新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~登場人物【イスケンデル】
イスケンデルは生まれて間もなく兄の命令で処刑を命じられた。それに耐えられなかったサフィイェは彼を逃がした。だがその後連絡が途絶え、イスケンデルは亡くなったと知らされたのだ。 それから時がたちイスケンデルは自分の素性を知らぬまま、オーストリアからやってきて、イェニチェリに入隊した。だが彼はトッスンと言う産着を持っていた。これが決めて出後に彼がアフメト皇帝の叔父であることが判明する。 オーストリアからイスタンブルに来る途中でキョセム(アナスタスィア)に出会った。初めて会った時からイスケンデルはキョセムを助けた。 それはその道中でイスケンデルがキョセムに約束したからだった。 イスケンデルはその時からキョセムに思いを寄せていた。だが次に会ったのはキョセムがすでに皇帝のお気に入りになった後だった。 驚きながらも その後、キョセムをことあるごと助けながら、イェニチェリとして過ごし、小姓頭にまで昇進した。 ところが自分が皇子であるという真実を知り、命が危ないと思い逃げようとしたところを捕まえられ、メフメトギライの幽閉されているイェディキュレに連れていかれた。 しばらくして宮殿に呼ばれて、皇帝に口では許されるが、実は絞殺が命じられており、絞殺された。