くなった付き人もなんの問題もなく、よい仕事ぶりだとったとアフィフェは彼女に伝えた。 また ちょうどその時にヒュッレムを訪ねてきたメルジャンもあ怪しいし、さらにヒュッレムを助けたというファーリエもどことなく変だとアフィフェは伝えた。 アフィフェの他に誰もみていた者がいないからと、彼女をエスキサライへ行かせたほうがいいとも提案した。 だがヒュッレムは 「私は現場にいたのよ、このめでみたわ。彼女は命の恩人よ」 と言って、アフィフェの心配を気にも留めなかった。 さすがアフィフェ、彼女はファーリエから何か変なものを感じたのだ。 だがヒュッレムは現場にいたときすごく動揺していた。その状態で言われたことをうのみにしてしまった。 それはそうかもしれない、冷静に考える暇なんてなかったから。 こうしてファーリエはヒュッレムの元へ呼ばれた。 「あなたはエスキサライからきたということだけれど・・・」 とヒュッレムはファーリエに話しかけた。 「はいその通りです、后妃様3年間そこにいました。アフィフェ様がここへよんでくださいました」 「出身地はどこなの?どこで生まれたの?」 「ハンガリーです。ワラディンで生まれて育ちました」 (マニサ生まれではなかったのかな?) するとスンビュルが 「家族はまだそこにいるのかい?」 と低い声できいた。 「しりません」 「しらないなどと、誰もそこにいないのかい」 と重ねてスンビュルがきくと、 「私が帝都に連れてこられたのはとてもちいさいときでした。 母のことをかすかにしか覚えておりませんが、妹が1人おりました。 けれども今彼女がどこにいるのか生きているのかさえも分かりません」 と答えた。 ヒュッレムはその話をきいて彼女をかわいそうに少し思ったようだ。 「ファーリエ、今日、私の2人の付き人と1人のアーがころされたわ。 実を言えばそのうちのひとりはあなたが手にかけたのですよね。 私を守るという理由で、そうでしょう?」 「はいそうです」 するとヒュッレムは 「ヒュッレムあなたには命のかりがわるわ。ほしいものがあれば何でもいって」 と言うと、 「私は義務を果たしただけです。あなたのような誉れ高き后妃様にほめていただけるなんて、これほどうれしいことはありません」 殊勝なことを言うが実際は彼女が