韓ドラ ホン・チョンギ 感想
ネットフリックスに最近UPされたホンチョンギという韓国ドラマを観た。
3年前に作られた作品のようだ。主人公はホン・チョンギ役 キム・ユジョンとハ・ラム役 アン・ヒョソプの二人。
主人公の女の子ホンチョンギ(キムユジョン)がかわいいので、ついつい最後まで一気に観てしまった。
韓国の英宗の時代のお話。
魔力が出てくるお話なので、予想がつかず、魔力の世界については結局よくわからないままという感じだったが、ハッピーエンドで終わったので、ほんわかした気持ちで見終えることができた。
主人公のチョンギとハラムのロマンス、シリアスな二人の過去、魔王の封じ込め作戦の様子など、盛りだくさんの内容だった。
ハラムは父と母を殺されたと思い王族に対して復讐を誓い、そのためにだけ生きていた。ところが最後の方で何と父を殺したのは自分にとりついた魔王だったことを知る。
その衝撃をは強すぎて、あんなに簡単に自分を取り戻せるはずがないと思ったのだが、案外簡単にハッピーエンドになったのは、かなり不自然な感じもした。
韓国のドラマのいいなあと思うところは、家族愛・仲間への愛が強いということ。
たとえばサムシン。
蝶の姿で現れるサムシン(ムンスク)は不思議な力を持つ。主人公の二人を見守り、時には助け導いた。最後にみんなの犠牲になって魔王と共に封印されて道を選んだ。
父のために自分を犠牲にしてもなんとも思わないチョンギ。
仲間を助けるために自らを差し出そうとするチョンギ。
そしてもちろん心から慕っているラムのために、自分が狂ってしまうかも知れないことを恐れないチョンギ。
ラムもチョンギのために自らを犠牲にしようとした。
という具合で、このドラマには人情深い人間像を善しとする韓国のエキスがたっぷりつまっていた。