ヴァーヒデ ペルチン主演ドラマ Aldatmak(欺き)9話 オイルムはニューヨークへたびだつはずが・・・
ついにオイラムは旅立つのか
オイラムはニューヨーク行のチケットが取れない。万策尽きて、トルガにもたのむ。
トルガはオイルムが好きでトルコに残ってくれるように頼んだがそれを拒否されたばかりだったにもかかわらず、チケットをオイルムのために手配した。それもビジネスクラスで・・・
思うにトルガみたいないい人はいない。働き者でお金持ちで、さらに、自分の欲することよりも好きな人の夢をかなえるために行動する優しい人だ。
トルガのおかげでオイラムは明日念願のニューヨークへ旅立つことが決まった。
だが母ギュジデには嘘をついたまま行くのだった。
トルガはその片棒を担がされた形になった。オイラムは全くトルガのことを考えていない気がする。
嘘をつくならつくで、ほかの人を巻き込まないでほしい。特にトルガのように優しい人を・・・
イェシムは突然姿を消した。ウソがばれ、タリクにののしられたからだったが、タリクは必死で探し始めた。
どこにも見つからなかった。彼女はどこへ行ったんだろうか?
タリクはイェシムが不在の間、気が弱くなり、どうしてもイェシムたちと生活したいと考えるようになった。
頃を見計らってイェシムは電話を・・
そして仲直りをしたのだが、またまたタリクにあることないことほのめかす。
そこでタリクは、ギュジデの家に新しい離婚契約書をもって出かけるが、そこには旧友のセザイがいた。
それを見るなりタリクは怒り出す。いたたまれずセザイは帰るが、ギュジデのタリクに対する怒りは頂点に達した。
ギュジデはあの小さな子のために何も欲せずわかれるつもりだった。心変わりしたのはイェシムの嘘をタリクが信じ、ギュジデに対して愚かな行動をしたからだったが、今回のことで完全に離婚は難しくなってしまった。
(まったく何もしなければ、今頃3人で平穏に暮らせていたのに、イェシムもそしてタリクもほんとに愚かだ。)
次の日オイルムは空港へ向かうために、車に荷物を載せようとしたその時倒れてしまった。
急いで病院へ行くと、事故の後遺症で首にギブスをはめないとえらいことになるとのことだった。
オイルムはこうして夢をあきらめることに・・・
オイルムの手紙
でもオイルムの問題は終わらなかった。
実はオイルムは直接母にニューヨークへダンスの勉強に行くという事実を告げれないので手紙で伝えることにし、その手紙を母の部屋に置いておいたのだ。
そのことを思い出したオイルムは真っ青になった。そこでまたトルガを呼び出す。彼に家に忍び込んで手紙を取ってきてというのだった。なんともはや、オイルムはわがままし放題だが、トルガは何とかその手紙を取り戻した。
兄のオザンは新しい仕事に張り切っていた。ギュジデにとってはそんなオザンを見るのは最近になくうれしい出来事だったが、それも何が何だか誰にもよくわからないまま15日もたたずに突然終わった。
オザンのオフィスにマフィアが突撃し、社長を射殺したのだ。一瞬の出来事だった。負傷した仲間もいたがオザンは無事だった。
社長がいなくなったまま、仕事を続けることは不可能だろう。
次から次へと災難がギュジデの家族を襲う。
ギュジデの娘と息子はどうなっていくのだろうか?
嘘がみについてしまったイェシムは?タリクは?
一つだけ不幸中の幸いといえば、オイルムがトルガのそばにのこれたことだろう。
二人はこれからどうなるか?も気にかかる。兄のオザンはまた無職に逆戻り・・・
どうするのやら・・・
キャスト
ギュジデ:ヴァーヒデ・ペルチン
家族思いの家庭裁判所判事でありながら、時に冷淡で、厳格で、自分を決して曲げない。自宅でも裁判所とおなじような権力を握っている。タリクと結婚して 30 年になるギュジデだが、家族に対してほとんど譲歩もせず、自分は正しい道を知っていると信じている。オイラムとオザンという子供がいる。ところがある日偶然に、家族と彼らの人生について知っていると思っていたことが、幻影であることを知り、打ちのめされる。
セザイ:エルジャン・ケサル
セザイは、ネヴシェヒルとアンカラに法律事務所を持つ非常に成功した弁護士。彼は妻とは別居している。詩人で文学愛好家であり、2 人の子供の父親。ギュジデとタリクの学校の友達。当時、3人は強い絆で結ばれていたが、ギュジデでとタリクが交際を始めたのがきっかけで疎遠になる。30年後、ギュジデと再会し、彼の人生の新しいページが開かれる。
タリク:ムスタファ・ウールル
ギュジデの夫成功したカリスマ的な弁護士。自分の法律事務所がある。ギュジデの間にこれといった題はないが長い結婚生活に疲れている。何年もの間、重大な秘密を隠している。秘密が明らかになり、彼の人生は一変する。
オザン:ユスフ・チム
タリクとギュジデの息子。誘惑に弱い若い土木技師。働きすぎに不満を持っており、できるだけ早く金持ちになり、贅沢な生活を送りたいと思っている。彼が望む人生を簡単な方法で得ようとするため、大きな問題を抱えることになる。
オイルム:フェイザ・セヴィル・ギュンギョル(創始者Osmanでヘラ役を演じた)
ギュジデとタリクの美しく聡明な娘。母親の強い希望で医学部に入学したが、彼女の最大の夢は世界的に有名なダンサーになること。秘密裏にその夢をかなえようとするが計画は思うようにいかない。交通事故を起こし殺人のぬれぎぬを・・・
アルタン:セムベンデル
タリクの親友であり、クライアントでありメンター。建設会社を経営する非常に裕福なビジネスマン。困っている人を違法行為で利用することをためらわない。
トルガ:ジャネル・シャヒン
アルタンの息子、ハンサムな新世代のビジネスマン。セキュリティ ソフトウェアの専門家であり、ユニコーン企業を所有。たくさんのお金を稼ぎ、よく使い、とても良い生活を送っている。恋愛は安定していない。だが真の愛と出会い、人生は全く違う方向へ・・・
イェシム:アセナ・ギリシュケン
彼女は高校を中退し、アンタルヤ出身の温かみのある家政婦。オイクという名前の 5 歳の娘がいる。自分の人生が嘘で織り込まれていることに気づかない。そのため、幸せで秩序ある生活に満足していたが、偽夫の嘘が明るみになり絶望の谷へ突き落される。
ウミット:セム・スルギット
ギュジデ の兄弟。化学者。陽気だが仕事がないため妻が出ていく。娘がいる。ギュジデは彼にとって姉妹ではなく母親のような存在。
ナザン:メルテム・バイトク
ギュジデの大学時代の親友。ギュジデと同じ判事。ギュジデとは相談しあう仲で、ギュジデの家族みたいな人。未婚。オザンとオイラムには叔母のような存在。