ポロス 古代インド英雄伝 シーズン4 22話 いよいよ決戦!ジェーラム川の戦い

ダスユ王の決意 王妃の遺体と取り換えに橋を架ける決意をしたダスユの王。 橋は完成した。 完成した橋を見て、 「私は自分の息子の国賊の汚名を晴らそうとして、自分自身が国賊になってしまったなあ」 とつぶやいた。 だがダスユの王は「一度裏切ったものをアレクサンドロスは絶対許さない。どうせ死ぬならインドのために戦って死のう」と決めた。 そしてダスユ王は遺体をひきとりに行くが、兵士たちに取り囲まれてしまった。 アレクサンドロスはやはり裏切ったようだ。 橋を渡り母を取り返すまでは遺体は渡さないという風に考えを変えた。 王も捕らえられた今ダスユたちはどうするのだろう。 バルシネ ペルシャ帰る 戦いが始まる前にプルはバルシネを別れの挨拶をした。ヒンズークシを通ってペルシャに向かう予定だ。 護衛として先バムニ王が付き添うことになった。 あれ? でもこのことをアレクサンドロスは手紙で知っているのだから、彼女たちをほおっておくはずがないと思うが・・・ それにアヌスヤも自分で手紙を出したのだから、バルシネの帰路についてアレクサンドロスが知っているだろうことは予想がつくはずだが・・ ジェーラム川の戦い プルはジェーラム川たてた誓いのことを思い出していた。プルにとってこの川は特別だったが、インドにとっても自然の城壁でもあった。今までも西からの侵入者たちをこの川が防いでくれていたに違いない。 とうとう前326年「ジェーラム川の戦い」が始まった。歴史に残るインドと外敵との戦いがこの川で繰り広げられた ついに橋を渡ってアレクサンドロスが攻めてきた。船で戦いに出た兵たちもいた。 プルたち応戦して、橋を渡り始めた。 ところが水中にはダスユが潜んでいることに気が付き、ラチには悪いがダスユとの戦いを決意した。次の瞬間突然船がひっくり返った。ダスユたちが川から飛び出し、船を襲ったのだった。 ダスユはプルの味方 となった。 アレクサンドロスはダスユの裏切りに気が付く。 (というか裏切ったのはアレクサンドロスだった。遺体をわたさなかったのだから。) こうしてマケドニア軍の船が全滅した。 するとプルたちは湖畔へ戻り始めた。 アレクサンドロスは罠だと気が付くが、遅かった。 プルの日のついた矢が川めがけて飛んできた。 次の瞬間川は燃え上がった。 それから兵士たちも矢を放った...