ヴァーヒデ ペルチン主演ドラマ Aldatmak(欺き)10話 災難に継ぐ災難 ギュジデ重体、イェシムはまじないを・・
オザンのオフィスへの襲撃を知ったギュジデは急いで現場に駆け付けたその途中事故にあい意識不明の重体に・・・
オザンは襲撃でけがはなかったが、母ギュジデが病院に行き羽目になった。
みんなはそれぞれの思いでギュジデの元へ集まったが、ギュジデは目覚めなかった。
災難に継ぐ災難。
みんなはギュジデが強い精神力を持っているから大丈夫だと励ましあうが、一晩たっても彼女は目を開けなかった。
オイルムはとても取り乱していたが。彼女を支えるトルガやおば同然のナザンもそばにいたので何とか立つことができていた。
そしてギュジデが目を覚ますなら何もいらないとまで祈った。
(とはいえ、もし彼女が元気になれば今日の祈ったことなどすっかり忘れて元の生活を続けるのが人の性だ。オイルムがこれに懲りて母親を悲しませなければいいのだが…)
イェシムはついに悪魔に魂を売った。この事故でギュジデが死ねばいいと願っていたからだ。隣人が彼女をそそのかす。イェシムは隣人のぞむままに動いていた。
隣人はまじないでギュジデを亡き者にできるという話を持ちかける。
あんなに簡単にまじないをトルコの方々は信じるとは思わないが、イェシムはすっかり信じた。そして1000ドルも払って、ギュジデにまじないをかけたのだ。
オイルムとトルガはすっかり緊密になっていた。いつも困ったときにそばにいてくれるトルガに頼りきりだ。
トルガも彼女の力になれるのがうれしくて、惜しむことなく彼女を助けている。
ダンスの学校から入学が取り消された時もそばにいた。絶望するオイラムに必ず良いダンス学校を探すとトルガは励ました。
ギュジデは数日後目覚めた。退院し家に戻ってみると家中めちゃくちゃに荒らされていた。
呆然とするみんな。
みんな犯人はイェシムだと思った。そこへタリクがやってきて、みんながイェシムのせいにするのでまた騒動が起こった。タリクはイェシムを信じ切っていた。
タリクはイェシムにすまないと思いながらプレゼントの腕輪を用意して家に戻った。ところが娘オユキュの腕にはめられた男物の腕時計を見てイェシムがギュジデの家に入ったことを悟った。
タリクは激怒し、娘をつてたまま家を出てしまう。泣きながら言い訳しようとするイェシムだが、今のタリクに何を言っても無駄だろう。
でも今回はイェシムは家あらしについては何も知らなかった。隣人があるものを雇いやらせたのだ。
まじないを信じさせるためなのかもしれない。
ということはまじないしと隣人はぐるなのかも・・・
こうなってくるとイェシムが愚かで哀れに見える。彼女も隣人に騙されているのだから。
ギュジデはみんなに言い立てられて、家の捜査をするように検察に頼むことになったが、犯人は捕まるだろうか?
キャスト
ギュジデ:ヴァーヒデ・ペルチン
家族思いの家庭裁判所判事でありながら、時に冷淡で、厳格で、自分を決して曲げない。自宅でも裁判所とおなじような権力を握っている。タリクと結婚して 30 年になるギュジデだが、家族に対してほとんど譲歩もせず、自分は正しい道を知っていると信じている。オイラムとオザンという子供がいる。ところがある日偶然に、家族と彼らの人生について知っていると思っていたことが、幻影であることを知り、打ちのめされる。
セザイ:エルジャン・ケサル
セザイは、ネヴシェヒルとアンカラに法律事務所を持つ非常に成功した弁護士。彼は妻とは別居している。詩人で文学愛好家であり、2 人の子供の父親。ギュジデとタリクの学校の友達。当時、3人は強い絆で結ばれていたが、ギュジデでとタリクが交際を始めたのがきっかけで疎遠になる。30年後、ギュジデと再会し、彼の人生の新しいページが開かれる。
タリク:ムスタファ・ウールル
ギュジデの夫成功したカリスマ的な弁護士。自分の法律事務所がある。ギュジデの間にこれといった題はないが長い結婚生活に疲れている。何年もの間、重大な秘密を隠している。秘密が明らかになり、彼の人生は一変する。
オザン:ユスフ・チム
タリクとギュジデの息子。誘惑に弱い若い土木技師。働きすぎに不満を持っており、できるだけ早く金持ちになり、贅沢な生活を送りたいと思っている。彼が望む人生を簡単な方法で得ようとするため、大きな問題を抱えることになる。
オイルム:フェイザ・セヴィル・ギュンギョル(創始者Osmanでヘラ役を演じた)
ギュジデとタリクの美しく聡明な娘。母親の強い希望で医学部に入学したが、彼女の最大の夢は世界的に有名なダンサーになること。秘密裏にその夢をかなえようとするが計画は思うようにいかない。交通事故を起こし殺人のぬれぎぬを・・・
アルタン:セムベンデル
タリクの親友であり、クライアントでありメンター。建設会社を経営する非常に裕福なビジネスマン。困っている人を違法行為で利用することをためらわない。
トルガ:ジャネル・シャヒン
アルタンの息子、ハンサムな新世代のビジネスマン。セキュリティ ソフトウェアの専門家であり、ユニコーン企業を所有。たくさんのお金を稼ぎ、よく使い、とても良い生活を送っている。恋愛は安定していない。だが真の愛と出会い、人生は全く違う方向へ・・・
イェシム:アセナ・ギリシュケン
彼女は高校を中退し、アンタルヤ出身の温かみのある家政婦。オイクという名前の 5 歳の娘がいる。自分の人生が嘘で織り込まれていることに気づかない。そのため、幸せで秩序ある生活に満足していたが、偽夫の嘘が明るみになり絶望の谷へ突き落される。
ウミット:セム・スルギット
ギュジデ の兄弟。化学者。陽気だが仕事がないため妻が出ていく。娘がいる。ギュジデは彼にとって姉妹ではなく母親のような存在。
ナザン:メルテム・バイトク
ギュジデの大学時代の親友。ギュジデと同じ判事。ギュジデとは相談しあう仲で、ギュジデの家族みたいな人。未婚。オザンとオイラムには叔母のような存在。