それはオスマン帝国外伝から始まった...

マニサに赴任したメフメトは市場に行く準備をするように言う。彼の側近に ハンガリーの遠征の時に知り合ったイリヤスがいた。そのイリヤスが兵士によばれる。そして森の中へ歩いていくとそこにはなんとマヒデブランが待っていた。 マヒデブランは本当ならアマスヤにいるはずだが、このマニサへ何しに来たのだろう？

スレイマンは行方不明のヒュッレムを自ら捜索する。 唯一生き返ったヒュッレムと同行した一人をガイドに、ヒュッレムが襲われた場所まで案内させる。まずは襲われた場所へ、そしてそこから足取りを探しに森へまっすぐ向かい、最後にヒュッレムを見たという場所につく。その周りの捜索を大々的に開始する。するとそこでスレイマンが何かを見つけたようだ。 それは 初めてスレイマンがヒュッレムにプレゼントしたあの緑色の指輪だった。

「5人の子供の母親がどうすれば行方不明となるのだ」と怒るスレイマン。そのあとスレイマンはマルコチョールに宮殿にいるすべての人を取り調べるよう命じる。 ハティジェがマルコチョールに取り調べられていた。誰もが怒りと共に声を荒げて自分は無関係だという。ハティジェもそうだった。「彼女が死んでようが、生きていようが、戻るかどうかなど私には一切かんしんがないわ」とハティジェが言う時、横たわったヒュッレムの姿が見える。この時もヒュッレムの顔を見えなかった。ヒュッレムは本当にどこにとらわれているのだろうか？

５９話後半 ハリメは娘にハリルパシャとの結婚を強いる。だが娘の気持ちはダーウドにあった。  宮廷内でハリルパシャはダーウドを呼び止め、自分が「ハリメの娘と近々結婚する」と伝えると、 ダーウドはキョセムスルタンが「何と思うだろう」と言い返す。  

母后に呼ばれるハティジェ。母后は「本当なの？」といきなり尋ねる。 「イブラヒムが手紙を残していったそうだというの。その手紙にはあなたに恋をしていると書かれてあったそうよ。ハティジェ、顔を見て、これはほんとうのことなの？」 と尋ねる。 「イブラヒムパシャの気持ちをお前はしっているのかい？こたえなんさい」 「あなたも同じ気持ちなの？」 と続けて尋ねる。すると困った顔をするハティジェ。真意のわかった母后は容赦なく「出ていきなさい」と怒りを言葉に表す。

イブラヒムの父親がなまりのあるトルコ語で 「大宰相が来た」と喜び 「スレイマン皇帝がお前に手紙を書いてくれたぞ」 とイブラヒムに言う。 イブラヒムは手紙を持ってきた兵士が、イブラヒムの服の裾に口づけしてから手紙の筒を渡す。 そんな息子を見て父親は誇りに思った。あの小さかった息子が、二度と会えないと思っていた息子がこんなにえらくなって戻って来てくれたのだからと父は思った。 スレイマンは直ちに戻るように命じていた。 「死ぬときは私のそばで死ぬように」 とも書かれてあった。つまりスレイマンはイブラヒムの命を取るということなのか・・・

スレイマンがようやく戦いから戻った。一緒に行ってたのはメフメット皇子だった。今回もムスタファは留守居役を命じられた。ところが、イスタンブルでは大変なことが起こっていた。 ムスタファは挨拶を交わした後、そのことをスレイマンに伝えだす。 それをミフリマーフはバルコニーから見ていた。 ミフリマーフは兄ムスタファを疑っているようだ。いや兄ではなくマヒデブランを疑っているのかもしれない。 「ヒュッレムスルタンがコンヤに行ったようです」

ミフリマーフがシャーのところへやってくる。ミフリマーフにヒュッレムが行方不明だと聞いて悲しいというと、ミフリマーフは少し怒った様子で、 「かなしくおもったのですか」 「ですが、私はあなたが悲しいと思っているなんて決っして信じませんわ。」 「どういう意味？」とシャーが尋ねる。 「母と敵対していることはみんなが知っていますわ。ハティジェスルタンとマヒデブランと言一緒に、皇帝が留守の間に罠を仕掛けたのですわ。そうでしょう？」

「一歩ずつ近づく自分の生末が見えます。イブラヒムパシャの命を奪った者たちが私にも同じ運命をたどらせようとしている」とムスタファが言う。 次のシーンで、マヒデブランがヒュッレムの部屋をたたき、地獄に落ちるように呪ってやると毒づいている。しかしこの中にメルイェムさんはいなかった。彼女はこの時もうすでにこのドラマから降板していた。  当時トルコではドラマの放映が1週間のびた。なぜならヒュッレム役のメルイェムさんが演じなくなるというトラブルが起こったためだった。人々は彼女が病気だと言ったが去年のインタビューで、メルイェムさんは妊娠したために、役を降板したと自ら語っていた。 関連記事はこちら