奇跡のドクター 第17話(トルコドラマ)【少女の痛みを信じたアリは・・・】
ナズルはアリへの気持ちが友情でないことに気づき、彼の元へ急いでは知る。だがもちろん何を言えば、何を伝えればいいのか、そして何を伝えなければいいのか、わからず混乱したまま家に戻る。 その様子をアリは理解出来ず、みんなに相談する。そしてあるものはナズルがアリに好意を持っていると言い、あるものは恋する乙女の行動をアドバイスしたりする。女性の先輩にも聞くが、やはり女性の考え方は微妙に違うようだ。 次の日からナズルとアリは今までのように気軽に話すことができなくなっていた。アリはどうしたのかナズルにいつものように率直に尋ねるが、ナズルは 「ただ困惑しているのでしばらく考える時間が欲しい」というばかり・・ ナズルは不安だった。アリを愛することで彼を傷つけてしまわないかと・・・ こうして医者たちは個人的には悩みを抱えながらも、病気の治療に終わりはない。17話では2人の大きな患者が出演していた。 一人は女の子が鼻血を出して運ばれる。女の子はわき腹や心臓もいたいというが信じてもらえない。両親の夫婦仲が悪く、いつも女の子は枠の外にいる感じだった。 彼女が目の前にいるにもかかわらず、二人は顔を合わせると言い合いばかりをしている。彼女がいくら遺体と言ってもなかなか目を向けてくれなかった。そればかりか、女の子が痛みを訴えて、自分たちの注意をひくためだと信じなかった。 実際検査しても何も出てこない。でも女の子は痛みを訴え続けていた。この状況では検査結果の判断を信用する医者たちは、何も異常なしと言う診断結果を下す。(これは先日紹介した 「デカルトからバイトソンへ」 と言う本で言うと、デカルト的考え方になるのかな。) ところがアリは女の子の言葉を信じた。検査結果よりも女の子の痛いと言う言葉を信じることによって、かすかな影を発見し、手術を行うべきだという。 両親はもちろん手術に踏み切れない。その時のアリの説得は次のようだった。 「家族は喧嘩しあいます。傷つけあいます。でも家族は信じあいます。お子さんを信じていますか?彼女にはあなた方しかいません。彼女の痛みを信じますか?」 しばらく沈黙が流れる。両親ははじめて自分たちの立場からの子供ではなく、子供からの立場で、子供の痛みを感じ、子供の言葉を信じようときめた。 そして手術が開始される。体内からは影では