ヴァーヒデ ペルチン主演ドラマ Aldatmak(欺き)12話 子供の嘘で破壊寸前のギュジデ・・・
オイルムが大学入試で全国に5位になったうえアンカラの医学部に受かったにもかかわらず、彼女は退学し、ダンス学校へ行こうとしていた。そしてついに母ギュジデに知られてしまった。
大学費用としてもらった金もダンス学校につぎ込んだ。そのうえ事故にあったためダンス不可能な体だと宣告され、ニューヨークの学校も入学が取り消された。
そのことをタリクの内縁の妻からみんなの前で知らされたギュジデは怒りがさく裂!
オイルムにてをあげてしまう。
いつの時代も子供というものは親の真意を全く理解できないと思う。ギュジデは医学部を強要していなかった。以前オイルムがダンスの道に進みたいと行ったときにダンススクールにも入れたのだ。そして進学を決める時才能があるか、プロとしてやっていけるかダンス教室の先生に尋ねてもいた。
先生は趣味ならOKだが才能足りないのでプロは無理だといった。
だから違う道を指し示しただけだった。それにギュジデが医学部を進めたわけでもなかったのに、子供は不本意にギュジデが決めた道に従ったと思い込むのだ。
こういうことはよくあることだけれど、踏んだり蹴ったりのギュジデだった。だから手を挙げてしまったのだが、一番の理由は娘本人から聞かなかったことだろう。それも一番言われたくない人に暴露されたのだから、ギュジデがパニックになってもしょうがない。
オイルムは「母親が大好きみたいで、彼女に拒否されるのが怖くて言えなかった」といったが、ほんとにそうだろうか?
オイルムはいつも自分中心に考えているように見える。母ギュジデのことだけでなくこいびとのトルガのこともそうだ。
いつも「私にはあなたが必要だ」というような言い回しをする。相手が主語になった発言が本当に少ない。いつも自分が自分がって感じで、小さな子供みたいなところがある。
たぶん相手のことを中心ににしてかんがえたことがないのではないのか?
というわけで、
今回はギュジデは本当に彼女と縁を切ることにした。子供が嘘をついているからといって縁を切っていたら100以上の縁があったとしても足りないだろう。
子供というものは多かれ少なかれ嘘をつくもんだし、内容が重要なことほどしっかりとかくそうとする。
でもどんな嘘でも親は受け止めなければならない。それが親の性だろう。
とはいえギュジデにとっては、大きな痛手だった。
オイルムは親友とトルガと兄オザンに囲まれて何とか悲しみをのりこえようとして、新しい道を進もうとしたが、イスタンブールのダンス学校の試験に受からなかった。
「能力がない」
ときっぱりといわれたのだ。
息子のオザンはといえば、以前カーンという青年をさしてオルタムに助けてもらったことがあり、そのことをギュジデには伝えていなかった。大きな爆弾がもう一つギュジデの前にはあるのだが、ギュジデは「もう子供はオザンだけよ」と彼に思い入れしはじめた。(ギュジデにこれ以上きずついてほしくないけれど、人生はそんなに甘くない。次から次へとこれでもかこれでもかと苦難が押し寄せる。
隣人は今まで隠しとってきたイェシムとタリクの動画ギュジデにわたし、取引をした。
さらにおよそ10年もの間ギュジデはこのこともしらなかったのだが、タリクには200万ドルのかくし財産があることがセザイ経由で発覚した。
ギュジデは決心した。タリクをはめつさせることをだ。タリクに一銭も残さず離婚できるように強力な絶対失敗しない離婚弁護士を雇った。
彼女の名はエルマス。美人だが冷徹で能力の多大な女性だ。
これから泥沼化していくが、ギュジデは思うように離婚できるのだろうか?
タリクはイェシムの動画を見て、彼女が嘘をつき続けていたことを知り、後悔した。できれば元の家族と以前のように暮らしたいと思うのだったが、ギュジデが絶対許さないことも知っていた。
タリクはエルマスのことを知りギュジデをさがし、腕をつかみ無理に連れて行こうとした。その場に居合わせたセザイはタリクにパンチをくらわした。タリクはすっ飛んだ。
これはやばいことになる。セザイはうったえられるかも・・・
もう一つえらいことが起こっていた。タリクとイェシムが言い争っている間に娘のオユキュが出て行ってしまったのだ。
今度は本当に出て行った。本当の行方不明になった。イェシムはひっしでさがすが・・・
どこへいったんだろう? (あねきのオイルムのところにいったのかな?)
キャスト
ギュジデ:ヴァーヒデ・ペルチン
家族思いの家庭裁判所判事でありながら、時に冷淡で、厳格で、自分を決して曲げない。自宅でも裁判所とおなじような権力を握っている。タリクと結婚して 30 年になるギュジデだが、家族に対してほとんど譲歩もせず、自分は正しい道を知っていると信じている。オイラムとオザンという子供がいる。ところがある日偶然に、家族と彼らの人生について知っていると思っていたことが、幻影であることを知り、打ちのめされる。
セザイ:エルジャン・ケサル
セザイは、ネヴシェヒルとアンカラに法律事務所を持つ非常に成功した弁護士。彼は妻とは別居している。詩人で文学愛好家であり、2 人の子供の父親。ギュジデとタリクの学校の友達。当時、3人は強い絆で結ばれていたが、ギュジデでとタリクが交際を始めたのがきっかけで疎遠になる。30年後、ギュジデと再会し、彼の人生の新しいページが開かれる。
タリク:ムスタファ・ウールル
ギュジデの夫成功したカリスマ的な弁護士。自分の法律事務所がある。ギュジデの間にこれといった題はないが長い結婚生活に疲れている。何年もの間、重大な秘密を隠している。秘密が明らかになり、彼の人生は一変する。
オザン:ユスフ・チム
タリクとギュジデの息子。誘惑に弱い若い土木技師。働きすぎに不満を持っており、できるだけ早く金持ちになり、贅沢な生活を送りたいと思っている。彼が望む人生を簡単な方法で得ようとするため、大きな問題を抱えることになる。
オイルム:フェイザ・セヴィル・ギュンギョル(創始者Osmanでヘラ役を演じた)
ギュジデとタリクの美しく聡明な娘。母親の強い希望で医学部に入学したが、彼女の最大の夢は世界的に有名なダンサーになること。秘密裏にその夢をかなえようとするが計画は思うようにいかない。交通事故を起こし殺人のぬれぎぬを・・・
アルタン:セムベンデル
タリクの親友であり、クライアントでありメンター。建設会社を経営する非常に裕福なビジネスマン。困っている人を違法行為で利用することをためらわない。
トルガ:ジャネル・シャヒン
アルタンの息子、ハンサムな新世代のビジネスマン。セキュリティ ソフトウェアの専門家であり、ユニコーン企業を所有。たくさんのお金を稼ぎ、よく使い、とても良い生活を送っている。恋愛は安定していない。だが真の愛と出会い、人生は全く違う方向へ・・・
イェシム:アセナ・ギリシュケン
彼女は高校を中退し、アンタルヤ出身の温かみのある家政婦。オイクという名前の 5 歳の娘がいる。自分の人生が嘘で織り込まれていることに気づかない。そのため、幸せで秩序ある生活に満足していたが、偽夫の嘘が明るみになり絶望の谷へ突き落される。
ウミット:セム・スルギット
ギュジデ の兄弟。化学者。陽気だが仕事がないため妻が出ていく。娘がいる。ギュジデは彼にとって姉妹ではなく母親のような存在。
ナザン:メルテム・バイトク
ギュジデの大学時代の親友。ギュジデと同じ判事。ギュジデとは相談しあう仲で、ギュジデの家族みたいな人。未婚。オザンとオイラムには叔母のような存在。