エピソード20の奇跡のドクターはもしかして最終回?と思わせるほど次々と劇的な起こり、どのシーンもとても印象的でした。 今回マレーシアから帰国した旅客者が謎の病気にかかり救急車でアリの働く病院に搬送されます。その病気で3人が亡くなり、ついにはフェルマンホジャも病気にかかってしまいます。これはウィルス性の伝染病で死に至るまでの時間がとても短くたぶん一日以内に3人が亡くなったのではないかと思います。 伝染病を隔離するために、搬送された救急センターは隔離されました。その時中にいた医者はフェルマン、アリ、ナズルです。看護師のギュネシュも友人のセリムに呼ばれて偶然救急センターに居合わせました。 隔離された人の中にはほかにも前回手術したばかりにベトゥシュの姉、デミル医師の父親、そしてギュネシュの友人セリムがいました。 隔離によって引き裂かれた人々! 救急センターに残された人々はいつ病気がうつるかもわからない 不安と恐怖の中で、それぞれの人生を顧みることになります。 病気にかかったギュネシュの友人のセリムは母と兄を仲直りさせることに成功しなくなります。 デミルとデミルの父親の氷のように固まった関係は解けていきます。 極めつけ、フェルマンが病気にかかって隔離された後、彼とアリとのやり取り、彼とナズルとのやり取りは特に感動的でした。 涙なしでは見られない! フェルマンは自分がもうすぐ死ぬとわかって、アリに一つだけお願いします。 そのお願いとはフェルマンの妹のことでした。彼女は小さいときに事故に遭い脳に障害をおってしまい一人では生きられない状況でした。その彼女の見舞いに時々言ってほしいとフェルマンは涙ながらにとのむのでした。 アリはどうしたかったって? アリは「では私は?」と彼はフェルマンに聞きます。彼はフェルマンを本当の兄のように感じていました。アリはまた一人ぼいっちになってしまいます。 今までフェルマンはアリの気持ちにこたえませんでした。ですが、涙ながらのアリの「アビー」と呼ぶ声に、フェルマンはついに 「私の弟よ(カルデシム) 」呼び答えたのです。 アリはうれしさと悲しさでいっぱいでしたが、そのアリがまっていたのは手術の設備の整わない救急センターで行うベトゥシュの姉の手術でした。 隔離されたフェルマンホジャがガラス越し