オスマン帝国外伝あらすじ2あらすじ 1話と2話 エピソード25

サドゥカがスレイマン大帝の喉にナイフを突きつけるシーンから始まる。なぜ彼女はとてつもないことをしたのか?
一方イブラヒム・パシャ邸の1室ではヒュッレムの元恋人のレオとヒュッレムがただならぬ雰囲気で言葉を交わしている。

ロクムを差し出すヒュッレム、それをヒュッレムを愛するが故に食するレオ・・・次の瞬間彼は血を吐き倒れる。いまだ情を感じてる元恋人を亡き者にしなければならなかった苦しみをこらえながら嗚咽するヒュッレム。
シーンは再びスレイマン大帝とサドゥカ。彼が柔道の1本背負いのような技で、背後の彼女を投げ飛ばし、見事捕らえ、スレイマン大帝の危機は去る。彼女は細長い部屋に閉じこめられる。当然スレイマン大帝は誰が何のためにしたかを追求する。イブラヒムパシャの紹介だったとわかる。しかし寝耳に水のイブラヒムパシャは動揺し、サドゥカのいる部屋へ・・・
そこで彼女を厳しく問いつめる。扉の外にはじっと耳を澄ますスレイマン大帝が・・・実は彼女はハンガリーのスパイでスレイマン大帝を暗殺するためにイスタンブルにハンガリー国から送り込まれたのだった。
ことの次第をより明らかにするためイブラヒムパシャは実質ハレムに彼女を連れてきた彼の部下のマトラークチュを呼び、問題の手紙をなぜ彼女に渡したかを解明する。
結婚と言う良い知らせを受けると思っていたマトラークチュはびっくりした様子で、「それは彼女のおじからの手紙だ」と思っていたことを伝える。
ここではじめて真相を知った彼は困惑しする。イブラヒムパシャから彼への処分は厳しく、方法は問わぬがマトラークチュ自らの手で彼女の命を奪うようにと告げる。
マトラークチュはサドゥカのところへ・・・サドゥカは助けを希う。マトラークチュはいとおしそうに彼女を優しく見つめ、
「おまえを助ける」という。礼を言う彼女。
二人はその晩、小舟のある海岸へとむかう。いぶかしげにサドゥカが
「なぜここへきたか」と尋ねると
「アントニオの船が沖で待っている」と伝え安心させるマトラークチュ。二人は小舟に乗り沖へ向かう。マトラークチュが着るようにとなにやらガウンのような布をさしだす。マトラークチュの意図が分かった彼女はそれを着はじめ、すっぽり布の中へはいってしまったが、それはガウンではなく布ぶくろだった。布を紐で縛り、抱き抱え海に落とすマトラークチュ。ああなんとあわれなことだろう・・・
ヒュッレムも、レオ、マトラ‐クチュも・・・
スレイマン大帝はヒュッレムを慰めるために馬をプレゼントする。驚くヒュッレムに 「気にいらないか」と聞くと「とても気に入った」と答え名前をアシュクにする。(この場面をトルコ語で話そうでまねしてみました。)
 

あらすじ2話

壮大なbgmと共にスレイマン大帝が登場し、はじめに「神の御名において会議を始める。」と述べる。
つづいて会議に参加した人々へ、ハンガリー王国のラヨシュ2世が和平を受け入れなかったためエディルネから西へ進撃し、ヨーロッパにオスマン帝国の旗を立てることを固く決意したこと、直ぐに出陣するので準備するようにスレイマン大帝は伝える。そして大宰相がこのことをジュムア(金曜日)のフトバ(説教)で帝国の国民だけでなく、全世界に宣言することをつけ加える。

 いざヨーロッパへ・・・ 5ヶ月後の1526年5月、フィリベ近郊のオスマン帝国の陣営では、絨毯のしかれた戦場ではあまりみかけない豪華なテントで作戦をねるイブラヒムパシャの姿がみえた。彼はマトラークチュを呼ぶように、部下に伝える。愛する人を死に追いやり空虚な心を抱えたマトラークチュが現れるや否や、馬の飲み水がたまったプールに彼の頭をつっこむ。何度かそれ繰り返しながら、ここが戦場であり、彼女の死を忘れて立ち直るようにイブラヒムは訴える。マトラークチュの心にイブラヒムパシャの必死の訴える声がとどいたようだった。マトラークチュは愛する女性を殺めた罪悪感に打ち勝ち、ついに平静を取り戻した。

それからブダの王がスレイマン大帝の進撃の様子を部下から知らされる。

一方、エディルネの宮殿では、イフタールの準備に忙しいギュル・アーたちの姿が・・・ そしてスレイマン大帝が食卓につこうとすると立ち上がる家族の人々。
 断食が解かれ、食事を始めると、ヒュッレムがスレイマン大帝に戦争で離れ離れになることが悲しいことを話す。スレイマン大帝は
「あなたがたができることは 、我々の行く道が開かれるのようにいのることだけだ。」という。
次々と豪華な食事がはこばれるなか、ギュル・アーはヒュッレムの好物をさしだす。するとヒュッレムはほほえむ。次々と運ばれる豪華な食事だったが、断食に付き物の甘いものが運ばれ、ふたを開けるとヒュッレムは真っ青になり、
「二度と出さないように」と声を荒げる。
それはロクムだった。レオの死を思い出させるロクム・・・ヒュッレムは悲痛にあまり、 支えられながら、立ち去るヒュッレム。

ヒュッレムは苦しみに耐えながら、玉のような王子を産む。ギュルアーからの知らせをきいたスレイマン大帝は喜びのあまりギュルアーに褒美を与え、王子の元へ急ぐ。 王子を抱き彼はアザーンを唱え、「おまえの名は、バヤズィット」と赤ちゃんに囁きかける。

しばらくして、ギュルアーが「良いお乳がでるようおいしい飲み物を用意した」といい、ヒュッレムの心安らぐようなすてきな祈りの言葉を彼は王子にかける。ヒュッレムはほほえむ。

場面はローマ法王にスレイマン大帝の強力さを報告するカトリック教徒へ。真実を伝える彼に怒りを露わにするローマ法王。それ程スレイマン大帝はローマ法王をはじめとしてヨーロッパ諸国の人々にとって脅威だった。

いよいよ出発だ。スレイマン大帝は長男のムスタファを陣営につれていく。ムスタファ王子は初陣できると思い喜ぶが、結局まだ先のことだと父に言われ、一人イブラヒムパシャの陣営まで山を越えて向かう。その途中、鳥の羽で作られた翼を身につけた一団にとりかこまれるが・・・

ムスタファ王子の姿が見えなくなった陣営では、みんなが皇子をさがしていた。 待ちきれなくなったスレイマン大帝が、自ら探しに出かようとしたとき、翼の一団が王子を連れてきた。

ローマ法王は何とかしてスレイマン大帝をくい止めようと、スレイマン大帝を殺す計画を立てる。 そうとは知らず、道を歩むスレイマン大帝一行! すぐそこに、弓矢鉄砲を持ったローマ法王の騎士たちが、待ち伏せしているのだが・・・

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